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海色ダイアリー非現実的？！結亜四季編

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海色ダイアリー非現実的？！結亜四季編

第2話 - 結亜の幼児化中編

29

2024年02月15日

#海色ダイアリー

#結亜四季

Momone0728

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こんにちは、主です。今回は続きです。

結亜

楽しんでくださいね！

絢香

ちょっとちょっとー！大丈夫なの？結亜。

加恋

私も私もー！モデル出来そう？？

結亜

まあ、お話の中だから、

結亜

それではー！

5つ子全員

どうぞー！！

4時半頃

一星

たっだいまー！

二葉

結亜？！大丈夫か？！

五河

何があったの？！

四季

結亜ちゃん！

みんなは結亜の部屋に行くも本人が見当たらない。

五河

？？？結亜ちゃん？

一星

おーい？

三月

てか、部屋服だらけだな。

一星

暑くて脱いだのか？

二葉

バカ！そんなわけないだろう。

三月

いやいや、十分有り得るって。

結亜の声

みんなー！私は１階にいるよー！

一星

あ！結亜、1階にいるって！

二葉

すぐ行く！

四季

結亜ちゃん。体どう？

結亜の声

ちょ！みんな待って！！

三月

どうしたんだよ。

結亜の声

みんな！一旦ストップ！！！

五つ子はあまりにも大きな声を出す結亜に驚きみんなは立ち止まった。

五河

ゆ、結亜ちゃん？

結亜の声

あの！今この状態で聞いてほしいの。

三月

なんでだよ。

結亜の声

びっくりするから！

一星

大丈夫だって〜

結亜の声

うわ！ちょっと待ってー！来ないでー！

四季

い、一星兄さん、一旦止まろう？

五河

結亜ちゃん困ってるから！一旦聞こう。

二葉

どうしたんだ？結亜。

結亜の声

あの、本当に驚ろかないでほしいの。

三月

だから、なんだよ。

結亜の声

わ、わたし。私！幼児化して4、5歳の姿になってるの！

5つ子全員

、、、

三月

はあ？

一星

なんだそれー！

五河

あはは！結亜ちゃん！面白い〜！

二葉

びっくりしたじゃないか。

結亜の声

いやいや！本当だって！

四季

ゆ、結亜ちゃん。一旦、出てきて？

結亜(4歳)

(ううう。なんだか抵抗があるけど！)

結亜は意を決してひょこっと5人の前に現れた。

5つ子全員

えええええ！！！！！

結亜(4歳)

だから！だから言ったんじゃん！

三月

いやいや！そんなん漫画しかも見たことない。

一星

マジのやつかー！

二葉

う、、、(かわいい)

五河

わあ！結亜ちゃん！かわいい〜！

四季

小さくなってる。なんで？(かわいすぎて直視できていない。)

結亜(4歳)

それが、分からないの。元に戻りたいよおー。

思わず泣きそうになる結亜を慰める。

一星

大丈夫だ！

三月

ああ、戻るさ。

二葉

必ず戻る方法を見つけるからな！

五河

安心してね！みんないるよ！

四季

大丈夫。結亜ちゃんはひとりじゃないよ。

一星は結亜前で明るく振る舞う。

三月はしゃがんで微笑む。

二葉は、結亜と同じ目線にしてメガネのブリッチをクイッとあげる。

五河は結亜に抱きつく

四季はしゃがんで背中をポンポンする。

結亜(4歳)

(そうだ。こんなに力強い言葉なんてないんだ。自分が泣いてどうする！とりあえず、戻る方法を。)

そんなことを考えていると。

結亜(4歳)

う！

一星

結亜？！

三月

おい！

二葉

結亜？？！！

五河

結亜ちゃん！

四季

大丈夫？！結亜ちゃん？！

突然と頭を抑えて苦しそうにうずくまる。結亜

四季

結亜ちゃん！

突然と気を失ってしまった。

とりあえずソファに寝かせた結亜を見下ろす四季

四季

どうしたんだろう。

五河

まさか、このまま目を覚まさないんじゃ？

一星

縁起でもないこと言うな！ダメだダメだ！結亜は大丈夫！だーいじょうぶ！

三月

でも、何が原因か分からないしな。

二葉

クソ、打つ手なしか。

結亜(4歳)

ううん？ママ？

四季

結亜ちゃん？！

むくりと起きると結亜は大きな瞳さらに広げで5人を見た。

結亜(4歳)

