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亡くなった兵隊さんと子供たち

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亡くなった兵隊さんと子供たち

第1話 - 亡くなった兵隊さんと子供たち

1,700

2018年04月02日

#ホラー

みーちゃん

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みーちゃん

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僕は、時々この日の事を思い出す

それは、こうだ

青木は、海の風景をとりたいとでていった。

数分後.....

青木が帰ってきたでも青木の顔色が悪いぼくは、どうしたのだときいてみる

伸納

青木どうしたの？
顔色が悪いよ？

青木

うん、ちょっと

伸納

ちょっと、どうしたの？

青木

岩場にでて、カメラをかまえていたら、僕の後ろから、いきなり、声がしたんだ。

？？？？

こら、さがれ、海に落ちるぞ

青木

って。
それで、後ろを振り向いたら誰もいないんだ。

すると、伸納の母が言った

伸納の母

それは、青木くん、命びろいをしたね。マブイが助けてくれたのよ。

青木

え、マブイ？

伸納の母

そうよ、この島では、マブイといって、死んだ人の魂の事を言うの。
まあ、一杯飲んで気持ちを楽にして。

伸納の母

いい、この島では、戦争で死んだ人たちの、霊魂がいっぱいあるの。
でも、こわがることはないよ。

伸納の母

青木くんは、ソーカミトーンといってね、死者の言葉がわかる、霊感の強い人なんだよ。

青木

え、ぼくが、死者の言葉がわかる.......そうか、マブイに感謝、感謝。

伸納の母

青木くんその気持ちが大切よ。

青木は、帰ったら写真を現像してみて、びっくりした。このしゃしんを、伸納の母に送った。すると、こんな手紙が届いた。

伸納の母

お手紙ありがとう。
もらった写真を見てわたしは、泣きました。
私の同級生が、3人も、うつっていたの。
みんな、日本兵の弾運びをしていて、死にました。
まだ13さいでした。生きていれば、私と同じ30さいでした。写真は、まつらせていただくわ。

ぼくは、この手紙をみて、ドキリとした。写真に、うつっていた子供たちが、僕と同じ13さいだったからだ。