奏
奏
奏
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僕は最悪なことを思い出し
💎
喋る気力さえなかった
ふと時計を見ると
夜中の3時45分
この先もう一度寝ても
同じような夢を見るような気がし
ある部屋に向かった
冷たい廊下をペタペタと歩き
”彼”の部屋へと向かう
彼の部屋の前に着くと
優しくコンコンとノックをし
部屋へ入った
🍣
案の定彼は気持ちよさそうに寝ている
僕はそっと彼の布団に入り
目を瞑った
カーテンの隙間から
太陽の光が差し込んでいる
隣にはいないが
まだ残っている彼の温もりと
リビングから匂うトーストの匂い
”あの時”とは違う
僕はベットからそっと降り
匂いのする方に向かった
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僕だけに向けてくれる笑顔
そう思うと嫌な夢なんて
どうでも良く感じた
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この時間には食卓に
沢山の料理が並んでいる
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どれも僕の好きな物
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💎
午前6時
💎
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”シンデレラ”
もう二度と同じ道は歩まない
💎
クラスメート
いつからだろうか
💎
クラスメート
友達が
クラスメート
クラスメート
”シンデレラ”
悪魔のように見えたのは
家族だって
母
母
”シンデレラ”
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💎
そんな事が頭をよぎった
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コンコン
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💎
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ハッとして時計を見ると
6時45分
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💎
ないちゃんは、大丈夫
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きっと
ないちゃんだけが僕の救いだから
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💎
目の前にはとっても大きなビル
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そう言われて早足で
ないちゃんに僕はついて行った
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すごく真剣な彼の横顔は
とても綺麗だった
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そう赤髪の男の子が言った
🐱
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反射的に言い返してしまった、
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🐤
🐤
ほとけっち?
🐱
感じ悪!
絶対仲良くなんてなれない!
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急にないちゃんに名前を呼ばれ
振り向く僕
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💎
どうやら顔に出ていたらしい
🐱
💎
🐤
💎
🐤
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任務ってちょっとかっこいい、
🐰
🍣
🐰
🐤
急に呼び捨て、
絶対陽キャじゃん、
🐰
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🐰
ないちゃんと同じ思考だ!笑
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💎
ないちゃんが少し拗ねたような態度を取っていた
機嫌を損ねるような事しただろうか
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🐰
え?!ないちゃんが?
🐱
🐰
あぁ、意外と子供っぽいんだなぁー、
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そう言えばウソ婚の事バレちゃ行けないんだった!
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これでどうだ!
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🐱
🐰
よし!怪しまれてない!
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🐤
🐰
💎
🐱
💎
💎
開放感!
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僕の肩をないちゃんが
優しくただいた
💎
チュ♡
静かな部屋に1つの
甘いリップ音が鳴り響く
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そう言う彼の頬は少し赤くなっていた
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つられて赤くなる僕
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🍣
やっぱりバレていたみたいだ
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照れながらも返事をした
”シンデレラ”
💎
奏
♡500
コメント
3件
LINEきすぎて集中出来なかったけど神作ってことはわかった!