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私は「姫華」(ひめか) 親から虐待を受けている
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
姫華
ﾋｯ!
姫華の母
早く出てきなさい！
姫華
嫌だ！
ｶﾞﾁｬ
姫華
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
姫華の母
学校行きなさい！
姫華の母
ﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯ
姫華
ｱｶﾞｯ!
姫華の母
ﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯ(みぞおち
姫華
ｶﾞﾊｯｯｯ(血を吐く
姫華の母
ﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯ
姫華
まっ、、、て
姫華
行く、、、から
姫華の母
それならいいわ
あまり顔は分からない
私は見る気が無かったから
顔を知ったって意味がない
姫華
このまま家出しよう
姫華
行ってきます
姫華の母
…………
姫華
ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀ
もっと早く走らんと！
姫華
ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀ(速める
姫華
もっともっともっと！
？？？
止まりぃや？
姫華
ﾋﾞｸｯ!!
姫華
誰や(振り返る
？？？
俺は
宮侑
宮侑言うてん
姫華
何か用ですか？
宮侑
いい人居たから
宮侑
呼び止めただけや
姫華
は、はぁ、、？
宮侑
着いてきて
ほしいんやけど
ほしいんやけど
姫華
分かり、、、ました
何分歩いたのだろうか
神社で止まった
姫華
神社？
宮侑
ここに俺の仲間が
おるんや
おるんや
宮侑
飛雄くん！黒尾くん！
研磨くん！
研磨くん！
ﾌﾞﾜｯ!
姫華
ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ
影山飛雄
なんすか
黒尾鉄郎
可愛い子ちゃんだ！♡
孤爪研磨
何？
孤爪研磨
今ゲームしてるから
呼んでほしく
ないんだけど
呼んでほしく
ないんだけど
宮侑
まぁまぁ、ええやん？
影山飛雄
この子はどうしたんすか
宮侑
今から説明するところや
宮侑
自己紹介しぃや
姫華
あ、はい
姫華
私は七瀬姫華と言います
姫華
家出して走ってたら
姫華
この人に
呼び止められました
呼び止められました
宮侑
この人言うなや！
姫華
じゃあ、何て？
宮侑
つむって呼んでや
姫華
つむ、
宮侑
俺は自己紹介したから、
宮侑
飛雄くん
影山飛雄
はいっす
影山飛雄
俺は影山飛雄っす
影山飛雄
よろしくっす
黒尾鉄郎
俺は黒尾鉄郎だ！
黒尾鉄郎
クロって呼べよな！
孤爪研磨
ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
黒尾鉄郎
おい！研磨！
黒尾鉄郎
自己紹介しろ！
孤爪研磨
はーい
孤爪研磨
孤爪研磨です
孤爪研磨
呼び方は何でも
宮侑
まずは傷だらけやし
宮侑
治療しよか
姫華
どうやって、、、
宮侑
今あの人呼ぶから待って
宮侑
北さ～ん？
北信介
何の用や？
宮侑
姫華の治療
してくれへん？
してくれへん？
北信介
まぁ、ええけど
ｽｯｻｰｰｰｰ
急に北さんという人は 魔法陣のようなものを 書き始めた
北信介
魔法陣の真ん中に立って
くれへんか？
くれへんか？
姫華
あ、はい
私は言われた通り魔法陣の 真ん中に立った
ﾌﾜｧｧｧｧｧｧ
姫華
ｳｯ!眩しい！
北信介
あんまり動かんといて
北信介
完全に回復せぇへんから
姫華
分かりました
数分後！
北信介
はい、これでええよ
宮侑
やっぱ北さんやな！
北信介
せやろ？
北信介
姫華、、、だっけ？
姫華
はい
北信介
何か怪我したりしたら
気軽に呼んでな？
気軽に呼んでな？
姫華
分かりました、、、
姫華
あ、でも何て呼べば
来てくれますか？
来てくれますか？
北信介
北さんって呼べば
いつでも
いつでも
いつでもと言う言葉に 何故かドキッとした
宮侑
あ、後姫華？
姫華
何ですか？
宮侑
あんたも動物じゃないと
一緒に住む事が
出来ないんよ
一緒に住む事が
出来ないんよ
宮侑
それで動物を選んで
ほしいんや
ほしいんや
姫華
分かりました
宮侑
狐、猫、カラスのどれか
狐やったら、つむと北さんやっけ？ その2人と住むことになるんか？
いや、でも他にも人は おるかもしれへん
でも、狐可愛くてええけど
よし、決めた！
姫華
狐でお願いします
宮侑
分かった
宮侑
北さん！
北信介
ん？
宮侑
姫華を狐に出来へんか？
北信介
出来るんやけど
姫華
出来るんやけど？
北信介
その魔法が今力不足で
宮侑
あ、そうかさむ
呼ばんとな
呼ばんとな
姫華
？？？
さむって新しい人出すなや
宮侑
おい！さむ！
宮治
何や
宮侑
この子を狐にして
ほしいんやけど
ほしいんやけど
宮治
狐に加わってくれるんか
宮侑
そうやけど
宮治
うれしいんやけど！？
また、さっきと同じように 砂に魔法陣を書き始めた
宮治
ここに立ってな
姫華
はい
ﾌﾞﾜｯ!
また、光った
今度は我慢しよう
宮治
はい、これでええよ
姫華
うわぁ！
姫華
本当に狐になっちゃった
影山飛雄
カラスはいやっすか？
姫華
だって、黒いもん！
影山飛雄
黒いからっすか？
姫華
はい
影山飛雄
泣きそうになるんすけど
姫華
何かごめんなさい
宮侑
よし、姫華！
姫華
ん？
宮侑
着いてこい
姫華
あ、はい！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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