青赤『あの笑顔をもう一度』

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青赤

※死ネタ注意※

『あの笑顔をもう一度』

昔は

いつもキラキラした顔で僕に話しかけてきて

あどけない笑顔で

沢山好きを伝えてくれた

………なのに

なんで今は

笑顔どころか、声も聞かせてくれないの？

僕は、顔に白い布がかかった莉犬くんを見る

彼女の体はピクリとも動かない

ただ、ベッドの上に寝かされているだけ

彼女の綺麗な細い腕に触れる

それも、前までのような暖かさはなかった

なんで、莉犬くんなの

変われるものなら、変わってあげたかった

ショックすぎて涙も出ない

車が体に当たった時、痛かったんだろうな

跳ね飛ばされて、周りが悲鳴を上げだした時は、まだ生きてたのかな

………その時、どんな気持ちだったのかな

考えれば考えるほど

気になることが沢山出てきて

僕はギュッと拳をにぎりしめる

震えた声で、息をしていない莉犬くんに話しかける

でも

いくら話しかけても、彼女が起きることなんてない

あの笑顔をもう一度見るなんて

叶いもしない願望だったんだ

プリ小説でも投稿したやつです

結構頑張って考えたやつだから

ハート欲しい（やめろ