コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
愛されたかった
誰か、私を愛して。
誰か、誰か。
これは、
私が愛を知り
誰かを愛し、誰かに愛されるまでの物語
ピピピッピピピッ
目覚まし時計が鳴る
❄️
朝は嫌いだ
家には誰もいない
❄️
バシャバシャ
❄️
腫れ上がった顔を見る
❄️
❄️
❄️
冷蔵庫を見る
❄️
❄️
学校の支度を終え家を出る
❄️
靴箱を開ける
❄️
上靴がない
近くのゴミ箱の中にでも入っているのだろう
ガサガサ
❄️
もう慣れたことだ
今更悲しむことでもない
付いていたゴミを払う
上靴を履き教室に向かった
遥花
真奈
唯
真奈
❄️
真奈
遥花
唯
❄️
真奈
3人の前を通りすぎる
ドカッ
何かが足に引っかかり転んでしまった
真奈
真奈
唯
キーンコーンカーンコーン
何も考えないで。
無視すれば、無視すれば
辛くない。苦しくない。
全部、
我慢我慢我慢我慢我慢我慢
そうしたら辛くない
昼休み
真奈
❄️
遥花
唯
❄️
ビシャアアアアア
冷たい水がかかる
❄️
真奈
唯
遥花
❄️
真奈
唯
さらに水がかかる
❄️
遥花
パァン!!
遥花の右手が頬に当たる
痛くない。苦しくない。
我慢、我慢。
❄️
唯
遥花
ドカッドカッ
3人の足が背中にあたる。
お腹にあたる。
もう、、、辛い。
地獄のような学校が終わり家に帰ってきた
家にいても地獄なことに変わりは無い
❄️
❄️
母
返事は無い。
いつもの事だ
学校でのこと、話してもいいだろうか
話したら、楽になれるかな
❄️
❄️
母
❄️
母
母
母
❄️
母
母
母
ドカッ
お母さんの蹴りがお腹に入る
❄️
母
母
❄️
母
母
母
母
母
母
母
母
母
母
産むんじゃなかった!!!
❄️
❄️
どうすればいいのだろう
もうこのまましんでしまおうか
❄️は行くあてもなく夜の街をさまよった
❄️
❄️
❄️
視界が滲む
今まで堪えてきた涙が溢れ出す
ああ、❄️こんなに我慢してきたんだ
❄️、
生まれて来なければよかった
❄️
?
❄️
?
❄️
どうしよう。
人がいるのに涙が止まらない
?
?
❄️
?
?
?
❄️
...怪しい
ついて行っていいのだろうか
?
?
❄️
結局言われるがままその人について行くことになった
?
?
?
?
?
?
誰だろう
?
?
?
?
❄️
?
?
はーい
?
女の人が出てくる
?
?
?
?
?
?
?
?
❄️
?
❄️
?
🦖
⚡️
🍪
❄️
シェアハウスでもしているのだろうか
❄️
⚡️
❄️
つまり計11人だ
🍪
🦖
🍪
❄️
🦖
❄️
🦖
この人たちはここまで親切にしてくれた
信用してもいいのかな
助けを求めてもいいのかな
❄️
❄️はこれまでのこと、今までされたこと
自分の気持ちを全て話してしまった
いつの間にか、❄️は泣きながら。
3人は❄️の話を静かに聞いてくれた
話終わると🍪さんは❄️を静かに、包み込むようにして抱きしめた
🦖
⚡️
🍪
🍪
❄️
🦖
🦖
❄️
🦖
🦖
❄️
❄️
🦖
⚡️
⚡️
🍪
❄️
🦖
いいんだろうか、
🍪
🍪
🍪
❄️
🍪
じゃあ、じゃあ。
❄️
⚡️
🦖
それから、
❄️とこの人たちとの
愛の物語が始まる