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ワタル

んーっ、もう朝か…

そう言って起き上がるワタル、時間は7時を指していた

ワタル

忘れ物はない、と

ワタル

おかーさーん!行ってきまーす!

親に挨拶を済ませて学校へ向かう、 そして、今日も1日が始まるのだ。

ケンジ

ヒャッハー!家から出て早々悪いが勝負してもらうぜぇ!

そう、異能力者達の1日が…

ケンジ

俺の能力ぅ!聞いて驚くな!
それは!手のひらからシャー芯を出すことのできる能力だぁぁ!!

ケンジはそう言い放ち、ワタルの顔めがけてシャー芯を突き刺そうと…

ワタル

あ、俺の能力は

ワタル

地面から石ころを出すことのできる能力だから

ケンジがこちらに走るところで石ころを出す。 見事につまづいたケンジは

ケンジ

うぉぉぉ!いてぇぇぇ!

ケンジ

仕方ねぇ!俺の負けだぁ!

そう言い放って走り去っていくのだった。

ワタル

全く、なんだったんだ…

ワタル

だが、そのおかげでもうノルマクリアだ、今日は一回で助かったな

カナ

本当だよ…歩いてたらいきなりケンジ君が襲いかかってくるんだもん…

この子はカナ、口からシャボン玉を出すことができる能力を持つ

カナ

でも、シャボン玉が目に入ったらしくて痛いって叫びながらどっか行っちゃったよ

ワタル

俺もだ、石で転ばせたら痛いって言ってどっか行ったな

カナ

でもまぁ、そんなこと言わないで勝利したことを喜ぼうよ

ワタル

そうだな、それにしてもよくもまぁこんな能力で戦えるよな…

2068年、高校生の男女に能力が与えられ、戦うことを命じられた。 あれから1ヶ月経つがなぜ戦わなければならないかは明らかではない

今分かっていることは、戦いにおいて勝利回数を満たせなかったものは能力を失う、ということと

与えられた能力が見事に使えないもの、ということだけだった…

無能力者達の日常

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