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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ライラ

今回、たけのこさん
《Twitter→@X72t8kqBMNeJONh》
に、イラストを3枚!頂きました〜💕

たけのこ

たけのこ

兄に浴衣を着せてもらったシーン。

たけのこ

たけのこ

成長したよ シーン。

たけのこ

たけのこ

兄だと思って話しかけたら、全く別人だった。そして、周りから、「泣かせた〜」と言われるみたいな感じのシーンです。

たけのこ

よろしくお願い致します!。

ライラ

これらを元にストーリー化やってみたいと思います!!(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク

ライラ

∠( ’ω’ )/𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠

ある秋の日。元気な女の子の赤ちゃんが生まれた。

赤ちゃんが寝ている病室。

冬馬(2歳)

おかあさん、ぼくがなまえつける!

お母さん

冬馬にとっては、初めての妹だもんね!いいわよ!(名前)つけてあげて。

冬馬は喜び、赤ちゃんの顔を覗きながら、

冬馬(2歳)

はじめまして、きみはフウカ!。ぼくは、トウマ、フウカのお兄ちゃんだよ!。

フウカは、兄の手をぎゅっと握り、笑顔を見せた。

4年後。楓佳は4歳になり幼稚園に通う、冬馬は6歳になり、小学1年生になった。

楓佳は、少し変わり者に育った。幼稚園では、いつも、怖いお化けの絵を地面や壁、紙、他人の私物などに沢山描いていた。そのせいで、仲間はずれにされることが多かった。

幼稚園のお友達

ねー、フウカちゃん!

親のお迎えを待ちながら、地面にお化けの絵を楽しそうに描く楓佳に話しかけてきた。

楓佳(妹)

ん?

幼稚園のお友達

明日の夏祭り、フウカちゃんは、来ないでね!!

楓佳(妹)

どうして?

幼稚園のお友達

いいから!来ないでね!!

楓佳(妹)

わっ...。わかった。

幼稚園には、お母さんが迎えに来て、家に帰ってきた。すると、しばらくしてお父さんと冬馬が帰ってくる。

お父さん

ただいま〜。楓佳!浴衣買ってきたぞ!

楓佳(妹)

フウちゃん、明日、行かない!!

お母さん

えっ?とっても楽しみにしてたじゃない?

楓佳(妹)

うん、フウちゃん。行かない!!

浴衣を見るまでは、楽しそうにおもちゃで遊び始めていたのに、パタンと辞め、顔を逸らし、蹲った。

冬馬が、楓佳の近くに行き、

冬馬(兄)

どうした?なんかあったか?

と、楓佳の顔を覗き込み、優しく語りかける。

楓佳(妹)

うん、フウちゃん、夏祭り。来ないでって言われた。だから行かない!

冬馬(兄)

誰だよ!そんなの言う奴!僕の可愛い楓佳に来るな?!

楓佳(妹)

フウちゃん。本当は、夏祭り、行きたい!

冬馬(兄)

じゃあ、行こ!僕も行くから!

楓佳(妹)

でも、フウちゃん... 行かない...。

少し、涙目をし、また、目と顔を逸らした。

冬馬(兄)

それなら、1度、浴衣を着てみてよ!

冬馬は、楓佳の手をとって、笑顔で言う。

楓佳(妹)

着ない!行かない!

冬馬(兄)

僕が、楓佳の浴衣姿をみたいのに?着てくれないの?!

楓佳(妹)

わかった!1度だけ!浴衣着るだけ!

冬馬(兄)

うん!(笑顔)

冬馬は、お父さんから、浴衣を貰い、楓佳に着せてあげた。

楓佳は、自分の浴衣姿を、鏡で見ながら言った。

楓佳(妹)

フウちゃん。かわいい〜!

冬馬(兄)

当たり前だろ!僕の可愛い楓佳なんだから!

楓佳(妹)

うん!ありがとう!

冬馬(兄)

明日、夏祭り、行かなくていいのか?それ(浴衣)着れないぞ?

楓佳(妹)

フウちゃん、行きたい!!でも...。

冬馬(兄)

大丈夫だ、楓佳!!僕がついてる!!

楓佳は、冬馬のその言葉に安心感を覚えると同時に、顔がポカポカ熱くなった。

幼稚園、夏祭り、当日。

幼稚園のお友達

楓佳ちゃん、来ないでって言ったのになんで来たの?

楓佳(妹)

フウちゃん、本当は、行きたかっ...