あれ？

二葉

結亜！無事か？！

五河

良かったあ。

三月

痛いところはないか？

一星

飯食いたかったら言えな！

四季

結亜ちゃん。また倒れたんだよ？

結亜の頭をよしよしする四季を見る。

結亜(4歳)

ん？お兄ちゃんたち。だあれ？

二葉

え？

結亜(4歳)

ママとパパ、どこ？

一星

結亜、もしかして。

結亜(4歳)

わあ！お兄ちゃん！同じだ！あはは！面白いねえ。

四季

うん。面白いね。僕たちのこと。知らない？

結亜(4歳)

うーん。わかんない！

一星

、、、まじかー。

二葉

僕達が、わからない、、、

三月

いや、ただ精神年齢も幼児化しただけだろう。

五河

どうしよう。

四季

とりあえず、おばさんに伝えよう。

結亜(4歳)

うわぁー！遊びたいよお！

一星

うわ！

三月

おい！あばれんな！

結亜(4歳)

うわぁーん。お兄ちゃん！おこったあー！

三月

！ご、ごめんって！

四季

よしよーし。大丈夫だよ。何して遊びたい？

結亜(4歳)

鬼ごっこ！

三月

切り替え早。

一星

子供って、だいたいそうだろ？

二葉

いや、お前も子供だから。

一星

いやお前もな？

五河

うん！じゃあ！外に出ていっぱい遊ぼう！

一星

シャー！盛り上がってきた！

三月

5歳の結亜と変わんねえじゃねえか。

二葉

正しく同感だ。

五河

もう！にーに、みつにー！喧嘩しないで！

二葉

ごめんなさい

三月

ごめん

四季

ほらほら！みんな、外に出るよ！

結亜(4歳)

おそとおそと！

5つ子全員

(かわいい、、、)

家の外

三月

じゃ、誰鬼する？

一星

1番足遅いやつがいいんじゃないか？(二葉を見つめる)

二葉

おい。なぜ僕を見る。

四季

結亜ちゃん？ここから、ここの線まではでちゃダメだよ？出たら、、

五河

こしょこしょの刑だよ！

結亜(4歳)

やや！

五河

(かわいい！)

四季

(、、、かわいい)

一星

よおーし！鬼は三月に決定した！

三月

いやいや勝手に決めんな。

一星

よぉい！ドン！逃げろー！

結亜(4歳)

わあ〜い！！

五河

逃げろ〜！

四季

つかまらないようにね！

二葉

ていうか結亜足早！

三月

手加減する必要なさそうだな。

一星

いやいや！そこは手加減しなよ！

五河

みつにー！僕もいっるよー！

三月

お？じゃあ、お前から行くか〜。

五河

うわわわ！

四季

あはは苦

二葉

はあ、何やってんだか。

一星

俺も行く！

二葉

こっちにも？！

結亜(4歳)

鬼さん！こわいー！

三月

いいのか〜。はい。捕まえた。

結亜(4歳)

あーあー！つかまっちゃった、、、

二葉

はあ、(情けなあ。)

三月

おい誰だ！ため息ついたやつは！

一星

そういやー、三月耳いいもんな。

五河

小さなため息も聞こえちゃんだね！すごい！僕にはわかんないや。

二葉

で、2人は逃げきれたのか？

一星

捕まった

五河

捕まった

四季

あ！結亜ちゃん！むくれないで〜

結亜(4歳)

ねえ、お兄ちゃんたち、お名前は？

四季

そうえば、自己紹介まだだったね。

一星

一星だ！

五河

五河だよ〜！

三月

三月。

二葉

二葉だ。

四季

四季だよ。よろしくね。

結亜(4歳)

うん！私はね！結亜！お友達になれて嬉しいな！

一星

ああ！おれもー！

五河

僕も僕も〜！

結亜(4歳)

あ！ねえ！私ね、友達が100人欲しいから、みんなのお友達もつれてきてえ！

四季

え？

五河

いいよ？

一星

当たり前だよな？

三月

ああ

二葉

明日、ね。

結亜(4歳)

うわあーい！！

ぴょんぴょん跳ねる結亜をかわいいと同時に思った五つ子であった。

夕食

加恋

はろろー！

一星

あ？！

二葉

加恋？！

三月

(また来た、、、)

五河

あー！加恋ちゃんだー！

四季

加恋ちゃん？！どうしてここに？

加恋

いやー、なんとなく結亜と一星に会いたく、

加恋

ってなんで！子供？！

結亜(4歳)

