○○
………
○○
エマ。おはよ。
エマ
……○○…
○○
ポンッ【肩に】
○○
【小声】
忘れろ。母さんに気付かれんぞ。
忘れろ。母さんに気付かれんぞ。
エマ
!!
エマ
うん…ニコッ
ノーマン
おはよ、エマ、○○。
○○
おはよ
エマ
おっはよ〜!!ニコッ
ノーマン
!!
ノーマン
(エマ…忘れてるのか…?)
ノーマン
…ニコッおはよう
○○
フッ馬鹿だな…
レイ
おはよ、○○
○○
おはよ、レイ
レイ
お前はまだ、反対か?
○○
…えぇ、レイもそうでしょ?
レイ
…まぁな
ママ
レイ、○○。こっち手伝って。
○○
…はい。
レイ
…あぁ。
遊ぶ時間(?)
エマ
あ、○○、レイ。
ノーマン
二人とも、来てくれたんだね。
○○
…計画立ててんだろ。計画内容を聞きに来ただけ。
エマ
フフッ素直じゃないな〜!!
○○
………
ノーマン
さ、計画立てるよ
ノーマン
この中で一人、『内通者』が居る。
エマ
えっ…??
ノーマン
小さい子達は明らかに違うんだ。
いつもママと居る。だけど2人っきりになった所を1人も見た事がない。ドン、ギルダもそうだ。
そして、この中の4人。一人『内通者』が居る。
いつもママと居る。だけど2人っきりになった所を1人も見た事がない。ドン、ギルダもそうだ。
そして、この中の4人。一人『内通者』が居る。
エマ
そんな…!!
○○
…私は違ぇよ。母さんもそんなに好きでもねぇ。昔から一人で居る。
エマ
確かに…そうだね…
レイ
俺も違う。ママと2人っきりになった記憶が無い。いつも本ばっかだ。
エマ
確かに…
エマ
え??
エマ
じゃあ…居ないんじゃない…?
ノーマン
僕が間違っていたのかな…?
ごめんね、ニコッ
ごめんね、ニコッ
○○
…あぁ。
ドン、ギルダにも話した。
遊ぶ時間
○○
………
ノーマン
内通者は……
レイ
…俺。ママのスパイです
エマ
(゜д゜)ポカーン……
ノーマン
【昨日分かった人】
エマ
お前かよ!!!
○○
…フッ
○○
私、昔から知ってた。
エマ
え、えええええええぇ!?
ノーマン
!!
ノーマン
それは初耳だよ…?レイ…?
レイ
……○○には隠し切れなかったから
昔打ち明けた。
昔打ち明けた。
エマ
え…?じゃあ…○○とレイもコニー達や今まで見送った人達が死ぬことを知ってた……ってこと…?
レイ
…………
○○
…まぁ、そうなるな。
エマ
【2人の手を握る】
○○
!
エマ
今まで辛かったよね…死ぬことを知ってて見送って…
○○
………
エマ
でもさ、補聴器が耳って知ったって事は…誰かを犠牲にしてその子の耳を切ったの…?
○○
!!
レイ
………
エマ
いや…ごめんね…!!疑ってる訳じゃないよ!!うん……
エマ
でも…そうだったら…
エマ
もう、二度としないで。
【低い声】
【低い声】
○○
……分かったよ。
レイ
…おう。
エマ
よし!!
ノーマン
(さすが…エマだな…)
崖をロープで登れることが分かった。 エマとノーマン、○○は そのロープを隠せ。
エマ
ハァッハァッ
ノーマン
ハァッッッ……
○○
………
エマ
……
ノーマン
チラッ
エマ
…【頷く】
あら、ここに居たのね。 どうしたの?
エマ
っ!?
ノーマン
!?
○○
………
ノーマン
なん…で…?
エマ
マ…マ…?
ママ
フフッほら、そのロープを渡しなさい。
エマ
ッッ…!
エマ
ノーマン!!!
ノーマン
【頷く】
エマとノーマンがロープを隠そうと走る。
ママ
……あら
ママ
どうしたの、○○
○○
ニヤッ
ママ
…フフッさすが私の子。
ゴキッッッ 【音が響き渡る】
エマ
!!
エマ
ピタッッ
ノーマン
○○……
エマ
嘘……
○○
ッッ……
ママ
痛いわね…でも声出さずに頑張ったわね。
レイ
○○!!!!
ギルダ
○○!!
ドン
おい……○○…?
○○
………
ママ
久しぶりのギューね……
さすが私の可愛い子だわ……
さすが私の可愛い子だわ……
ママ
…おめでとう、○○
○○
……等々…
ママ
…察しのいい子ね…
ママ
○○はいつも怪我しても一ヶ月後には治るわ…
ママ
2ヶ月後、○○の誕生日。
ママ
おめでとう、あなたの出荷が決まったわ。
エマ
えっ…??
ノーマン
!?
レイ
ッッ…
ギルダ
そんな…!!
ドン
嘘だろ…??
ママ
さ、お家へ帰りましょう。
そのロープは後でこっちに渡してね。
そのロープは後でこっちに渡してね。
ノーマン
………
エマ
そんな……
ママ〜○○どうしたの?
お怪我しちゃったの?
大丈夫??
ママ
えぇ、ちょっと怪我しちゃったのよ。また元気になるからね。
は〜〜い
レイ
……クソッッ!!