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あれから4ヶ月が経った
これだけ探したのに手掛かりの1つも見つからなかった 手掛かりになるとしたら私たちが別れた日の記憶だ
けどそれが思い出せないんだ、
雨栗
今日も探す、あの2人を.... ここの地域にいるはずなのに全く見つからない、....
どこかあの2人が行きそうな場所あるかな、?なんて考えて立ち止まる すると私の目の前に散った桜の花びらが通っていった
雨栗
そして私は考えるのを止めて周りを見てみた 周りには満開の桜の木がずーっと奥まで並んでいた これこそ花道っていうのだろう
そして私はふと思った
今までこめしょーとるざぴを探すのに必死で全然周りが見えていなかったけど今まで2人を思い出したのは周りの環境のお陰だったことを、、、
そして周りを良く見る 涼しい風が吹き、それにより散っていく桜の花びら....
雨栗
毎年この光景を見ているが今日はちょっと違った.... 散っていく桜の花びらが儚く見えたり希望があるように見えたりした
.......そうだ、 私はこの光景を見たことがある、 あの“3人で”
雨栗
思い出したんだ、あの別れの瞬間を
そう、これは3人が仲良くなってしばらくして 私とこめしょーが小学6年生、るざぴが小学4年生の頃
雨栗 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
そう、私この時この幸せは一生続くと思っていた
ルザク 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
そう、このときからなんとなく勘づいていたんだ、もう別れる日は近いんだ、ってね、
米将軍 幼.
米将軍 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
周りに咲く綺麗な桜とは裏腹に私たちは俯いて静かに泣いていた
そんな沈黙の中私だけが口を開いた
雨栗 幼.
米将軍 幼.
雨栗 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
雨栗 幼.
『誰にも切れないから!!』
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
雨栗 幼.
米将軍 幼.
ルザク 幼.
私たちは最後笑い合って約束....いや、賭けをしていたんだ そんな大切なことを忘れて6年くらい経っただろうか
1人も欠けずって言ったは良いものの6年間近く忘れていたからもしかしたらこめしょーとるざぴは先に会っているかもしれないな、なんて思った
雨栗
雨栗
こんなんで来るわけもない、 けど何故か2人を呼びたくなった、 2人に今会いたいと思った、
私は顔を下に向けさすがに来てくれないかな、なんて思った
???
聞き覚えのある声が聞こえた もしかしたら、と思いすぐに声がした方向に振り向く
振り向くと涼しい風に緑色に近い色の髪をなびかせた笑顔だけど涙目の君....
そう、こめしょーがいた
雨栗
米将軍
雨栗
米将軍
雨栗
まだるざぴが来ていないから安心するのは早い....そんなの分かってる、と思いながら止まらない涙を一生懸命拭いた
米将軍
ここで私がこめしょーと会えたのも奇跡だけどやっぱり私たちは3人いないといけないんだ、
奇跡に奇跡が重なることなど相当ない、....そんなこと知っているけれど
その奇跡を起こすのが私たち3人の絆なんだ、!!!
雨栗
そう言ってこめしょーと周りを見渡す
米将軍
雨栗
こめしょーに声を掛けられこめしょーの目線を辿る
そこには白い髪に一部の水色メッシュの髪をなびかせながら不安そうに周りを見ているスカイブルーの瞳の....
るざぴがいた
雨栗
私のそんな声に反応したのかくるっとこちらを向く そして立ち尽くしていた
そんなるざぴを迎えに行こうと私は走った こめしょーはいきなり走り出した私の後を追う形でついてきた
雨栗
???
ルザク
声にならないくらいの嬉しさだった 奇跡に奇跡を重ね私たちはまたこうして巡り会えたんだ
この嬉しさを声に出来なかったからその代わりるざぴに抱きついた
いきなりでびっくりしたのかるざぴは少ししてから抱き返してくれた そしてこめしょーも私とるざぴに抱きつく
みんなよかった、と呟きながら止まらない涙を流していた
ずっと変わらない状況に口を開く私
雨栗
米将軍
ルザク
2人共色々な気持ちを込めて返事をしてくれた
やっぱり私たちの絆は何よりも、誰よりもかたいんだ思ったのと同時にこんな出会いをさせてくれてありがとうという感謝の気持ちが出てきた
そして私はふと口に出した
雨栗
聞こえるか疑惑なくらい声は小さかったが2人はちゃんと聞いていたのか抱きついた手を離し3人全員手を繋ぎ輪をつくり2人は言う
米将軍
ルザク
ルザク
ルザク
2人からの言葉が嬉しくて握った手の力を強める もう離れないで、なんて言うように
でも私はもう不安なんてない
だって私たちの絆があれば離れてもきっと会える....いや、絶対だ
だってこの絆は誰にも切れないんだから!!!
私たちはどれだけ離れていてもそばにいるんだ、1人なんかじゃないんだ!
これが私たちの“絆”だ
あれからしばらくして私たちはシェアハウスをした 笑い合う毎日が幸せだ
さらにはみんなの意見でYouTubeなんかもやってみることにした
こうして今でも私とこめしょーとるざぴはずっとそばにいる
これからも私たちは助け合ったり笑い合ったり時には喧嘩をしたりするのだろう.....でも心配なんかない
なんでかって? それは.....もう言うまでもないけど
『私たちの絆は何があっても誰かに邪魔されても切れないから!!』
そんな私たちの絆の物語_。
君たちとの絆は_。 The end__