TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

オリジナルで

……

蘭は教科書を持ち 廊下を歩く窓を見ると 天使のような美しい見目の少女が 飛んでいる

……!

少女は窓を叩く蘭は窓を開ける

鈴蘭

こんにちは
私は鈴蘭

こ…こんにちは
僕は蘭です……

そこから蘭と鈴蘭は 学校の屋上に入る階段の前で 話すことにした

ある日 蘭と鈴蘭が いつも通り階段で話している時だった

もう学校来たくない…

鈴蘭

どうして?

……虐められてるんだよ
入学式の時話しかけられても
話すのが怖くて話せなかったんだ

それで虐められるようになったんだよ

鈴蘭

人間って単純だね

どうせここは馬鹿しかいないからね

鈴蘭

そんなこと言わないで

もう誰にも会いたくないや

鈴蘭

なら私と遠くへ行かない?

遠く?

鈴蘭

そう遠く遠く
君のことを知ってる人が
居ない土地で二人で一緒に暮らそう

その時の蘭は 疲れていたからなのか 鈴蘭の支離滅裂な提案に賛成するのだ

そうしよう

鈴蘭

なら今週末
君の家で

わかった

蘭は教室へ行く

鈴蘭

あ!来たね

行こう

蘭と鈴蘭は まずは駅まで向かった

鈴蘭

あっ電車来たよ

そうだね乗ろう

蘭は両隣の人に持ち物が ぶつからないように 抱えて遠いところを目指す

鈴蘭

楽しみだね

……そうだね

人々が交差する 大きな街 夜だというのに道には 人人人人 人で溢れている街だ

人多いね

鈴蘭

ぶつからないようにね

鈴蘭

あそこが目的地だよ

わかった

鈴蘭

あそこが私たちの終着点

鈴蘭

きっとふわりと飛ぶような
感覚が味わえるよ

どういうこと…?

鈴蘭

ほら飛んでみて

鈴蘭が蘭の背中を押す 蘭は崖の下へと落ちていく

肉が潰れるような音がする 蘭は空を見つめる 天使が自分を迎えに来る きっと天国なら救いがあるのだろう 自分は天国には行けないが

蘭のクラスメイト

蘭くん自殺しちゃったんだって

蘭のクラスメイト

怖いね

蘭のクラスメイト

たしか飛び降りたらしいよ

蘭のクラスメイト

最近独り言もやばかったよね

蘭のクラスメイト

本当に静かなやつだったよな

後は明日で終わりや
loading

この作品はいかがでしたか?

3

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