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主
主
アトラクトライト
主
主
凛
冴
凛視点 凛の心情
冴視点 冴の心情
スタート
幼い凛
まだ青くて拙い
幼い凛
脆くて足りない
幼い凛
小さくて弱くて
幼い凛
凛
どうしようもない
凛
俺だ
幼い冴
知りたかったんだ
幼い凛
成功と失敗 マルとバツの
幼い冴
幼い凛
境界線を引くとしたらどこだろう
凛
それじゃあバツがマルになって
凛
失敗を乗り越えたとしたら
凛
それをなんと呼ぶんだい いつか名前をつけよう
幼い凛
冴
夢は叶わない
幼い凛
冴
願いは届かない
凛
だから歩くのを止めてしまうのか
凛
凛
凛
冴
凛
努力は報われない
冴
誰も認めてくれない
凛
凛
だから走るのを止めてしまうのか
凛
凛
止まってしまうのか
凛
凛
辞めてしまいたい理由なら 10も100も1000もあった
幼い冴
幼い凛
凛
でもその全てがちっぽけに見える一つがあった
凛
逃げ出すための言葉なら飽きるほど浮かんだ
凛
でもそれを零さないだけの輝きがあった
冴
知りたかったんだ明日と今日の
冴
大人と子供の境界線を引くとしたらどこだろう
凛
大人になったらあれに成りたいってみんな言うんだけれど
凛
じゃあ何にもなれないんだろうか今日の俺は
凛
凛
三年前 誰かが夕空に投げた言い訳は
凛
もう忘れた 必要のない言葉だ
凛
いつか口ずさむ歌にでもしよう
冴
道標なんてない 誰も教えてくれない
凛
凛
凛
だから足跡は交わったんだ
冴
出会えたんだ
冴
凛
壊してしまいたい夜なら10も100も1000もあった
凛
でもその全てを飛び越える羽を持っていたんだ
冴
あの日始まった物語はどこに向かうんだろうか
冴
明日からの俺に課す宿題が増えたみたいだ
幼い冴
幼い凛
凛
横一列でスタートを切ったあの日の俺らはもういない
冴
君の行く場所に 俺の行く場所に それぞれは必要ないから
冴
いくつもの挫折を超えて
冴
凛
いくつもの冬を超えて
凛
花が開くように
冴
青い宝石が輝くように
冴
だって見つけたんだ
凛
眩しくって仕方ないんだ
冴
その光の
正体は……
凛
冴
冴
辞めてしまいたい理由なら10も100も1000もあった
幼い凛
冴
冴
でもその全てがちっぽけに見えたのはどうして
冴
凛
あの日始まった物語で向かう先で俺ら
冴
見つけた光を照らし合わせて 答え合わせをしよう
凛
思い思い描くたった一つの
冴
冴
凛
青く光る一瞬の煌めきを
主
主
主
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