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書いてみたかった共依存です✍🏻⟡.· ハピエン信者だから下手かもだけど 読んでくださったら喜びます
桃赤/R-18無 共依存/お名前のみお借りしています
いつもより結構長いですが読んでいただけたら 嬉しいです(ToT)♡
俺はりいぬ。恥ずかしながら友達も少なく、 家族とも疎遠になって人とあまり話さないタイプ
生憎の雨で、憂鬱になりながらもバイトにいく理由がある。それはいつも俺に優しくしてくれるさとみ先輩がいるから
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彼に会うだけで、話せなくても元気が出る。 俺に優しくしてくれる、それだけで嬉しくて
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おれが仕事でミスしたときも、 彼はおれのことを1番に心配してくれて
それがかっこよくて、それでいて憧れだった。
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バイトの帰り道、偶然彼と一緒になって 駅まで歩くことに。
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嬉しさでいっぱいで、軽い返事で精一杯だったけど このときの俺は「必要とされた」って 嬉しい気持ちでいっぱいだった
そこから、毎日さとみ先輩と連絡を取るようになった。思っていたより向こうから連絡が来て
「おはよう」「おやすみ」 「今日は何してるの?」「どこ行くの?」 「今日もシフト一緒だよね?」
彼が俺のことを気にかけてくれて嬉しかった。 誰も気にしなかった俺の日常に、彼が入り込んでくれて。すごく幸せだった
数ヶ月後、俺達は付き合うことに。 デートもだんだん増えてきて
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彼が俺に指示してくれるたびに、間違った俺の選択が正しい方に戻されるような気がして安心した。
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その度に、彼は笑って喜んでくれる。 それだけでいい、彼の言う通り俺は さとみくんがいないとだめなんだから。
次第に、友達との約束をキャンセルするようになった。
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俺の頭の中には「さとみくん」しかいなかった。 友達より、彼といる時間のほうが大事だと思った
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俺が彼を優先する度に、 「友達より俺を選んでくれて嬉しい」 そう言って喜んでくれた。
彼は次第に俺のスマホをチェックするようになった
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俺のスマホの通知が鳴るたびに、彼は俺のスマホをチェックする。俺も何も隠さずスマホを見せる。
最初は「心配だから」と言っていた彼も 「りいぬは俺だけ見てればいい」と 言うようになった
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俺は何でも彼に相談するようになった。 相談するたびに助けてくれて、 結果的に上手くいく。
さとみくんは「俺がいないとだめだもんな」 それが口癖みたいに、俺が相談するたびにそう言う けど、その言葉が段々胸に刺さるようになった
「俺は一人じゃ何もできないんだ」 俺を肯定してくれていたさとみくん。なのに最近は 俺の無力さを強く思い知らせてるみたい
でも、彼から離れるなんて考えられない。 俺は彼の言葉の通り彼がいないと 何もできないんだから。
段々と、俺の日常は彼でいっぱいになった。 どこに行くにも彼と一緒。誰かとの電話も彼の隣で。メールも内容を彼に見せてから。
彼との同棲は勇気が必要だったけど、 「お前ひとりじゃだめなんだから」 その言葉で同棲を始めた。
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俺の少ない友達も、「最近変わったね」 そう言って少しずつ離れていった
けど、俺にはさとみくんがいるから大丈夫 そう自分に言い聞かせた
数ヶ月後。彼がシャワーを浴びている間に 彼のスマホの電話が鳴った。 チラッと目に入ると、知らない女の人の名前。
俺は信じられなくて、その場で固まっていると シャワーを浴びた彼が上がってきて、慌ててスマホを手に取る
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俺は怒りでいっぱいだった。 でも、彼のいつもの言葉を思い出して 「俺が足りなかったから」そう思った
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彼は泣いて俺を抱きしめる。 彼が初めて俺のことで泣いてくれた
俺は頭で考える前に、言葉が出る
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あれ..なんで怒ってないんだろう 心の中では怒ってるのに、言葉にできない
いつもさとみくんが口にする 「俺がいないとだめだもんな」 ...あぁそうだ、俺はさとみくんがいないとだめだ
離れるのが怖くて、 嫌われて突き放されるのが怖くて だから許したんだ
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さとみくんも俺がいないとだめ? 俺を必要としてくれてるんだ ...嬉しいな
あぁ、俺はもう 一生さとみくんから離れられないな
コメント
1件
だんだんと依存していく感じがわかりやすくてとっても好きです😿💖