ナムジュン
呼びかけても 体を揺さぶってみても 反応はない。
ナムジュン
でも息はあるみたいだ。
ナムジュン
熱はないみたいだけど 何かあったら怖いし。 てかなんでここで倒れてんの?
病院が終わって 家に帰ってきた。 もちろんホソガも一緒だ。
いまだ意識不明だけど 命に別状はないみたいだ。 よかった。
でもいくつか気になる事がある。 なんであんなところで倒れていたのか、 なんで身体中傷だらけなのか。 殴られたような痕もある。
ホソガは今までどこにいたんだ?
ホソクside
目をあけると 懐かしい天井と僕の大好きな人がいた。
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
…お腹すいてる?
…なんで僕がナムジュナの家にいるんだ⁇
だって 今日いつもみたいにボスとヤったあと そのあと、、、 そうだ、 機嫌の悪いボスに殴られたんだ。
そのまま気を失って、、、
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
起きてすぐに申し訳ないけど、
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ボスは僕がナムジュナと一緒にいるのをやめないと ナムジュナを殺すって言ってた。 だからナムジュナの家から出たのに…
はやく出なきゃ。 見つかったらナムジュナが、
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
なんだよ質問って、、 もう時間がないのに
ホソク
ナムジュン
僕がそう言うと ナムジュナは僕をベッドに押し倒した。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュナの眉がピクッと動いた。 あー、なんで1人暮らしって言わなかったんだろう。 僕のバカ。
ナムジュン
ホソク
誰と… ヤクザなんて言えないし、、
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
え? そんなつもりなかったのに、
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュンside
ホソク
ナムジュン
ホソク
そう自嘲気味に笑ったホソガの目には 涙が溜まっていた。
ナムジュン
ホソク
sexしてるときの僕を愛してるんだよ。
ホソク
そのときだけでも愛してくれてるなら
僕は満足だったのに、、
ナムジュン
ホソク
ナムジュナに会ってから、
そんなんじゃ満たされなくなってッ
ホソク
ナムジュナのこと思い出して、ッ
切なくて悲しくて、
ナムジュナに僕のこと愛してほしくて、…
ナムジュン
俺はそう言って 涙でぐしゃぐしゃになった ホソガを抱きしめた。
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソガはでたい?
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
僕、今までヤクザのところにいたんだよ。
小さいとき拾われて…
ホソク
だから家を出たのに、
ホソク
ナムジュン
手の届かない場所に行けばいいんだよ。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
そうだ、 俺のひいばあちゃんが昔住んでた 山奥の家に行こう。 そこなら見つかりにくいし、
気持ちいい空気と 綺麗な自然に囲まれて ホソガの心も癒されるだろう。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
わかんないや。
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ばあちゃんはもう何年も前に亡くなったから。
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
映画みたいに綺麗なんだ。
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
だんだんとホソガの声が小さくなっていった。 眠ったみたいだ。
俺の隣で 安心しきって眠っているホソガを見て嬉しくなった。
俺たちは幸せになれる気がした。