あかね
(よし、帰ろ、)
ミク
あかねちゃーん、待ってたよ〜
あかね
え、ミク、先輩、?
そこには、水が入ってるバケツを2つ持った、ミク先輩がいた。
ミク
はぁ、重たかった〜誰もいなくてよかったわ、
ミク
よし、ここでやろっと、
そう言うと、そのお水を私に掛けて、自分にも掛けた。
あかね
っ、冷た、
ミク
んね〜冷たーい(笑)
あかね
なんで、ミク先輩も、びしょ濡れに、
ミク
だーかーら、まだまだこれからって言ったでしょ〜?
ミク
これで終わらせる訳には行かないの〜
あかね
また、私が、やったって、グク先輩に嘘を、?
ミク
大当たり〜
あかね
じゃあ、なんで、私まで、濡れて、
ミク
何となくー(笑)
あかね
なんで、そこまで、やるんですか?
ミク
ぐぅたんに近づく奴らをいじめるのが好きなんだよね
ミク
それで、私がいじめられたって言えば、ぐぅたんは私の事心配してくれるし
ミク
その快感が辞められないのよねー♡
あかね
な、なにそれ、
ミク
私は、学年1モテてるしー誰もお前の味方なんかいねぇよ、
あかね
い、いますよ、
ミク
どうせ、友達だけだろ、?
あかね
それもありますけど、ゆ、ユンギ先輩が私の味方です!
ミク
は、?何、ユンちゃんに全部話した訳、?
あかね
話したと言うか、聞いてたと言うか、
ミク
まぁ、興味無いから
いいやー、
あかね
?!また、手首を、
ミク
そう、切るのー、
ミク
そしたらまた、私の傍にぐぅたんがいてくれる♡
あかね
も、もう辞めてください、
ミク先輩が自分の手首を、切る瞬間に、私は、カッターを手で抑えた、
あかね
っ、
ミク
お前、離せよ、
あかね
い、嫌です、
あかね
もう、自分の体を犠牲にしないでください
あかね
そ、そこまで、グク先輩の事が好きなら、告白をすればいいじゃないですか!
ミク
い、嫌なの!
ミク
振られるの分かってるし、
ミク
これしか、やることがないの!
あかね
これまで、何回、カッターで自分の体を切ったんですか、?
ミク
あんたには、関係ない
でしょ、
ミク
もう、その手を離して!
あかね
先輩が、辞めるまで、離しません!
ミク
っ、もう!終わりじゃないから、まだ、終わりじゃないから!勝ったと思うなよ!
あかね
いっ、たぁ、(泣)
あかね
そこまで、やるんじゃなかった、(泣)
あかね
だからと言って、ほっといたら、
あかね
私がまた、悪者にされて、グク先輩に嫌われちゃうし、
ユンギ
あ、あかね!?
ユンギ
どうした、!?
部活で、体育館にいた、ユンギ先輩が、私がいる下駄箱に駆けつけた、
あかね
ゆ、ユンギ先輩、
ユンギ
ミクから、「あかねの事助けてあげればー」って、言ってたから、
ユンギ
血、が、っ、保健室、行こ、
あかね
でも、保健室の先生が、
ユンギ
保健室の先生は、今出張でいないから、万が一と思って一応保健室の鍵持ってきたから、
ユンギ
それに、服びしょ濡れだろ、それも乾かそ、
あかね
は、はい、
ユンギ
そこに座って、今、バスタオル渡すから、
あかね
うん、
ユンギ
あーてか、まず、水で手洗った方がいいな、
ユンギ
血を流さないとだし、
あかね
わか、りました、
あかね
い、っ、
ユンギ
染みるけど、我慢して、
ユンギ
よし、大丈夫だろ、
ユンギ
手当したら、体操服に、着替えた方がいいぞ、
あかね
はい、
ユンギ
助けて、やれなく、ごめんな、
あかね
え、?
ユンギ
何かあったら、言えって自分で言ったのに、守れなくて、
ユンギ
ごめん、こんな怪我させて、
あかね
い、いいんですよ、!
あかね
気にしてませんから、
ユンギ
っ、よし、出来た、
あかね
ありがとうございます
手を包帯で巻いて、服着替えて、その帰りは、ユンギ先輩と一緒に帰った。