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レイ
ご飯食べようとしてるときに話しかけないで
ヒナリ
でも～！
今､ヒナリは頬を膨らませてこちらを見ているのだろう｡ ほとんど姿が見えないから本当にそうなのかわからないが｡
醤油をご飯にかけながらそんなことを考えていた
レイ
(本当に久しぶりだな｡)
レイ
(こんなに話すのが楽しかったのはいつぶりだろう…)
レイ
(未だに死んでしまったという事実が)
ヒナリ
―?
レイ
(信じられない)
ヒナリ
レイ!!
レイ
なっなに!?
レイ
急に大声出さないでよ
ヒナリ
醤油こぼれてるよ!!
いつの間にか茶碗から醤油が溢れ､机の上に大量に溢れていた
レイ
ちょっ!!早く言ってよ
ヒナリ
レイがぼーっとしてるからでしょ!!
レイ
ティッシュ､ティッシュ!!
レイ
はぁ､疲れた
ヒナリ
レイが悪いんでしょ
レイ
まぁ、
レイ
…
レイ
そんなことより
レイ
風呂にまでついてくんな
ヒナリ
女の子同士じゃん
ヒナリ
そんな気にすることじゃないない
レイ
いや､まぁ､そうだけどさ
レイ
恥いじゃん
ヒナリ
私は楽しいよ
レイ
キメェな
ヒナリ
急に辛辣になるじゃん
レイ
マジそれ私以外に言わない方がいいよ
ヒナリ
死んでるんだから話せる人レイしかいないよ
ヒナリ
私以外に言わない方がいいって
ヒナリ
もしかして妬いてる?
レイ
全然違う
レイ
通報されるからだろ
ヒナリ
ツンデレだなぁ
レイ
あ"ぁ"キモい
ヒナリ
んふ♪
何を笑っているんだ｡ 私からするとただの変態なのだが
レイ
(まぁいいか)
レイ
(めんどくさいし)
レイ
とりあえず静かにしてくんない
ヒナリ
わかった
ヒナリ
黙って見とくね
レイ
見るなよ変態
ヒナリ
えへへ(*^^*)
レイ
うーわ
私は､そう言いながら､シャワーのノズルをつかむ
レイ
(…)
レイ
(やっぱり現実離れしている)
レイ
(死んだ人間と話しているなんて)
レイ
(誰が聞いても信じられないだろう)
レイ
(私自身信じることができない)
レイ
(でも､私が今まで見ていた幻覚や悪夢とは)
レイ
(どこか違うような気がする)
レイ
(……)
レイ
(…そしてヒナリの目的は私を殺すこと)
レイ
(でもヒナリは私を強制的に殺すという訳では無い…)
レイ
(多分拒絶すれば､それは免れる事ができるだろう)
レイ
(…そうすればヒナリはどうなるんだ?)
レイ
(消えてしまってもう話せなくなってしまったら…)
レイ
(もしそうなれば私の幻覚､悪夢がもっと酷くなってしまうだろう)
レイ
(ずっと一緒にいたい)
レイ
(どうすれば正解なんだろう?)
レイ
(……)
レイ
(まず全ての発端は)
レイ
(私が言った"あの一言"が原因だろうな)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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