幼稚園のお友達

来ないでって。言ったじゃん!

冬馬(兄)

いつも、楓佳と仲良くしてくれてありがとう!今日は、僕と一緒にいるから、君たちとは、別行動するね。いいかな?

幼稚園のお友達

うん、わかった。いいよ!

冬馬(兄)

ありがとう!!

冬馬(兄)

楓佳!僕ら、2人で思う存分楽しもう!!

楓佳(妹)

うん!!!!

冬馬と楓佳は、ヨーヨー釣りをしたり、金魚すくい、スーパーボールすくい、コイン落とし、輪投げ、わたあめ、フランクフルト、焼きそばなど、沢山、2人で楽しんだ!。

そして、年長組の教室でバザーがやっていて、そこに立ち寄った。

冬馬(兄)

楓佳!ちょっと来て!

楓佳(妹)

はーい?

冬馬(兄)

この髪飾り!絶対似合うよ!!

冬馬は、楓佳のツインお団子ヘアの右側に、髪飾りをつけてあげた!

教室にあった、鏡を見て!

楓佳(妹)

フウちゃん。これ欲しい!!

冬馬(兄)

いいよ!お兄ちゃんが買ってあげる!!

楓佳は、嬉しそうに、クルクル鏡の前で回ったりして喜んだ!!心は、とてもドキドキと鼓動がうるさかった。

冬馬(兄)

僕のかわいい楓佳だから、めっちゃ似合ってるよ!!

楓佳(妹)

ありがとう!トウマ!!大好き!

冬馬(兄)

...。お兄ちゃんって呼んでよ〜

楓佳(妹)

イヤ。

冬馬(兄)

まぁ、いいけど!

この日は、2人にとって、とっても楽しい夏祭りとなった!。

そして、2年後。冬馬は、8歳になり、小3。楓佳は、6歳になり、小学校へ入学した。今日は、楓佳の入学式だった。その学校からの帰り道を、2人で歩いて帰っている途中だった。

楓佳は、唐突に言った。

楓佳(妹)

フウちゃん!大きくなったら、トウマと結婚する!!

冬馬(兄)

ほんと?それは嬉しいよ!でも、楓佳は他にいるんじゃないか〜?

楓佳(妹)

いない!フウちゃんは、トウマが誰よりも、宇宙1!大好きなの〜!!

冬馬(兄)

ありがとう!僕も!可愛い楓佳が世界1大好きだ!!

冬馬は、笑顔で、楓佳の頭に手をポンとのせた。それに、動揺してボーとしてしまう楓佳は、とても嬉しかった。テンションも上がった。

冬馬(兄)

でも、1度でいいから、お兄ちゃんって呼んでくれない??

楓佳(妹)

いや!

冬馬(兄)

なんでだよ〜?

楓佳(妹)

フウちゃんがお兄ちゃんって呼んだら、お兄ちゃんになっちゃうから〜。フウちゃんの!世界に1人のトウマなの〜。

冬馬(兄)

えーと。...。どういうこと?

楓佳(妹)

なーんにもなーい!

楓佳は、そう言い、青になった横断歩道を走りだした。

すると、とても早いスピードで信号無視をするつもりの車が突っ込んできた!!それにいち早く気づいた冬馬は、

冬馬(兄)

危ない!!楓佳!!!!

ギー!!ガラガラ ガッシャーン!!

ニュース速報

アナウンサー

速報です。
今日、午後1時頃、横断歩道を歩行中の小学生2人、冬馬くん小学3年生と、楓佳ちゃん小学1年生、が車にはねられました。2人は病院に搬送され、冬馬くんは、死亡が確認されました。楓佳ちゃんは、意識不明の重体となっています。

アナウンサー

詳しい、現場の情報を聞いてみましょう。

アナウンサー2

こちらの横断歩道で事件がありました。今は、警察が調査中のため、このように入れません。

アナウンサー2

ここは住宅街で、2人の学校の帰り道だったようです。2人をよく知る街の人によると、2人は、兄弟で、いきなりすごい音がしたから、見に来た、すると、冬馬くんが、楓佳ちゃんを守るようにして倒れていたと涙ながらに語ってくれました。現場からは、以上です。

アナウンサー

ありがとうございました!

アナウンサー

この事故を警察は、ひき逃げ事件として行方を追っています。

アナウンサー

次のニュースです...

