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うめ ゆ
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いいねとフォロー沢山ありがとうございます⤵︎ ︎ R18系の話がスランプ中でして抜け出すまでしばらく優しい恋愛ストーリーが多めになっております🥲
ストーリー個別のコメントにリク頂くのですが気づかない事もあるのでリクエスト募集の所に纏めてくれると助かります 随時募集してますのでルールに目を通しつつコメントお待ちしております◎
蝉の鳴き声だけが庭先に響き窓から差し込む茜色が部屋をゆっくりと染めていく
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久しぶりに実家へ帰ってきていた
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押し入れを漁っていると何やら高級そうな木箱が目に付いた 開けると中には丁寧に畳まれた一着の浴衣
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これは成人した時お祝いとして母上がくれた物。昔は身体が弱く袖を通す機会もなくこの家に置いたままだった
浴衣を持ち上げ、鏡の前まで歩く
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苦笑して畳み直そうとした時1件の通知が鳴った
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浴衣を見る スマホを見る また浴衣を見る
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鏡の前で苦戦すること二十分
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ー な〜う
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ー にぁう♡
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気付けば部屋はすっかり暗くなり始めていた
慌てて最後の形だけ整え鏡の前へ立つ 浴衣なんて何年ぶりだろう
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夜店の灯りが連なり人々の笑い声が夏の夜を賑わせていた
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人混みを縫うように歩きながら彼を探す
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街灯の下に見慣れた姿が目に入った 撮影終わりだからか髪もセットされており胸が高鳴る
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珍しく持ってきた手鏡でセットを確認する
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彼は何か言う訳でもなく、ただじっとこちらを見ている
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もう一度呼ぶが返事はない
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彼は先程と違い耳を赤くして下を向いていた
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それに釣られたのか恥ずかしくなったロウは顔を背けた けれどその口元は隠しきれないほど緩んでいる
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頬に手を添えると擦り寄ってくるのがまた愛らしい
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差し出された手に自分も重ね自然と恋人繋ぎになる この何気ない仕草がとてつもなく好き
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これからも毎年家族で見ようと約束したが 両親は村を守ろうとして命を落とした 次なんて来なかった
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いつの間にか家族を思い出す花火という存在にレッテルを貼っていたのかもしれない
それでも今俺の目に映る花火はとても
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\指きった!!/