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テラーノベル(Teller Novel)

現パロ的なやつ

ノートン

僕、なんでこんなとこ来てんだ?

ここはいわゆる夜の街 オシャレなバーやそっち系の店があるような所で僕は歩いていた

ノートン

はぁ...早く帰りたい...

こんな時間まで友達に付き合わされて迷った こういう人か多いとこ嫌だから早く帰りたいのに 道が分からない

ノートン

よりによって携帯の充電ないし

ノートン

どうやって帰ろう...

行く方向を変えようと横を向く するとそこには綺麗な服を纏った人がいた

ノートン

...

ノートン

この店はなんだ...?

花魁とかそういう系の店なのだろう つまり綺麗な服を着た人は売り物だ

ノートン

...

商売人

いらっしゃい

商売人

どの子を所望かな?

ノートン

あそこの白い服を着た子

商売人

おぉ、お客さんお目が高い

商売人

だけどあいつは男だ、それでもいいか?

ノートン

あぁ、知ってるさ

商売人

なら話は早い

商売人

値段はこんくらいだ

ノートン

ん、これで足りるか?

商売人

あぁ、充分だ

商売人

んじゃ、今日から彼は君のだ

商売人

可愛がってやってくれ

ノートン

あぁ

ノートン

おい

イライ

...

ノートン

立てるか?

イライ

スッ...

ノートン

ん(手を差し出す)

イライ

ノートン

手、出せ

イライ

...(手を出す)

ノートン

(手を握る)

ノートン

今から僕の家に行くよ

イライ

コクッ

ノートン

迷ったらごめんね

イライ

...

ノートン

...できるだけ迷わないように努力するよ

イライ

コクッ

ノートン

ふぅ...ただいま

イライ

ペコッ

ノートン

ねぇ、あんた喋れないの?

イライ

...喋れ、ます

ノートン

ん、じゃあちゃんと喋って

ノートン

名前は?

イライ

月相...

ノートン

本名じゃないでしょ

イライ

あ...

ノートン

言いたくないならいいけど

イライ

すみません...

ノートン

とりあえずお風呂入ってきたら?

イライ

あ...はい...

イライ

上がりました

ノートン

ん...

ノートン

って服は?

イライ

え?ヤるんじゃないんですか?

ノートン

何言ってるわけ...?

イライ

お風呂に入れたからてっきりヤるもんだと...

ノートン

あのねぇ...

ノートン

...まぁいいや

ノートン

早く服着てきて

イライ

はい

ノートン

ねぇ

イライ

はい?

ノートン

今までどんな人に買われたの?

イライ

えっと...

イライ

売ってお金儲けかそういう事するの目当ての人達です

ノートン

なるほどね...

ノートン

まぁ僕は売る気もないしそういう事を無理にしようだなんて思ってないから

イライ

僕が了承したらするんですか?

ノートン

んなっ...そういう訳じゃない...!!

イライ

ふふっ、そうですか

ノートン

ほんとに違うからね!!!

イライ

分かりました

ノートン

僕もお風呂入ってくるから勝手に何かしといて

イライ

はい

ノートン

ふぅ〜...

ノートン

月相何食べるっ...て

ノートン

寝てる...のか...?

イライ

う"...やだ...いやっ.....

ノートン

うなされてる...

ノートン

(イライの頬を撫でる)

イライ

...スリッ...

ノートン

あ、ごめん

ノートン

起こした?

イライ

いえ...大丈夫です...

ノートン

月相は何が食べたい?

イライ

...シチューが...食べたいです

ノートン

シチューね、分かった

イライ

...作ってくれるんですか?

ノートン

うん、一人暮らしだから料理は得意な方だよ

イライ

では、期待しときますね

ノートン

あ、口に合わなくても文句言わないでよ

イライ

はい

ノートン

はい、どーぞ

イライ

ありがとうございます

イライ

いただきます

ノートン

召し上がれ

イライ

ハムッ...モグモグ...

イライ

おいひいです!

ノートン

そりゃ良かった

こいつ、ほんとに美味しそうに食べるな 自分が作った物を美味しそうに食べてくれるってこんな感覚なんだな 嬉しいな ちょっと可愛いって思ってしまうのは... 僕は月相の頬に触れる

イライ

月相は少し戸惑ったように微笑む あぁ、可愛い もう少し触れたい そして僕はそのまま 月相に口付けをした

イライ

っ...///

イライ

?///

ノートン

あ、ごめん

イライ

い...いえ...///

月相は慣れてないような反応を見せる 顔を赤らめそのままシチューを頬張る

ノートン

ねぇ、月相

イライ

な...なんれすか...?///

ノートン

もしかして、キス、慣れてない?

イライ

えっと...した事無かったので...///

ノートン

え、した事ないの?

イライ

はい...///

嘘だろ... そういう事はしたことあんのにキスは無い?! 意外すぎる...

イライ

今まで...性処理する位しか役目がなかったので...

イライ

僕をそういう目でしか見てくれない人ばっかり

イライ

口付けがどんなに幸せな気持ちなのか、どんな感覚なのかなんて知りもしなかったです

ノートン

そっか...

僕は少し寂しそうな悲しそうな表情を浮かべている月相にかける言葉が見つからなかった ただ、頬に触れる事しかできなかった だけど月相は、嬉しそうに手にすり寄ってくれた

イライ

貴方の手は、とても安心できます

イライ

今までの手とは違う

イライ

とても暖かく感じます

ノートン

...

ノートン

ねぇ、月相

イライ

はい

ノートン

月相の本当の名前は?

イライ

...イライです

イライ

イライ・クラーク

ノートン

そっか、イライか

イライ

はい

イライ

貴方の名前は?

ノートン

ノートン

イライ

ノートンさん

ノートン

イライ

ノートン

これからはここで自由に暮らして

ノートン

何かあったら僕を頼ってね

ノートン

僕は、イライを幸せにしてあげるから

イライ

ありがとうございます

そして僕らはもう一度口付けをした

第5人格BL 占いくん総受け

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