愛華
_____
真弓
___
愛華
____
愛華
____
真弓
____!
真弓
待っ……!
真弓
………って…(ガバッ
真弓
……あ…
真弓
夢か…
真弓
……
真弓
(にしては…リアルだったな…)
コンコン
愛華
真弓?大丈夫…?
真弓
あ…愛華…
愛華はこの2日間、 泊まってもらっている
何故かと言うと…
愛華
ご…ごめん…
愛華
私のお願い聞いてもらって…
真弓
いいよ
真弓
私もあのお母さんと愛華が2人きりとか不安だし…
妹の方が修学旅行で家に居ないらしい
さすがにあの親のもとには返せない
愛華
………ありがとね
真弓
じゃ、ちゃんと寝るんだよ〜
愛華
うん…おやすみ
真弓
はーいおやすみ〜
バタンッ
真弓
………
真弓
どうせ見てたんでしょ
真弓
管理人
管理人
あれ、バレてたの?
真弓
わざとらしい…
管理人
まぁまぁ
管理人
それより進捗は?
真弓
……良くない
真弓
申し訳ないけど、私じゃ進行を遅らせられるだけ
管理人
まぁ、だよね
真弓
………今は何月?
管理人
12月の始め
真弓
もう12ヶ月経ったんだ
真弓
この世界の刻は早いね
管理人
まあね
管理人
真弓のいた世界の1日は、こっちの世界の3週間ぐらいかな
真弓
通りで早いわけだ
管理人
あともうひとつ聞くことが…
真弓
能力?
管理人
そう
真弓
だいぶ本人は抑えてるね
管理人
3段階あるでしょ?
真弓
2段階をメインで使ってる
管理人
3段階目は?
真弓
見たことない
真弓
だから情報はないよ
管理人
………そう
管理人
3段階目を知りたかったのになぁ…
真弓
……何となく分かるでしょ
真弓
あの子は3段階目を使うつもりは無い
真弓
それに上限解放も出来ない
真弓
貴方が思うほどの才能はない
管理人
………
管理人
本当にそうかな?
真弓
………
管理人
彼女はやり方を覚えればできる
管理人
それに上限解放は意識してやる物じゃない
管理人
誰もが使えて、使えないもの
真弓
………
管理人
彼女はもっと、憎悪を利用して貰わないと…
真弓
怪異の憎悪でできるの?
管理人
なにを言ってるの?
管理人
形は変われど怪異は元々人
管理人
憎悪だって沢山持ってる
管理人
そして彼女はもう時期手に入れる
真弓
………え
管理人
…彼女が最強になるか、耐えきれなくなるか………
管理人
楽しみだね?
真弓
………理解できない
真弓
どうしてあの子にこだわる?
真弓
どうしてあの子を縛り付ける?
管理人
能力の才能があると思ったから
管理人
そして私は縛り付けてない
管理人
……運命は変えられない
管理人
それだけ
管理人
マリオネットは操られるだけの運命
真弓
今すぐその考えを改めなさい
真弓
いい方向へ行かないのが目に見えてわかる
真弓
運命とか言う前に行動させないとわからないじゃない
管理人
…縛られて居ない異世界の協力者
管理人
あなたに与えられた仕事は彼女を見守り、私に情報を与えること
管理人
私に意見を出すことではない
真弓
………で…でも…!
ガチャ
愛華
真弓…?
愛華
誰と話してたの…?
真弓
え?
辺りを見渡したが、既にもう 管理人はいなかった
真弓
(……逃げられた…)
愛華
誰でもいいけど、夜中だからね?
真弓
あ…うん…
バタンッ
真弓
……はぁ
真弓
ダメダメだ…
カサッ
真弓
………!
彼女は恐らく24日に決断する。 あなたも決断しなさいね 管理人
真弓
………(グシャ
私は手に持った紙をグシャとにぎった
真弓
(……あと少し…)
真弓
(私にやれることは一つだけ…)
真弓
最後までそばにいることだ…
愛華
………(カッカッカッカッシャッ
愛華
……もう終わりにしないと
愛華
もう…これしか…
愛華
書き残すの…嫌だけど…
愛華
……せめて優華達に……
to be continued…