テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
それから数日。 水曜日の午後、カウンター席に1人の中年男性、奥のテーブルに女子大生が2人。
no.🌷
ドアの鈴の音で振り返った。 声が途切れる。
Yan.🍖
一瞬表情が固まる。 が、すぐに営業スマイルに切り替えた。
no.🌷
:ニッコォ
Yan.🍖
コップに水を注ぎながら平坦な声で答える
no.🌷
メニュを渡しながら、さりげなく観察する。
no.🌷
Yan.🍖
ブラックコーヒー?こんな青年顔が飲める?
Yan.🍖
……よまれた。
no.🌷
チリン… 入口の鈴がもう一度鳴る。 オレンジ髪の
Yan.🍖
顔を上げずにコーヒーを注いでいる。 耳だけがしっかりと彼女の足音を捉えていた。
et.🍫
Yan.🍖
no.🌷
こっちの席というのは、僕と1番距離が近い席。
et.🍫
no.🌷
:ふっと笑う
no.🌷
no.🌷
et.🍫
コーヒーが出来上がるまでの間、ゆあんとえとは高校時代の思い出話で盛り上がっていた。 「あの先生まだいるの?」「いるいる!ハゲ感増したわ笑」といった他愛もない会話が、 置いていかれてるようで...
no.🌷
えとさんにカップを差し出す。 指先がえとさんの手にかすった。
わざとじゃない____はず。
Yan.🍖
:ニヤリと笑う
no.🌷
Yan.🍖
et.🍫
:コーヒーを飲みながら
Yan.🍖
Yan.🍖
Yan.🍖
Yan.🍖
グラスを拭いていた手がピタリと止まる。
no.🌷
Yan.🍖
et.🍫
Yan.🍖
no.🌷
そんな混まないけど。 シフトの融通だって利く。 それでも断ったのは____
その空間に自分がいる理由がないからだ
et.🍫
Yan.🍖
布巾がぎちっと音を立てた。 握る力加減を間違えた
Yan.🍖
背を向けたまま。蛇口を捻る。 洗い物はもうないのに
Yan.🍖
息を吸って何事も無かったかのように振り返る。 そして微笑んだ
no.🌷
no.🌷
et.🍫
no.🌷
no.🌷
et.🍫
Yan.🍖
Yan.🍖
ゆあんはわらってるが、冗談で言ってるようには見えなかった
判断はえとさんに任せるか...
et.🍫
et.🍫
両手をふって否定する
et.🍫
no.🌷
その声は穏やかで、いつも通りで、何も変わらない。 ___けど、カウンターの下でエプロンの裾を掴む 指の関節が白くなっていることには。誰も気づかない
その夜ある行きつけのバーに立ち寄った。 昼間は紳士なカフェ店員。バーに行くなんて誰も思わない。
master
センター分けにベスト姿の落ち着いた雰囲気のmaster。
no.🌷
masterは何も聞かずにボトルに手を伸ばす。ただし、氷を入れる量だけは少し多めにした。
バースツールに座って、琥珀糖色の液体が満ちるのをぼんやり見つめる。 昼間の自分とはまるで別人のような。力の抜けた横顔
master
グラスを受け取って一口。
no.🌷
no.🌷
master
no.🌷
no.🌷
master
no.🌷
master
no.🌷
master
氷をカラカラと回す。 溶けるのを眺めながら
no.🌷
master
no.🌷
no.🌷
master
master
master
no.🌷
master
master
master
no.🌷
master
master
no.🌷
master
no.🌷
master
グラスを飲み干してふぅと息をつく
no.🌷
master
:にんまりと微笑んでボトルを持ち上げた
master
no.🌷
:同じものをなみなみと注ぐ
二杯目を半分ほど空けたところで、もう店内には僕とマスターしかいなかった。 ピアノがサックスに変わり、甘いフレーズが流れ始めた
master
:グラスの水滴を指でなぞる
no.🌷
master
no.🌷
no.🌷
master
no.🌷
master
no.🌷
no.🌷
master: コクと頷いて、ナッツの小皿をカウンターに滑らせた
#からぴち