お姉ちゃん。だあれ？

加恋

うう〜！かわいい！

加恋

ねぇねぇ！これ、どう言う状況？！

三月

はあ、(説明めんどくさ。)

あれこれ話す五つ子

加恋

ええー？！

加恋

じゃあ、この子結亜？！

三月

そう言っているだろう。

一星

いやでもびっくりだよなー！

加恋

うんうん！ほんとそれよね💕︎

結亜(4歳)

ねぇねぇ。お姉ちゃん。だあれ？

加恋

ひゃー！！お姉ちゃん呼びの結亜レアじゃあん！

四季

、、自己紹介してあげなよ。

加恋

あー！ごーめんごめん！私加恋って言うのよ！

加恋

よろしくねえ〜。結亜ちゃん♥

結亜(4歳)

あはは！よろしくね！加恋お姉ちゃん。

加恋

え、みんな、、聞いた？私の事！お姉ちゃん呼び？！

三月

聞こえたが？

二葉

バッチリ聞こえたな。

加恋

可愛くない？！ねえ！可愛すぎない？？！！

三月

あー、よかったね。

二葉

おめでとうございますー。

一星

なあ！俺達も、兄ちゃん呼びしてくんねえか？！

五河

え！

二葉

いやいや！それを言うのが、一星でびっくりだわ。

三月

、、それなー。

四季

あはは、結亜ちゃん。無理しなくても、いいからね？

結亜(4歳)

わかったよ！四季お兄ちゃん。

四季

う、、(かわいい、、)

一星

ぶは！四季！顔真っ赤！

二葉

おい、触れるな。

三月

全く、デリカシー無いな。

五河

すっごく可愛い！！何だか妹ができたみたいだね！！

結亜(4歳)

わたしもね、お兄ちゃんが出来みたいで嬉しいなぁ。

加恋

ちょっとちょっと〜！え？結亜って、昔もこんなに可愛かったの？！

加恋

今すぐ電話しよ！

三月

だれに？

加恋

絢香に決まってるじゃない！

加恋

もしもし？絢香？今結亜がかわいいんだよ！！

絢香

『何を言っているかわかんないけど、基本的に結亜かわいいじゃない、あ！これ言ってたこと、絶対に結亜に言わないでね！』

加恋

あーはは！わかってるよ〜。でさ！早速結亜ん家これない？

絢香

『今、夕飯よ？ダメに決まって、って、どうして結亜の家にいるのよ。』

加恋

あー、それはね、近くでロケがあったから。だから、少しだけ寄ろうと、ってあーーー！！！

絢香

『う、、急に耳元で叫ばないでよ？！』

加恋

外にマネ置きっぱだった！やばい！怒られる！じゃあ！切るね！

絢香

『ええ、明日結亜の様子見に行くわ。』

加恋

通話終了

通話
00:56

加恋

じゃあ！みんなまた！あーあ！一緒にご飯食べたかったな〜！

結亜(4歳)

加恋お姉ちゃん、もうどっかいっちゃうの？

加恋

う〜！大丈夫よ！すぐ会えるからね！

結亜(4歳)

やくそく？

加恋

うん！約束！

指切りする二人。

加恋

それじゃ！『またね』！

結亜(4歳)

うん！ばいばいー！

二葉

ハー、慌ただしかった。

三月

加恋、マネージャー置いてくとか、やばいな。

一星

怒られないかな？

五河

きっと大丈夫だよ！マネージャーさん、優しいもん！

四季

ふふ。後で加恋ちゃんに聞いてみるね。

ガチャ

ママ

ただいま！ごめんなさい。遅れちゃった。ご飯作るね！

結亜(4歳)

ままー！

ママ

あら！結亜ちゃんの言っていたことは本当ね！
結亜ちゃん？

二葉

あー、それが、僕達が帰ってきた時に、また気絶しちゃって、精神年齢も幼児化しちゃったみたいで、、、

ママ

そうだったの。ごめんなさいね。大丈夫だった？

五河

うん！いい子だったし！すっごく可愛いよ！！

結亜(4歳)

あはは！五河お兄ちゃん！大好き〜！

五河

ほらあ！かわいい〜！

ママ

ふふ、結亜ちゃんは照れ隠しに相手の倍に褒めるのよ。
よかったね。結亜ちゃん。

結亜(4歳)

