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桃赤集

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桃赤集

第3話 - 桃赤ハロウィン

9

2022年10月31日

#桃赤

#下手注意⚠️

#えち

#青黄

#橙紫

#stxxx

るぁ @ていふじょー

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9

るぁ @ていふじょー

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あてんしょん！桃赤攻受地雷さん純粋さん逃げてね？ nmmn注意⚠️ 黄青、紫橙有活休メンバーでます。

それはある異国での物語。

つかいまわしもぶ

赤様、今日はハロウィンでございます。

つかいまわしもぶ

今年は赤様が担当のようですよ。

赤

そうだね。

つかいまわしもぶ

どちらへ向かわれますか？

赤

･･･どこにしようか。

その国では、ハロウィンの日になると魔族が1人人間を連れ去ってしまうという言い伝えがあり、

そのため人間の国ではハロウィンの日は外に出てはならない、と言われているのでした。

赤

今年は、この辺りがいいかな。

つかいまわしもぶ

承知しました。

つかいまわしもぶ

では準備を致します。

赤

うん。

人間をさらう魔族の目撃情報は、後を絶えませんが、さらわれて帰ってきたものは1人も居ないとのこと。

ですがその目撃情報も、年によって違うのです。

ある年は黄色の青年が、床屋の綺麗な青色の青年を、

ある年は紫の青年が、隣国から来ていた橙色の青年を、

連れ去って行ったのでした。

ですがその目撃情報は、急に空に現れ人を捕まえ、そのまま空に消えていってしまというもので、

連れされたものを見つけるには不十分な情報でした

黄

赤兄様、

赤

、、黄。

黄

今年はやっと赤兄様なのですね。

赤

そうだよ。

赤

去年は黄に任せちゃったしね。

黄

、、、目処はついているんですか？

赤

まぁ、多少は。

黄

、、、後で紫兄様が来ると思います、

黄

僕は、これで。

赤

うん、ありがとう。

黄

、、、気をつけて。

赤

うん。

今年人間の国に行くことを命じられた青年は、去年行き先が決まっておらず弟に行かせたのでした。

紫

赤、

赤

紫兄様。

紫

今年は行くんだね。

赤

今年、俺が行かなければ誰が行くんです、

紫

まぁ、そうだね。

紫

行く気になってくれてよかったよ。

赤

･･･出来れば行きたくないものですが。

紫

そうもいかないのだよ。

紫

王族に生まれてしまったらね。

紫

赤は去年黄に預けただろう？

紫

だから周りは赤に期待してると思うよ。

赤

いらない期待、

紫

ふふ、まぁ今年はしっかり見つけている様だからね。

赤

っ！

紫

頑張っておいで。

赤

･･･やはり紫兄様にはバレるのですね。

紫

これだけ見ていたら分かるものだよ。

紫

さぁ、そろそろ時間だ。

紫

気を付けて行ってくるんだよ。

赤

はい。

つかいまわしもぶ

･･･赤様、行きましょうか。

紫

ﾆｺ、行ってらっしゃい。

赤

行ってきます、、

🍃彡

赤

･･･風が強いな

つかいまわしもぶ

･･･毎年この日は風が強いものです。

赤

そっか、

つかいまわしもぶ

行きましょう、

赤

あぁ。

そうして、その青年は1人の青年のものとに向かうのでした。

ｸｽｸｽ

赤

ここだよね、

つかいまわしもぶ

はい。

つかいまわしもぶ

では、私は後ろで待機しておりますゆえ。

赤

うん。

🍃彡

強く風の吹いた瞬間、その天空には、赤い青年が現れたのでした。

ｺﾝｺﾝｺﾝ

赤

Trick or Treat.

赤

お菓子くれなきゃイタズラするぞ

当然反応なんてありません。

外に出てはならないのですから。

赤

･･･ふーん、イタズラしていいんだぁ

ｶﾞﾁｬ

赤

へ、

桃

･･･君が噂の魔族か？

赤

･･･

桃

･･･お菓子なら、ここにある。

桃

好きなだけどうぞ？

赤

･･･

赤

なぜでてきた？

桃

イタズラはされたくないからな。

桃

ちなみにだが、知ってたか？

桃

去年と一昨年に連れ去られた青色と橙色は俺の友達だ。

桃

お前のところに居るはずだろう？

赤

･･･兄様と弟の人か？

桃

おそらく。

赤

･･･お前は、俺が来ると知っていたのか？

桃

いや？でもお菓子をねだりに来ることは知っていた。

赤

人間の国にはお菓子を貰う文化は無いのにか？

桃

そりゃ、黄色いヤツが来た時見てたからな。

赤

はぁ、だめだな。

赤

帰ろう。

飛んでいこうとする

桃

おいおい、

ぐいっ

赤

わっ、

桃

お菓子貰い逃げとは、いい度胸してんじゃねえか。

赤

は、？

桃

知ってたか？お前の兄も弟も、お前と同じことをしてるんだぜ？

赤

え、、？

桃

Trick or Treat.

桃

あ、俺のあげたお菓子の返品はだめだぜ？

赤

え、あの、

桃

･･･ｸｽｸｽ

桃

ないんだろ？

桃

お前の兄も弟もそうだった。

桃

3兄弟、誰も気づかないとはな。

桃

てことで、イタズラしていいってことだよな？

赤

え、と、

桃

いいだろ？

赤

･･･グイッ

桃

おわ、

🍃彡

風が吹いて当たりを見渡すと、そこにはもう2人の姿はなく

桃色の彼の渡した飴玉と、小さなリップ音だけが残った。

桃

よくできてるね。

赤

･･･

桃

ｸｽｸｽ

静かに笑った桃色の青年の手には、白く綺麗な本がありました。

つかいまわしもぶ

赤様、桃様、お時間です。

赤

･･･今行く。

紫

あ、赤。ちゃんと見つけたんだね

赤

･･･紫兄様、俺も兄様と同じことしましたよ。

紫

･･･やっぱりね。黄も去年言ってきたよ。

赤

紫兄様は良いんですか？

紫

ふふ、反論したら痛い目見るの、分かってるからね。

赤

･･･

黄

赤兄様。

黄

同じこと、したんですってね。

赤

黄、どっから聞いてた？

黄

最初からです、ﾆｺ

赤

はぁ、

赤

他のふたりも出てきなよ。

赤

紫兄様と黄の人でしょ？

青

ふむ。初めて見たけど美形だね。

橙

うーん、紫には負けるかな。

紫

んなっ、///

黄

･･･

青

ｸｽｸｽ、黄くんが1番だよ？

赤

･･･

桃

何羨ましそうに見てんの

桃

俺にかわいいって言われたい？

赤

･･･

桃

･･･Trick or Treat.

桃

お菓子くれなきゃイタズラするぞ

赤

･･･イタズラしろよ。

桃

ふふ、

ﾁｭｯ

その日、新たな言い伝えができた。

それは、ハロウィンの日にお菓子を配ると素敵な恋ができると言うもの。

次の年のハロウィンでは、何が起こるのだろうか。

たっぷおつかれさま、

HAPPY HALLOWEEN,,