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ないこ
月楠〜！
月楠
お兄ちゃん！
ないこ
月楠は、ずっと俺の隣にいてくれるよね?
月楠
うんっ！ずっと一緒だよ！
ないこ
よかった…ﾆｺｯ ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
月楠
えへへ…///
この時はこんな幸せな日々がずっと続くと思ってた＿＿＿
ある日の"学校(?)"でこんな事を言われた
ﾓﾌﾞ
お前なんかが、ないこ様の妹なんて恥だわw
ﾓﾌﾞ
ないこ様が可哀想…
月楠
…そんな事、ないって、お兄ちゃんは言ってくれたもん
ﾓﾌﾞ
だって、お前の"せいで"、ないこ様、学校で
ハブられてるらしいよ?笑
月楠
……え、？
ﾓﾌﾞ
あ、これマジの話。
月楠
私の、せい、
ﾓﾌﾞ
そうそう、お前の
せいなんだよ
せいなんだよ
ﾓﾌﾞ
だから、死んで詫びたら、？w
月楠
…死、ぬ、？
ﾓﾌﾞ
うん！…手伝ってあげよ〜か、?ﾆｺｯ
月楠
……
ﾓﾌﾞ
…しね
ﾄﾞﾝｯ
月楠
……夢、か
いつも、私は、この夢を見る。
お兄ちゃんが、私の"せいで"虐められ、
自分の"せいで"自分が
死ぬ
どんどん死んでいく、私の"せいで"
昨日は、夢の中でお兄ちゃんが死んだ。
私の……"せいで"
いっその事、お兄ちゃんに迷惑かけないように
家を出ていくことにしよう。
そう決めた私は、荷造りをした
月楠
……出来た。
月楠
お手紙。
お兄ちゃんへ 探さないでください。
月楠
…これで、いいんだ。
月楠
これで。
その日は、土砂降りの"雨"だった
私の心を表しているかのように"大雨"だった＿＿
月楠
……そういえば行くところがない
野宿でもするか、
そう考えていると、変な路地裏に来てしまった
ﾊﾞﾝｯ
月楠
…え、？
ｯｯ…やばい声を出してしまった。
？？
あ、見られたか、
逃げなきゃ…私は、そう感じで、走った
だが、すぐ追いつかれてしまった
？？
お前、今の見てたよな、？
月楠
…見てないです
？？
嘘つくな
月楠
……見ました
あ、正直に言っちゃった。
？？
…お前さ、梵天に来いよ
月楠
…は、？
月楠
あの、あの梵天ですか、？
？？
ああ、
嫌って言ったら、殺してくれるかな？
一か八か、嫌だって言ってみよう。
月楠
い、嫌です
？？
…ﾊｧ
？？
そうか、なら、無理やり…連れていくまでだな。
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