ねえ！パパは！パパはどこ？

急にシンと静かになったリビング。

ママ

パパは、、、今、出張で１ヶ月帰ってこないの。

結亜(4歳)

そうなの？おしごと？

ママ

、、、そうなの。

結亜(4歳)

それじゃあ、仕方がないね！私！お手伝いする！

一星

俺達も協力します！

二葉

結亜がいない分、任せてください。

ママ

ふふ。助かるわ。それじゃあ、まず、お皿を出してくれる？

結亜(4歳)

はあーい！ママ！

四季

僕は野菜を切りますね。

結亜(4歳)

わたしもきるぅ！

ママ

ダメよ。

結亜(4歳)

そぉんなぁー。

四季

大きくなったら、お野菜切ろうね。

結亜(4歳)

どうしても、ダメ？

四季

指を怪我してしまうよ。

結亜(4歳)

うう。はぁーい。

30分後

ママ

それじゃあ、頂きます。

結亜(4歳)

いただきまぁーす！

5つ子全員

いただきます！

どうやら今日はトマトスープみたいだ。

ママ

待って、結亜ちゃん。そのままだとこぼしちゃうしょ？

ナプキンを置くママ

結亜(4歳)

ありがとう！

ママ

ううん。いいえ。

五河

困ったことがあったら、何か言ってね！

四季

うん。僕達は結亜ちゃんの味方だから。

結亜(4歳)

えへへ！うれしいな！

ママ

そういえば、最近の記憶はどのぐらい？

結亜(4歳)

さいきん？いまのこと？

ママ

いいえ、例えば、昨日のこととか。

結亜(4歳)

う〜ん。あ！昨日！私の誕生日だった！

二葉

そうなのか？！

四季

小さい結亜ちゃんの昨日の記憶だから、本当か分からないよ。

結亜(4歳)

私！よんさいになったの！

5つ子全員

ええー！

一星

じゃあ！ほぼ3歳ってことか？！

三月

よくあんなに走れたな。

五河

というか、お皿運べてた、、、

四季

小さい頃から、やってるの？

結亜(4歳)

うん！私がやりたくてやってるんだあ

一星

めちゃくちゃ偉かった。

四季

ふふ。なんだか、結亜ちゃんの知らない一面を知れた気がするなあ。

結亜(4歳)

もしかして、わたしとなかよくしたいの？

三月

まあ、な。

五河

もちろん仲良くしたいよ！

結亜(4歳)

はは！そうなんだね！じゃあ！一緒に寝よ！

5つ子全員

、、、ん？

結亜(4歳)

お泊まり会！わたし、1回でもいいからやってみたかったんだあ。

二葉

ちょ、ちょっとまて結亜

結亜(4歳)

やったあ！夢がかなうんだね！！

五河

あー、どうする？

二葉

ま、まあ、結亜とはいえ、相手は5歳児だし、

三月

4歳な。

一星

そんなこと、どーだっていーー！
そういえば！初めてじゃね？！結亜と一緒に寝るの！

三月

バカか。

二葉

僕はもう何回も言うけど、一緒に寝ては行けない理由が分からないお前が怖いよ。

四季

ま、まあまあ。
目の前に結亜ちゃんいるし、、、

三月

おばさんはいいのか？

ママ

大丈夫だよ。なかなか無い事だし、平気よ。

二葉

、、、少しは、危機感を持ってもいいのでは、、、

一星

よーし！お泊まり会だあ！！

五河

楽しみー！

二葉

、、、

三月

、、そうだなー

四季

、、、

隣の家リビング

結亜(4歳)

おばあちゃん。ここに住んでなかったんだね！

二葉

、、ああ

三月

、、元々は、結亜のおばあちゃんの家だったのか？

結亜(4歳)

うん！

四季

もう遅いから、布団ひくよ？

結亜(4歳)

わたしもてつだうー！

一星

大丈夫だ！結亜はまってなよ！

結亜(4歳)

やりたいの！

二葉

頭が痛かったたのだろう。じっとしておいたほうがいいぞ。

結亜(4歳)

うー。わかったよ。二葉お兄ちゃんは優しいね。

二葉

う！あ、ありがとう。(、、、可愛すぎる。)

三月

、、、引き終わったぞ。

五河

ふかふかだよー！

一星

一緒に寝よーぜ！

二葉

、、純粋って、いいな。

三月

それは同感。

四季

(緊張するなあ。)

