2048番
なぁ!おい!
それは、いきなりの事だった
2626番は細菌と戦って負傷したのだ。
2048番
なぁ!2626番っ!
2626番
ん、、、
2626番
ゲホッ、ゲホッ、、
2048番
おい!
2048番
死ぬ、んじゃ、、ねぇよ!!
2626番
ごめ、んね、2048番、、
2048番
お前、俺を庇うの何回目だと思ってる?
2626番
3、3回?
2048番
これで5回目だ。
2626番
はは、でもさ、仲間が死ぬとこ見たくないし、
2048番
それは俺だって一緒だよ。
2048番
死に顔見せられるこっちの身にもなってみろ
2626番
ごめん
2048番
なぁ、聞いてくれるか?
2626番
聞いてるよ、
2048番
聞いているだけでいいからさ
2626番
うん
2626番
俺、俺は、、お前を死なせたくない!!脾臓になんて行かせなくない!
2626番
俺は、お前と、4989番に、1146番と一緒にいてぇよ!
俺がそう言うと2626番は言葉の代わりにギュッと手を握り返してくれた。
ダメだ。涙が止まらない。
2626番
2、0、48番、、
2626番
ははっ、最後くらい、笑ってくれよ
2048番
!!
2048番
分かった
俺は、今まで見せたことの無い笑顔を2626番に見せた
2626番
やっぱ、2048番は笑ってる姿が1番いいよ。
2048番
そうだろ?
脾臓にて
4989番
うわぁぁぁあん!!
4989番
2626ばぁぁあん!
2626番
4989番、静かにしろ!うるさいぞ!
4989番
うっ、、うう、
2048番
…
2626番
お前ら、また、次もよろしくな、
2048番
あぁ
4989番
当たり前だ!!
2626番
じゃあな、、
そうして2626番は脾臓で処分されたのだった。
主
お疲れ様です。
主
ちょっとショッキングでしたが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
主
また、いいねをよろしくお願いします。