そして、あの事件の犯人は捕まり、5年が経った、ある日。 生死をさまよい、5年間、目を覚まさなかった、楓佳が目を覚ました。楓佳は、体だけ、11歳になっていた。

先生

楓佳ちゃんが目を覚ましました!!

お母さん

楓佳!!

楓佳

お母さん?

お母さんは泣き出した。

お母さん

あなた、5年も寝てたのよ!

楓佳は、目を覚ますも、体が11歳でも、心が止まったままの6歳だった。

楓佳

トウマは?

その言葉に、お母さんは咄嗟に嘘をつく。

お母さん

あなたの寝ている間に遠くの国へ行ったの。
留学っていってね...。

と、泣きながら、嘘をつく。 それを、楓佳は信じた。

楓佳

留学?

お母さん

そう...。

お父さん

楓佳、これ、冬馬がくれた髪飾り、粉々になっちゃったからな、直しておいたぞ!

その髪飾りを見た途端、お父さんからすぐに取り上げ、大事そうに握り、なぜか楓佳は涙を流した。

数日は入院をした。リハビリを繰り返し、歩けるようになった頃、退院した。 その頃、楓佳は、13歳になっていた。

そして、目を覚ましてから4年後、15歳。心は6歳のままだが、楓佳は、しっかり学校にも通えるようになっていた。その帰り道。

突然、この横断歩道で事故にあったことを思い出した。

(ギー!!ガラガラ ガッシャーン!!)

楓佳

あ...あの時、フウちゃんを守ってくれて...。トウマは死んだ?

楓佳

でも、お母さんは、留学って...。

葛藤し始めた。

楓佳

そもそも、おかしいよね...。遠い国?留学?この4年、トウマと電話するとかそんなこともなかった!普通あるよね?

楓佳

トウマが生きてるって感覚がどこにもない!この世界には、いない感じがずっとする。

楓佳

フウちゃん、もう。わかってたよ!本当のこと。でも、お母さんは、留学って言うから...、見ないように、信じないようにしてた。

楓佳

フウちゃんの大好きなトウマは、どこ?!

楓佳

フウちゃんも、死ねば、トウマに会えるかな?...

楓佳

トウマ...。トウマ!!会いたい!会いたいよ...。

しゃがみこみ、泣いて涙を流しまくった。

そこへ、楓佳の耳だけに声がした。

神様

お兄さんに会いたい??

楓佳

誰?

神様

僕〜ゆう〜と〜♪神様だよ!

神様

お兄さんの魂に、会わせてあげる!

楓佳

魂に??

楓佳の前に、突然、大きな扉が出現した。

神様

お兄さんに会いたければ、覚悟をもって、その扉を潜っておいで!

楓佳の耳だけに聞こえる声は、扉を残して、聞こえなくなった。

楓佳

フウちゃんは...。

目の前の扉に少し怯える。

楓佳

フウちゃんは...、トウマに会いたい!!

不安など、たくさんの感情を持ちながら、覚悟を決め、冬馬に会うと強い意志だけは、しっかり持って、扉を開き入っていった。

扉の向こう側の世界

扉を潜ると、広がった世界は、洋風の大きな建物の中。そこには、1人の少年が椅子に座り、紙に描かれた絵を見ていた。

楓佳は、扉を潜り、光に慣れてきてすぐに、その少年に興味を示した。引き寄せられるように少年の傍に行く。

楓佳

(トウマ?、トウマ?!。)

楓佳

(髪型、優しい目、高い鼻!あの仕草!座り方!絶対にトウマだ!!)

楓佳

(フウちゃんの大好きなトウマだ!)

楓佳は、座っている少年を近くで観察し、兄、冬馬だと確信した。少年は、紙に意識が集中していて、楓佳に気づく気配がない!。

そんな少年に楓佳は、思わず声をかけた。

楓佳

トウマ!!

すると、少年は、紙を見ながら答える。

トウヤ

トウヤだ!間違えるな!!

それを聞き、楓佳は、涙を1滴、2滴流し、泣いてしまった。

その泣き声で、しっかり楓佳を見た!

トウヤ

えっ?!誰だ!お前!!

楓佳は、さらに泣いてしまった。その泣き声に、使用人や、親、妹が集まってきた。

アンリ (トウヤの妹)

お兄ちゃんがあの子泣かした〜

トウヤ

違うよ、アンリ!僕は泣かしてない!!

親 (トウヤの母)

まだ、小さいじゃない!なに泣かせてるの?冬夜!!