パチ！パチ！ッと電気を消す。

結亜(4歳)

おやすみー！明日いっぱいお話しよ！

三月

うわ、こいつ1秒で寝た。

結亜(4歳)

すうすう

三月

(よく見たら、クマ。すぐ体、壊れそう。)

四季

(まるで小さな人魚姫みたいだな。)

寝ている場所は、右から三月、結亜、四季、二葉、一星、五河だ。

四季

(ほんとにかわいい。)

四季はみんなにバレないよう小さな結亜の手を握る。

四季

(僕の気持ちには、気づかないだろうな。こんな鈍感だもの。)

四季はそっと結亜の手に音を立てず唇をつける。

四季

(こんなに独占欲が強いだなんて、知らなかった。)

一星

なあ。起きてるか？

四季はビクッとする。当然だが周りには兄弟がいる。

二葉

起きてる。

三月

寝てる。

五河

起きてるよ。

四季

僕もだよ。

一星

おれもー！てか、三月、寝てたら寝てるって言わなくね？

二葉

バカ！うるさい。結亜が起きるだろう。

五つ子は、その間結亜の元に戻ったらのことや、これからの事を話し合う。

五河

結亜ちゃん。かわいいねえ。

四季

、、うん。

一星

どうした？四季元気ないぞ？

四季

あー、うん。明日学校あるのに、こんなに起きてて大丈夫かなって、

一星

うわやっば！早く寝ないと！
おやすみー

五河

僕も眠くなってきちゃった。
ふふ。久しぶりにお兄ちゃんたちとベットの中で寝るの。久しぶりだな。またやりたいね。

二葉

ああ。またやろう。おやすみ。

三月

おやすみー。

みんなが寝静まり、寝息やいびきが聞こえ始めた時、ズズっと鼻水をすする音が聴こえた。

その音に反応する四季

四季

(？？もしかして、五河？)

五河を見るも泣いていない。

結亜(4歳)

パ、、、パ

小さくなった結亜が泣いていた。

四季

！結亜ちゃん。

四季は結亜の体に抱きつく。

四季

大丈夫。お父さんは帰ってくるよ。大丈夫。

四季は、優しい嘘をついて寝たのだった。

起きて

四季

ううん？

四季くん！起きて！

声が聞こえ意識が戻されていく。

四季

ううん？

なんだか、上に乗っかってる？一星兄さんか、五河がまたがっているのだろうか？と四季は思った。

起きて！四季くん！

四季

うう、

視界をクリアにする。そこにいたのは、

結亜(4歳)

四季くん。おはよう。

四季

？結亜ちゃん？

結亜(4歳)

うん。看病ありがとう。少し話したいけど、起きれる？

四季

あ、うん大丈夫。結亜ちゃんは、寂しくない？

そう言うと四季は結亜の体に抱きつく。

結亜(4歳)

え！うえ？！四季くん？

四季

、、、ん？

結亜(4歳)

あ、あの〜。

四季

あれ？お兄ちゃん呼びしないね？もっと可愛かったのに。

結亜(4歳)

四季くん！私！結亜だよ！13歳の！

そう言われて一気に目が冴えた。

四季

え？あー！ごめんなさい！
いきなり、抱きついて、、、

結亜(4歳)

ううん。嫌じゃないよ。それよりも

四季

結亜ちゃん。今は13歳だよね？本当に？

結亜(4歳)

あ、うん。そうだけど、なんだか、記憶が抜けてて、あの時、みんなに体が縮んだことを説明した時に、頭痛して、そこから、何故かこういう状況に、、、

その言葉で状況がわかった。と四季は思った。

四季

ええと、つまりで言うと、加恋ちゃんにあったのも、鬼ごっこしたのも、ご飯を食べたのも、分からない？

結亜(4歳)

え！いつの間にそんな状況に？？

結亜(4歳)

というか、加恋ちゃん来てたの？！

四季

うん。少しだけ。

結亜(4歳)

、、そうなんだ。

結亜(4歳)

あ！後、言って起きたいことがあって！

四季

うん？

結亜(4歳)

そのために、まずいつもの海のそばの堤防辺りにきて！

四季

え？あーうん。話って？

結亜(4歳)

わ、私も、状況掴めてないから、一旦！

四季

そ、そう？みんな起こす？

結亜(4歳)

あー、みんなもおこそうとしたんだけど、今だいたい5時半だから、起きなかったの。

四季

5時半？！そんなに大事なこと？

結亜(4歳)

