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ゆか
みーちゃん今日遊べる？
みなみ
ごめんね！今日遊べないの！
ゆか
そっか、分かった
次の日
ゆか
みーちゃん今日は、遊べる？
みなみ
ごめん！今日も遊べない！
ゆか
そっか！
次の日も、その次の日も⋯ 遊べない日は、10日間続いた。
ゆか
みーちゃん。
みなみ
何？
ゆか
何でいつも遊べないの？
ゆか
前は、よく遊んでたのに
みなみ
それは、
ゆか
私、前見たから！みーちゃんが友達と遊んでいるところ！
みなみ
え、何で
ゆか
あーあ
ゆか
もうみーちゃんと友達やめようかな？
ゆか
友達と遊ぶなら私も誘うか、ちゃんと言ってよ！
ゆか
もういい！
みなみ
ゆか！
みなみ
ちょっと待ってよ！
みなみ
違うのに…
ある日
ﾄﾞﾝ!
みなみ
ゆか？
みなみ
ゆか！
ゆか
⋯⋯
ゆかは、車にひかれた。
病院
先生
残念ながら、ゆかさんはもう…
お母さん
え、嘘（泣）
お父さん
ゆか……（泣）
みなみ
⋯⋯
お母さん
みなみちゃん、ゆかといつも一緒にいてくれてありがとう。
みなみ
はい……
お母さん
あ、ゆかね、みなみちゃんへ手紙書いたらしくて
お母さん
車にひかれる前、その手紙をみなみちゃんに届けようとしたらしいの｡
みなみ
え……その手紙見せてください。
お母さん
はい……
みーちゃんへ 私言いすぎた。 みーちゃんと一緒にいてくれてありがとう。そして、ごめんね。
みなみ
ゆか……（泣）
みなみは、心の中でいつまでもごめんねと言いながらゆかの手を握ったのだ。そしていつまでもゆかの事は、忘れなかった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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