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ネタバレ、原作&ストーリーの変化あります。 ご注意を!
佐野家の道場にて (幼少期の頃)
〇〇
あ゛ー……あっつ……
場地
あちぃ……溶ける……
〇〇
ほんとそれ。もう人間やめたい
〇〇
日本の夏、殺意高すぎん?
場地
それな。人間向いてねえわ
場地
あ、なあ!〇〇、スイカ食いたくね?
〇〇
……それ言う?今
場地
絶対うめぇじゃん
〇〇
あー……分かる…めっちゃ食いたい
マイキー
スイカ?昨日ワカが持ってきてくれたけど
〇〇
え、神??それまだある?
マイキー
どーだろ。真一郎に聞いてくる
〇〇
流石マイキー。頼んだ
三途
俺も……スイカ食いたい
背後から、ぼそっと聞こえる声。振り返らなくても誰だか分かる。
〇〇
やっぱ、夏はスイカだもんなぁ
三途
ワカくん、いつも買ってきてくれるからな
〇〇
ありがたや…!
そう言いながら、〇〇はふと違和感に気づく。
〇〇
……ところで、春千夜
〇〇
いつになったら離れてくれるかね??
(こいつ、毎回距離近すぎなんだよな…)
三途
……
いつの間にか背後に回り込み、ぴったりとくっついている三途。
〇〇
無言で押し通そうとするなよ?
〇〇
もぉ、背負い投げするぞ♡?
三途
離れる!!
〇〇
そんな怯える?子犬じゃん
三途
う、うるせえッ!
三途
〇〇の背負い投げ、洒落になんねーんだよ……
〇〇
大丈夫大丈夫。今日は平和な日だから
その言葉に、三途が一瞬だけ黙った。
三途
…るっせえッ!
――ガラッ
マイキー
真一郎が、スイカ食っていいだって!
〇〇
お!ガチか!!今行く!
場地
俺が先に行く!
場地
っしゃあ!スイカは俺のもんだ!
三途
お、おいッ!待て!
ガラッ、と居間の扉を開けると。
真一郎
おー、来たか
若狭
……相変わらず元気だな、お前ら
〇〇
ワカくん、スイカありがとう!
真一郎
若狭が選んだんだぞ、それ
若狭が包丁を手に取り、手慣れた動きでスイカを切る
場地
なあなあ、種飛ばしやろうぜ!
マイキー
いいじゃん!
マイキー
じゃあ…優勝者はスイカおかわりな!!
〇〇
よし、受けて立つ!
真一郎
ほら、持ってけ持ってけw
騒がしい声が居間に響く。 何でもない、いつも通りの夏の日。
――この時はまだ、
この日常が、簡単に壊れるなんて思ってもいなかった。
好評でしたら続き作ります!
♡50→






