書けない
何時間頭を悩ませても
何もかけない
前は
痛みも愛も全てカタチにできた
文字となった
その文字は美しく動き文となった
文たちは
自分で列を組み
魔法のように本となった
本は飛ぶように売れる
でも
今は
昔の魔法が元からなかったように
痛みがなくなった
好きな人が離れていくにつれて
愛も失っていく
自分からは全て消えて行ったのだ
私
と笑う
目を開くと
美しい雲の世界が広がっていた
私
私
ペンとノートを取り出して
急いで文を書いた
まるで
私
羽がついている者が笑った
天使?
天使?
天使?は大きく手を上げた
高くふり上げた手には
血のついた包丁が握られていた
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