うん！そうなの！だから、みんな起こしたかったんだけど、やっぱりみんな起こした方がいいのかな？

その言葉を聞いて、せっかく2人きりになれるのに、とまた独占欲が出てきてしまう。

四季

、、、ううん。いいよ。
僕がみんなに伝えるから。

結亜(4歳)

そう？

結亜(4歳)

それじゃあ！早速行こう！

よちよち

四季

(あはは。結亜ちゃんの歩き方、かわいいなあ。)

そんな結亜の後ろ姿を見て、独占欲が強い自分を憎く思っていたが、少しだけ軽くなった。

堤防の上

結亜(4歳)

早速だけど、私、あと3分で4歳の私に戻っちゃうの。

四季

え？

四季

どうしてそうなるってわかるの？

結亜(4歳)

夢を見たの。

四季

夢？

結亜(4歳)

うん。だから、手短に話すね。

結亜は気絶をしている間、夢を見ていた。

それは、こんな内容だった。

？？？

結亜ちゃーん。久しぶり。

結亜

あ、あなたは、私の夢の中にいた。

結亜

ねえ、なんで私を小さくしたの？

？？？

なんでって、結亜ちゃんが望んだんじゃない？

結亜

？？？

？？？

ふふ。それじゃあ、ここだけ記憶戻すね？

そうして結亜は頭の中で倒れた時の記憶を思い出した。

結亜

、、、そういえば、そんな話、したね。

？？？

でしょでしょ！

結亜

でも困るよ！私、モデルの仕事をしているんだもん！

？？？

大丈夫だよ。幼児化の期限はわかるはずだよね？

結亜

うぅぅー。確かに、2週間の間、何も無いけど、、、

？？？

そこは私が保証する。
でも、気にならない？
結亜ちゃんが好きって思っている人が、どんな風に驚くのか。

結亜

う、わかったよ。

？？？

あ、ちなみにだけど、5時から5時半間では今の精神年齢だけど、それ行こうは4歳だから。

結亜

え？？！！

結亜

体も戻して欲しいよー！

？？？

まあまあ、そういう決まりだから。
でも、結亜ちゃんのこと好きって言っている子の様子、見たくない？

結亜

うう。でもぉ。私の事好きって言っている人、1人しか思いつかないんだけどお、、、
しかも、本当かわからないし、、、

？？？

え？結亜ちゃんのこと好きって言っている人、結構いるけどねえ。
だいたいで10人。

結亜

嘘でしょお？？！！

？？？

嘘じゃないよ〜。

結亜

うう。そんなの聞いたら、周りを意識しちゃってモデルの仕事に集中出来なくなっちゃうよ！

？？？

大丈夫。この記憶は消すから。

結亜

と言うか、あなた何者なのお？！

？？？

ふふ。私の正体は言えないけど、名前はキラ。

結亜

キラ。いい名前だね。

キラ

じゃあ、また会おー。

結亜

あはは。うん。『また』

結亜(4歳)

まあ、そんな感じなんだ。

四季

、、、なるほどね。

四季

本来なら、信じられないことだけど、今も、非現実的な事が、起きているしね。信じざるおえないね。

結亜(4歳)

ありがとう。信じてくれて。

四季

、、それじゃあさ、この話、。一星兄さん達に報告しておくね。

結亜(4歳)

あ、そのこと、なんだけどさ。
このお話！秘密にしない？

四季

？
なんで？

結亜(4歳)

えーと、し、四季くんと秘密を共有したいな、って？

四季

、、、

結亜(4歳)

し、四季くん？

四季はガバっと結亜を抱き寄せる。

結亜(4歳)

え？！し、四季くん？

四季

、、もうちょっと、このまま。

結亜は四季の腕の中でチラッと今の話の中に伝えていないキラとの会話を思い出す。

キラとの会話。

キラ

あ、あとね。このお話は、最近結亜ちゃんがピンチの時に思い出す人物に言ってね。

結亜

え？なんで？

キラ

ふふ。なんでも。

キラ

あ！でも、この会話は言わないで。わたしと結亜ちゃんの秘密。

結亜

、、どの辺から？

キラ

結亜ちゃんがピンチの時あたりかな？

結亜

うーん。わかった。

そっと目を開けチラッと横を見ると、私の憧れの人。

と、結亜たび、少しづつ心配になってくる結亜。

結亜(4歳)

