Twi○terのやりとりから！

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自室に1人、今は歌みたの録音を終えて聴き直している

何度も歌い直すがどうしてもしっくり来ない。あの時からずっと…気にすることじゃない…分かってる…なのに…

事の発端は俺の誕生日。俺のツイートにまろが引用リツイートをしたのた。けれどそれが問題だった

まろはたまにこういう一つ一つに凝っているところがある。ビジネス不仲と謳われている青組の相方こと-hotoke-の時にはいいいむの時間にツイート。ないふとしての相方、ないこには縦読みでないこすきとなるようにしてツイートしていた

けれど俺の時は何も無かった。別に気にすることじゃない。でも俺は彼女なのに何も無いのはなんか不安になる。めんどくさいやつやなって我ながら思うけど…ないこに好きって言うくせに俺にはなんもないんやって…負の感情が溢れる

ブンブンと頭を振って上着だけを持ち、家を出た

今は午後の20時。さすがに夜だから寒いけど1面真っ白な世界で心を奪われる。とりあえずいつも行く公園に行って頭を冷やそう

公園の中にだいぶ急な坂がある。距離も結構ある。帰る時は下り坂だからまだ楽だが上り坂はきつい…でも行くしかない…

えっさほいさと坂を登り終える。すると1面の白い絨毯。いつもは芝生が生えてるけど今は結構厚めの雪に埋まっている。もちろんこんな時間だから人は誰もいない。寒いから人が出てくる気配もない。だからこそ幼い頃の好奇心が蘇ったようで…

雪の上に仰向けに倒れ込む。ボスっと音がして体が雪に埋まる。空から降ってくる白い花びらが顔の上で溶けるのを感じる

いままろはいない。わかってる。でも…起こしてほしいなと思ってしまう。そんな願いは届かないのに…とりあえずこのままだと風邪を引くから起き上がる。あーあ上着やらズボンやら靴やらに雪が…自業自得やな

そう思って坂を下る。夜ご飯まだやったな…何食べよ…なんて呑気に考える

そう。俺は忘れていたのだ。この坂の怖さを

ある日子供が自転車に乗りながら好奇心でブレーキをかけずに降り、最後の方はブレーキをかけたがブレーキが壊れていたらしく坂の下にある木にぶつかり大怪我をした

そんな事故が多発していた。この坂は何故かブレーキが壊れるのだ。歯止めが効かなくなる。そして必ず坂の下にある木にぶつかる。まるで待ち構えてるように…その木も切ろうとしたがなかなか切れずに今も残っている

だからこの坂には気をつけろと街の人はよく言っていた

雪で足を滑らせ、そのまま転がって落ちていく。顔や手に傷が付く。なかなか止めれそうにない。痛みと状況が把握できない。すると今度は

坂の下にある木に勢いよくぶつかった。おかげで止まったが体が痛い…寒さのせいで痛みが余計きつい

体が動かない。さっき雪にぶつかったせいで木の上にあった雪が落ちてきて俺を覆いかぶす。意識が遠くなる

このまま死ぬんかな…そんなことを呑気に考えながら俺は意識を手放した

目を開けると白い天井。見覚えのないものが沢山あって動揺する。けどその中に一つだけ見覚えのあるのがいた

俺の手を握って下を向いている。すると俺が起きたことに気づいたのか顔をバッ！と上げて目を見開いている

心配かけたんだろうな…だいたいなんとなく思い出してきた。俺1人で出かけて…坂で滑ってそのまま頭打ったんやな…だから病院なんか…すると

するとかわいた音と同時に頬に痛みが走る。そしてそのままグイッとえりのあたりを掴まれる

掴んだまま下を向いて泣き出してしまった。叩かれたのは自業自得だと思う。でもその痛みよりもまろにこんな思いさせてしまったのだと思うとそっちの方が痛かった

すると今度はふわっとまろの香りがする。まろに抱きつかれていたのだ。今みるとまろはスーツ姿だ。着替えずに探してくれたんだろう…

自分のやったことに我に返ったのか真っ青になって今度はそっちのことで涙目なっている

だって…まろはこんなに愛してくれてる。ツイート1つがなんだ。それが愛情を示してるわけじゃない。そんなちっぽけなものよりももっと大きな愛を彼は示してくれてる。心配したからこそ彼は叩いた。それはDVじゃない

目を瞑って少し上をむく。俗に言うキス待ち顔をする。特に意味は無いけどなんだかまろのキスが欲しくなった

まろの唇と俺の唇が重なる。その時…

……………

えぇぇぇぇ！？！？！？！？

そうして3人はわちゃわちゃしている。ここ病院やで…すると最年少が心配したように頬に触る

そこでいむしょーと取っ組みあっていたまろがこっちを向く。まろには聞かれたくなかったな…

俺が籠もればまろが不安そうな顔をする。そんな顔されるような内容やないんやけど…正直言いたくないけどこれ以上心配かけたくない…

まろが大きなため息をつく。頭を抱えたまましゃがみこむ。呆れさせてしまっただろうか…嫌いになっただろうか…不安が込み上げてくる

ないこが焦って静止に入る。するともっと怒ったようにまろが声を上げる

すると急に目の前が見えなくなってその代わりにまろの匂いがする。まろにまた抱きしめられてるんだと理解した

ホンマに俺は馬鹿やな…こんな大切に思ってくれてる人に…