教室にチャイムが響く。
先生
先生
そう残し、先生は教室を出ていった。
日直の女子生徒がプリントを配り始める。
眠い、そう思い机に突っ伏した。
桃
桃
青
青
眠りにつく寸前に起こされた為、 少し不機嫌な声が出る。
桃
大好きな人からこうやって 沢山声を掛けてくれるのは嬉しい。
迷惑かけちゃうのは嫌だけど、 少し困った様な素振りを見せる 彼ですらかっこいい。
桃
桃
青
桃
黄
赤
その会話を最後に、 僕はの意識は落ちていった。
騒がしい。
前で誰かに呼ばれている様な気がする。 否、呼ばれている。
桃
青
急に大声で叫ばれて変な声が出てしまう。
ばっ、と顔をあげるとそこには、
青
彼の顔が目の前にあった。
僕が下から覗き込むようにして 目が合っている。
青
桃
桃
青
心臓の音がうるさい。
今までこんなにドキドキしたことが あっただろうか。
桃
ずい、と彼の顔が近づく。
お互いの額はもう既に触れていた。
青
青
桃
あっさりと額が離れていく。
離れたい訳では無いが、 ドキドキするから辞めて欲しい。
複雑な気持ちが自分の中で渦を巻く。
青
桃
青
桃
自分だけドキドキしてバカみたいだ。
でも、 こんな恋も悪くないかも、、、なんて。
そう思いながら眠りについた。
この後、桃くんと恥ずかしくて 顔合わせられないからずっと寝てたら 学校が終わったのは別の話。
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