(、、どんどん、頭が痛くなってきた。)

そう、結亜はもうすぐ4歳の結亜に戻ってしまう。

結亜(4歳)

(改めて、四季くんは、不思議だなあ。)

結亜(4歳)

(四季くんの気持ちは、友達で、家族で、憧れで、それど、大切な人。)

結亜(4歳)

(家族だけど、なんとも言えない感情になるの。
一緒にいると、暖かくて、一緒にいたいと思う。けど、他の人と話していると、胸の奥がチクチクしてモヤモヤして嫌だと思ってしまう。
この気持ち、なんだろう？)

結亜(4歳)

(ああダメだ。もう、意識が遠のいで)

結亜は小さな体を四季に預けた。

3分後

四季

、、、結亜ちゃん？

結亜(4歳)

んえ、あれえ〜。四季お兄ちゃん？あ、おはよう、

四季

(、、そっか、3分後すぎたんだ。)

四季

うん。おはよう。お家、戻る？

結亜(4歳)

なんでここにいるんだろう？

四季

あはは、寝癖でここまで来ちゃったのかな？

結亜(4歳)

うー、そっかあ。
四季お兄ちゃんは、寝癖の悪い人、いや？

四季

ふふ。僕は誰でも大丈夫だよ。

結亜(4歳)

あはは。そっかあ〜。

四季は、少しだけ頬を赤らめている。

理由は、結亜を抱きしめたことだ。

四季

(あの時、衝動で抱きしめちゃったんだっけ？
もしかしたら、僕が結亜ちゃんを思う気持ちが結亜ちゃんも同じかもって期待しちゃったのかも。)

四季

(こんなこと、結亜ちゃんに言うのはとてもじゃないけど、言えないなあ。)

結亜(4歳)

わ！海だ海だー！

結亜(4歳)

海で水のかけあいごっこする？

四季

ううん。まず、お家に帰ってご飯を食べてからにしようね？

結亜(4歳)

みんなは？一星お兄ちゃんと、二葉お兄ちゃんと、三月お兄ちゃんと、あと！五河お兄ちゃん！

四季

すごいね。1日で5人も名前覚えられたなんて！

結亜(4歳)

加恋お姉ちゃんもおぼえてるよ！

四季

ふふ。そうだったね。

微笑ましている時間でも結亜は正真正銘の4歳 5時半から起きるには、辛いだろう。

結亜(4歳)

、、四季お兄ちゃん。眠くなっちゃった。

四季

うん。寝ていいよ。

結亜(4歳)

でも、ママのお手伝いしないと。

四季

大丈夫。おやすみ。結亜ちゃん。

再び抱き抱えた四季抱っこして起こさないよう持ち上げた時。

結亜(4歳)

し、、き、お兄、ちゃん

四季

ん？なあに？

結亜(4歳)

すうすぅ

四季

あれ？寝言？

結亜が寝言を言ったと理解した時には、四季の顔は耳間で真っ赤だった。

みんながそろそろ学校から帰ってくる時間。

一星

たっだいまー！

二葉

ただいま戻りました。

三月

、、ただいま。

五河

ただいまぁー！結亜ちゃーん！

四季

ただいまです。

結亜(4歳)

やったあー！みんなあ！おかえりー！

そういうと5人に抱きつく結亜。

五河

あっははー！

一星

そんなことしても、逃げねーって！

二葉

ただいま、結亜。

三月

小さいのに、我慢できたな。

四季

偉いよ。それじゃあ、何して遊ぶ？

結亜(4歳)

私！あそばないよ！

一星

は？

三月

なんで？

結亜(4歳)

他にも、やることあるんでしょう？

結亜(4歳)

私！みんなのお手伝いをする！

二葉

気持ちは嬉しいが、結亜はいいのか？

一星

そうだぜ？！昨日みたいに、遊ばないのか？

結亜(4歳)

昨日は楽しかったよ！でも、やっぱり迷惑はかけたくないの。

結亜(4歳)

それよりも、わたしはおてつだいがしたいんだ！
私は他の誰かが笑ってるくれたら、幸せなの！

一星

、、めちゃくちゃいい子すぎて感動で涙でてきた。

五河

、、、すごいやあ。

三月

俺には出来ねーもん。
自分でいっぱいいっぱいなのに。

二葉

ますます尊敬できるな。

四季

結亜ちゃんは、今も昔も変わらないんだね。今の結亜ちゃんも言いそうだね。

一星

それなあ！四季！

五河

僕も僕も！実は、いつも今の結亜もそう言いそうだなとか、思ってた！

二葉

僕も同感だ。

三月

やっぱり、俺達兄弟なんだな。

一星

だな！

五河

だね！

結亜(4歳)

