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コメント
1件
読ませていただきました〜!花小人の内心がまさかのこのテンションだったとは…!笑。「恋愛の前に義務教育から」って発想、めちゃくちゃ笑いました。シスタスへの偏見まみれのプロットがどれも地獄で、でもその絶望感が愛おしいというか…。90日のタイムリミットと肥料の美味さのギャップがたまりません。次も楽しみにしてます!
俺のタイムリミットは
開花からわずか90日。
それまでに奴をまず、
「惚れさせ」なければならない。
その後に
俺のことしか考えられないほどな
アガペー(無償の愛)
にさせなくちゃいけない。
だが、
あのようにギシギシと暴れながら
怪歌を歌っている
あの生命体に、
そもそも
『恋愛』なんていう
概念は存在しているのか……!?
嘘だろ……。
あいつの脳内、
娯楽と奇行の二択しか
詰まってないんじゃないか?
恋愛感情を抱かせる以前に、
奴の脳内に
『恋愛』というバグの入る隙間は
あるのだろうか……。
もし奴の頭に
恋愛の概念がなければ、
俺は100%ひからびて死ぬ。
俺は
最高のご馳走を噛み締めながら、
冷汗を流し、
元・恋愛漫画家としての
全知識をフル回転させて
必死の生存プロット
(脳内会議)を開始した。
ターゲットが特殊すぎて、
定番のフラグが全部へし折れそうだ……。
【対シスタス用・90日間の生存(調教)計画】
プランA:『王道・少女漫画的ボーイミーツガール』
【生存確率:2%】
開花と同時に、儚げに
花小人(青いチューリップ)
と見上げる。
【不確定要素】
奴に
メルティ・シスタス
とハイテンションで握り潰される気がする。←(花小人の偏見)
プランB:『冷徹・ドSなアイツに胸キュンルート』
【生存確率:0.5%】
冷たい視線と、
低く色気のある声で命令し、
ギャップで依存させる。
【不確定要素】
奴の知能指数的に、
高度なツンデレ(文脈)を理解できず
「森のクマさん」をデュエットし始める。←(花小人の偏見)
こちらの精神が死ぬ。
プランC:『王道・ハプニング(ラッキースケベ)誘発』
【生存確率:0%】
あえて鉢植えから転がり落ち、
花小人(青いチューリップ)
とシスタスの胸元に飛び込む。
【不確定要素】
胸元に入っった瞬間奴に
メルティ・シスタス
と蚊みたいに叩き潰される未来しか見えない。←(これも偏見)
骨折どころじゃ済まない。
プランD:『泥臭系・恋愛概念インストール(義務教育)ルート』
【生存確率:75%】
奴の狂気(奇行)をすべて
花小人(青いチューリップ)
と軽く受け流しつつ、
まずは
『人間同士のまともなコミュニケーション』
から教え込み、段階を経て
『恋愛とは何か』を
奴の脳に直接叩き込む。
【考察】
一番安全だが、
俺が胃を痛めながら
奴に「義務教育」を
を施すことになる。
恋をさせる前に、
まず恋の定義から
教えなきゃいけないなんて、
どんな罰ゲームだ。
……え、無理。
何これ。
どのプロットも地獄だし、
生存確率が低すぎるだろ!!
考えれば考えるほど、
目の前が真っ暗になっていく。
最高のご馳走(肥料)は美味い。
そこだけは最高だ。
だが、
その肥料と引き換えに待っているのが、
あの爆音ビブラート野生児の調教ライフ?
失敗したらひからびて死亡?
嫌だ……。
生まれたくない……。
なぁ、
頼むからこのまま土の中で、
極上の肥料だけ吸って
永久に引きこもってたい……。
なんで俺ほどの高貴な存在が、
あんなチンパンジー相手に(※花小人の偏見です。)
『恋愛のイロハ』から教えなきゃいけないんだよ……!!
生まれることへの強烈な拒絶と焦燥感が、
俺の小さな芽を激しく震わせる。
そんなこんなで
この花小人が生まれるのが
通常より1ヶ月遅れるのだが、
それは原作の主人公も、
今世のシスタスも知らない。
#紫苑わーるど!
349
緑山紫苑
421
#スゴク・ビケイ