トウヤ

違う!僕は!泣かせてない!!

使用人が、楓佳に近づき、膝をおり、同じ姿勢になって言う。

使用人

大丈夫ですか?冬夜様がすいません。でも、本当はいい人なんですよ〜。

楓佳

(フウちゃん、小さい?...。フウちゃんは、15歳なはず、)

使用人

お名前は、言えますか?年齢は...、3歳くらいかな?

楓佳

(えっ?フウちゃん。3歳??)

疑問に思った楓佳は、泣きながら、自分の手や体を見た。すると、全てが小さかった。

フウカ

(フウちゃん、ちいさい!!)

親 (トウヤの母)

ほら、冬夜!!謝ってきなさい!!

トウヤ

なんで僕が!

アンリ (トウヤの妹)

お兄ちゃん、最低、最悪〜。

トウヤ

僕のかわいい妹!どこでそんな言葉を覚えた!?

フウカ

(はっ!トウマと同じ!!)←泣きながら。

アンリ (トウヤの妹)

最低!最悪!!

親 (トウヤの母)

冬夜!!!!

トウヤ

はい!

冬夜は、泣いてる、楓佳に近寄り、謝る。

トウヤ

悪かった。泣かせたこと謝る。何もしてないけど!

アンリも近寄ってきた。

アンリ (トウヤの妹)

最低で最悪の、お兄ちゃんがゴメンなさい!

トウヤ

おい!アンリ!僕のかわいい妹だろ?!そんな言葉使わないでくれ!!

アンリ (トウヤの妹)

お兄ちゃん!ちゃんと謝る!!

トウヤ

なんもしてないのに、謝る?

フウカ

ないちゃってごめん。(←泣きながら謝る)

冬夜は、いきなり、楓佳に顔を近づけた。

トウヤ

まて!お前、アンリに似てないか?!

トウヤ

髪を下ろしていたから、気づかなかった。アンリと双子なのか?そのくらい似ているぞ!

アンリ (トウヤの妹)

本当だー、不思議だね!

トウヤ

いい加減、泣きやめ、よ!

楓佳は、まだ、大粒の涙を流して泣いている。

すると、冬夜が、楓佳を持ち上げ、たかいたかいのような遊びをやりだした。すると、楓佳は笑顔になった。

トウヤ

やっと泣き止んだか。これをアンリが泣いた時には、毎回やってるんだ。

アンリ (トウヤの妹)

された覚えない!

親 (トウヤの母)

そんなこと、今、初めて!見たけど!!

トウヤ

えっ?!昔やってたって!!おかっしいな〜

フウカ

やってた!フウちゃんおぼえてる!!

トウヤ

はぁっ?!

使用人

君、フウちゃんっていうの?

フウカ

ちがう...。フウカ!

親 (トウヤの母)

そう〜、フウカちゃん!食事が出来てるわ。一緒に食べましょ〜。

冬夜のお母さんは、楓佳を抱き抱え、そのまま食事の用意が整った奥の部屋へ連れて行った。

使用人

そうですね、奥様!皆さんも食事にしましょう!行きますよ!アンリ様!

アンリ (トウヤの妹)

はーい!!

アンリ (トウヤの妹)

あっ!お兄ちゃん!私の絵、どうだった?

トウヤ

独特の絵というか、なんというか怖い迫力があってよかったよ!

アンリ (トウヤの妹)

独特?怖い迫力?🥺 お化けさん!可愛いじゃないの?!。

アンリ (トウヤの妹)

もう、お兄ちゃんなんて知らない!!
お兄ちゃん、食事抜き〜!!

トウヤ

えーー!そーんな〜ん!!

ライラ

最後まで、読んでいただきありがとうございました!🙇‍♀️💕

ライラ

いかがでしたか?

ライラ

イラストをストーリー化にしてみた✨でした!!😍

ライラ

感想や、おもろいと感じた方は、ぜひ!
♡(←タップ) お願いします!!🙇‍♀️💕

ライラ

今回、初の依頼主!
たけのこさんのフォローもよろしくお願い致します!!

たけのこ

Twitter→@X72t8kqBMNeJONh

ライラ

私も!やって欲しい!!🙋‍♀️🙋‍♀️と思われた方は、コメント or Twitter(@raira1015)のDMまで。お待ちしております!🙇‍♀️💕

ライラ

では、また。依頼が来たら会いましょうw

この作品はいかがでしたか?

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