、、お兄ちゃん？

一星

あー！なんでもないぞ！

そんな会話をしていた時、

と、加恋からLINEが来た。

加恋

絢香のことだけど、

加恋

今そっちにた向かってるって！

一星

なんで？！

加恋

絢香は結亜の友達なのよ？

加恋

友達として気になるに決まってるからじゃない。

一星

そうかもだけどさー。

一星

結亜のこと知らないんだろう？

加恋

うーん。多分？

一星

多分？！

加恋

まあ、とりあえず、絢香はすぐに結亜ん家来るから！ロケあるから、バイバイ！

お邪魔しまーす。

ガチャッと扉が開く。

絢香

結亜ー？お見舞いよー？

絢香

学校休むことなかなかないから、心配して、って誰この子？

二葉

あー、

五河

説明、するね！

再びあれこれ話す五つ子

絢香

えええー？！

頼

じゃあ、こいつ結亜か。

二葉

あ！お前！

頼

お前とはなんだ！ハー、相変わらず、二葉は生意気だなー。

三月

、、絢香ならわかるけど、なぜ頼先輩が？

頼

別に？かわいい後輩が学校に来ないから、お見舞いだけど？

頼

それにしても、相変わらず、かーわいーなー。

二葉

おい！！結亜の頬をつんつんするなー！

結亜(4歳)

はれえ？お兄ちゃんたちのお友達ぃ？

結亜(4歳)

こんにちはあ！私ね、結亜なんだ！4歳になったばかりなの！

絢香

、、、加恋の言っていたかわいいは、こういうことだったのね。

結亜(4歳)

お姉ちゃん、お名前は？

絢香

私は絢香よ。

結亜(4歳)

絢香！じゃあ、絢香お姉ちゃんだね！

絢香

あ、そうね。(かわいい、、)

結亜(4歳)

つんつんお兄ちゃんは？

頼

はっはっはー。俺は頼だ！

結亜(4歳)

そうなんだ！じゃあ、頼お兄ちゃんだね！

三月

まあそんな感じで自己紹介してったけど、

頼

人間が幼児化なんて、驚きだな。漫画でしか見たことない。

一星

まー、もうすぐ夕食だから、食べてくか？！

二葉

コンビニ寄ってくか？の勢いで誘うな！

ママ

大丈夫よ。食材色々あるから。加恋ちゃんも読んじゃう？

一星

いやいやー、さすがに加恋は

加恋

呼んだー？

一星

てか加恋？？！！

加恋

わあーい！いっせーい！やっと会えた♡

三月

てか、昨日もあったよな？

加恋

恋しいのよ？！

三月

あいっかわらず、一星バカにベタベタだな。

加恋

三月ー！！今日という今日は許さないわよ〜！

一星

お前！一瞬俺のこともディスったな？！

三月

なんの事だ？一星バーカ。

一星

成敗！

結亜(4歳)

わあーい！加恋お姉ちゃーん！
会いたかったよおーーー

加恋

あーりゃりゃ！かーわーいーー！

加恋

約束、守ったわよ！

結亜(4歳)

うん！一緒にごはん、食べれるの？

加恋

もっちろーん！

ママ

ふふ。絢香ちゃんは、どう？

絢香

はい、親に連絡した所、許可が出たので大丈夫です。
お兄ちゃんも大丈夫だって！

頼

ほお、それじゃあ、ご一緒してもいいですか？

ママ

ふふ。それでもまだ食材余るのよね。大丈夫よ。そのかわり、手伝いを、お願いいかしら？

頼

任せてください！

絢香

ええ。

加恋

わーたしも！

結亜(4歳)

はいはーい！わたしもてつだう〜！

ママ

ふふ。それじゃあよろしくお願いします。

5つ子全員

はあーい！

結亜(4歳)

はあーい！

主

皆様どうも主です。

主

遅れてすみません。

主

いかがでしょうか？

結亜

今度は後編です！また見てくれたら幸いです！

結亜

それから、私の幼児化だけではありません！

結亜

他にも、別のお話を作ろうかな？と思っています！

結亜

それでは〜？

5つ子全員

さようならー！