マフラーはいつ返せるかなんてもう忘れていた
仕事の帰り、船に銀髪の男がいるのを見つけた
陸奥
陸奥
天パ男
陸奥
陸奥
天パ男
陸奥
天パ男
本当は悪影響なんかない
自分が辛いから
銀時のことを思い出すと胸が痛くなる
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陸奥
いままで知り合いが死んでも 悲しいとは思ったが涙は出なかった
陸奥
でも今回はずっと悲しかった
名前を何度...呼んでも...もう会えない
だから...もう呼ぶのはやめたんだ
呼んだら...余計に胸が痛くなるから
それからみんな死んでいった 江戸時代は終わった
母
陸奥
母
陸奥
母
陸奥
母
母
陸奥
一緒に飲みたかったからよ
陸奥
母
陸奥
大量の情報が頭を巡った
一緒に飲みに行ったこと
銀時にマフラーを巻いてもらったこと
銀時が死んだこと
陸奥
母
陸奥
母
母
陸奥
母
陸奥
母
陸奥
母
陸奥
母
陸奥
母
陸奥
陸奥は走って外へ出て隣県の駅へ向かった
陸奥
そこらじゅうを探しているといた
鈍く光る銀色の髪 しつこい天パがかかっていて あの時のようにマフラーを付けていた
陸奥
銀時
陸奥
銀時
陸奥
銀時
陸奥
手の先が冷えていく 風が寒い
銀時
銀時
陸奥
銀時
陸奥はいつものしかめっ面で銀時にそう言った しかしその顔は少し笑っていた
陸奥
銀時
陸奥
銀時
銀時
陸奥
銀時
銀時はニコニコと笑うと陸奥の頭を撫でた
陸奥は懐かしくてまた泣いてしまった
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