教室にチャイムが響く。
先生
え〜、これでHRを終わります。
先生
あ、日直。プリントを配っといてくれ。
そう残し、先生は教室を出ていった。
日直の女子生徒がプリントを配り始める。
眠い、そう思い机に突っ伏した。
桃
青さ〜ん、
桃
プリントですよ〜、
青
んん、っ
青
んー、、、
眠りにつく寸前に起こされた為、 少し不機嫌な声が出る。
桃
ちょ、寝ようとするなてw
大好きな人からこうやって 沢山声を掛けてくれるのは嬉しい。
迷惑かけちゃうのは嫌だけど、 少し困った様な素振りを見せる 彼ですらかっこいい。
桃
あ〜、後で渡してやるからw
桃
もういいや、好きなだけ寝ろw
青
ん、、、
桃
あ、黄。これ受け取れ
黄
はいはい、どーも
赤
ちょっと、態度 全然違くない?!w
その会話を最後に、 僕はの意識は落ちていった。
騒がしい。
前で誰かに呼ばれている様な気がする。 否、呼ばれている。
桃
青さ〜ん?!w
青
ふ ぇッ、、、?!
急に大声で叫ばれて変な声が出てしまう。
ばっ、と顔をあげるとそこには、
青
へぁ、、、っ////
彼の顔が目の前にあった。
僕が下から覗き込むようにして 目が合っている。
青
あ、ぇ、、、///
桃
ふはっw
桃
ほら、さっきのプリント、
青
ぇ、あ、うん、、、//
心臓の音がうるさい。
今までこんなにドキドキしたことが あっただろうか。
桃
どしたん?顔真っ赤だけど、、、
ずい、と彼の顔が近づく。
お互いの額はもう既に触れていた。
青
、、、、、、、、、、、、
青
〜〜〜っ?!?!/////
桃
熱は無いか、、、
あっさりと額が離れていく。
離れたい訳では無いが、 ドキドキするから辞めて欲しい。
複雑な気持ちが自分の中で渦を巻く。
青
、、、、、、 /////
桃
、、、青、?
青
もう寝るもん、、、////
桃
え、まだ寝んの?!w
自分だけドキドキしてバカみたいだ。
でも、 こんな恋も悪くないかも、、、なんて。
そう思いながら眠りについた。
この後、桃くんと恥ずかしくて 顔合わせられないからずっと寝てたら 学校が終わったのは別の話。