君が
僕が死ぬとしたら
きっと自殺だ
まぁ別に
事故でもいいんだけど笑
あぁでも
どうせなら
快晴の日がいいなぁ
なんて
何処か感情がつかめないような
そんなこと、いったから
だから
だから私の家には
ずっと
逆さまの
てるてる坊主が
いくつか
吊るしてあって
明日は
大雨になりますようにって
毎日
毎日
お願いした
のに
な、
小さな部屋を満たすのは
乱れずにリズムを刻む機械音
君の寝息
それから
湿気
私
私
私
私
窓を閉めていても 鼓膜を揺らす雨音が
唯一の希望で
私
私
私
だから
まだ
私
私
空白が痛くて
私
少し虚しくて
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
変に突っかかるキーワードが
少し鬱陶しい湿気と混ざって
余計に君を想わせて
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
思い出すだけで痛かった
さっきの空白なんかより ずっとずっと痛い
私
私
私
私
私
私
また、空白が流れていて
私は
その何も無い時間の中で
必死に考えてた
もう
言ってしまおうか
ねえ
私
私
私
私
私
私
私
点滴とか
ごちゃごちゃした機械とか
土砂降りの雨とか
私
私
私
私
私
私
ああ
言っちゃった
言ってしまった
今が1番
痛いかも、しれない
けど
もう
止まらなくて
気付いたら私は
てるてる坊主を
正しい向きに直していて
私
私
私