コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そこにいてくれるだけで幸せで
そこにいてくれるだけで緊張した
あなたはわからない様子だったけどね
眉目秀麗
頭脳明晰
沈毅雄武
剛毅果断
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
もう、ずっと一緒にいるのに
ずっと一緒に暮らしているのに
これがお前の護衛だよ、と与えられて何年も経つのに
未だにその存在に慣れない
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
それだけで、よかった...
私は、学校に行ってない
仕事もしていない
だから、いくらでも寝坊できるはずなに
どうしても朝は決まった時間に目が覚めてしまうのだ
シオン
シオン
リナリア
シオン
シオン
もう朝食を用意してくれていたらしい
というより、私の起床とほぼぴったりなタイミングで完成させていたらしい
相変わらず隙のない完璧超人だ
完璧ではないただの人である私は、ブラウス・カーディガン・スカート
といういつもの格好に着替えてダイニングに向かうと
シオンがてきぱきと朝食を並べてくれた
リナリア
シオン
リナリア
シオン
シオン
シオン
あっさりと答えて、シオンは向かいの椅子に腰かける
彼の背後の棚に置かれていた紙袋には、美味しいデニッシュを通販しているパン屋のロゴが印字されていた
彼はポットからマグカップに紅茶を注ぎ、さらにミルクを注意深く注いでいく
自分は紅茶なんて飲まないのに、私の好きな茶葉とミルクの分量まで把握して
最近食欲が落ちているからって、わざわざ私が好きなデニッシュを取り寄せて
“ぎゅっ”と胸が締め付けられる、そんな音がした
その大小さまざまな言動、そのひとつひとつが私の胸を圧迫して
食事を通らないようにさせているということに、彼はまったく気づきはしないのだ
だから私はデニッシュにかぶりついて咀嚼をしながら自分に言い聞かせる
リナリア
リナリア
リナリア
リナリア
シオン
シオン
リナリア
シオン
少し首をかしげてこちらをのぞき込むシオン
澄んだ瞳に吸い込まれそうだ
リナリア
私は表情を隠すためにうつむいて朝食を取り続けた
昔は無邪気に彼と遊んでいたのに
いつから私はこうなってしまったんだろう
100いいね👍いったら続き書きます