主
主
主
主
主
主
主
主
⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶
悠佑
If
悠佑
ズキッ
この前、ずっと片思いだったまろに告られて、付き合うことが出来た。両片思いだったって知ってすごく嬉しかった。幸せだった。なのに…
悠佑
付き合ったらもっと一緒にいて、楽しくて、もっと近くにいれると思った。付き合うってそういうことなんやないの?好きって無条件に言えて、一緒に居たいって無条件に言えて、キスしたり、ギューってしたり…無条件に言えるんじゃないん?なのに…
悠佑
しかし、ふと思った
悠佑
付き合う前はアタックされていたのかまろからよくラブコールをされたり距離が近かった気がする。けれど付き合ってそんなことされなくなったし、距離ができた。けれどその距離が普通なのだろうか…
初兎
悠佑
先生
授業中。物忘れが多い可愛らしいおじいちゃん先生から数学の授業を受ける。クラスの枯れ専女子が萌え死にしているが…そんなことより…
りうら
If
りうら
If
りうら
悠佑
ズキッ
どうやら今の距離は正常ではないらしい。しかも、悪い意味で。確実に避けられてる。不安でいっぱいになって、体が重い
悠佑
そう言って嫌な思考を頭を振って追い出す。頭を振りすぎてむしろ頭痛がするくらいだ。まだ分からない。他の奴らに聞いてからだ
-hotoke-
初兎
悠佑
授業が終わり、とりあえずいむしょーの2人に聞き込みをしてみる。まぁこいつらはいつも一緒にいるから2人で1つ、聞く手間も省けた
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎がそう言って弄ると(〃`・н・´〃)ぷんすかと怒る-hotoke-。コラコラ初兎。おもろいなーって思ってるのバレバレやで?腹黒い1面でとるよ〜…wwと思っていると-hotoke-がなにか思い出したのかピコンっ!と音がなりそうなほどの勢いでこちらを向く
-hotoke-
悠佑
初兎
-hotoke-
ズキッ
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
ズキッ
痛い。今思えばさっきからずっと痛い。これくらい許すべきなのに…まろが誰によしよししようと優しくしようと…まろの勝手
俺に冷たくするのも…まろの勝手…なのに…
ないこ
悠佑
放課後、普段忙しい彼が珍しく暇そうだったから捕まえて聞いてみた。「普段まろとどうなん?」と聞いたら肘を着いて少し考えている。その様子もイケメンだななんて
ないこ
ないこ
ズキッ
頭撫でられる、頭ポンポンされる、飛びつかれる、ギューってされる。聞くべきじゃなかったかもな…辛い思いしただけだった
ないこ
表情で読み取られてしまっただろうか…。焦って付け足すようにさっきの話を否定された。でもそんなこと言われても現実は変わらない
悠佑
付き合ったのが悪かったん?
友達だったら…もっと近くに居れたん?
どこで間違えたん?
ないこ
悠佑
ないこ
そう言われたと同時に頬に何かが伝った。顔に触れれば手が濡れる。いつの間にか涙が出てしまっていたらしい
悠佑
ないこ
まろと何かあった?
ちゃうんよ…
何も無いんよ
悠佑
そう言って急いで教室から出るため急いでドアへ向かう。すると…
悠佑
If
悠佑
1番会いたくなかった。まろと目が合う。泣いてるのがバレないわけが無い。君の顔を見るとまだこの恋人ごっこを続けたいと思ってまた涙が溢れる
If
そう言って涙を拭こうとしているのか近づいてくる
やめろ
来るなよ
もう…
悠佑
If
悠佑
悠佑
そう吐き捨てて逃げてしまった
悠佑
空き教室。鍵を閉めてドアに寄りかかる。この位置なら廊下に誰かが通っても見えない
悠佑
自分で言った言葉に自分で傷ついている。あんなん嘘に決まってる。もちろん咄嗟に出た言葉だったけど、もう優しくされたらダメだと思った
悠佑
悠佑
悠佑
涙が枯れることはなかった。ずっとずっと泣いて泣いて泣いて、これでもかってほど泣いて泣き尽くした。そしてそのまま自分の膝に突っ伏したその時…
りうら
悠佑
ポケットに手を入れたまま俺の目の前でしゃがむ。え、鍵閉めたよな?どこから入ってきたん?
りうら
悠佑
りうら
だから入ってこれたんやな…確かに危なかったな…まろだったらどうなっていたか…
でも…
悠佑
りうら
悠佑
もう、別れたから。なんて言える勇気もない。自分から言ったくせにまだ続けていたいと勝手に願っている自分がいる。だから、別れたと口に出せば本当にそうなってしまうと思ったから…
If
悠佑
りうら
If
悠佑
だいぶ怒ってる。今まで聞いてきた声の中で一番怖い。地を這うような、 声で、反射的に立ったが、その後体が動かない。まろは俯いていてよく顔は見えない。けれどそのまま寄ってくる
If
悠佑
そのままドアに壁ドンされる
逃げな…
そっと背中の後ろで鍵を開ける。そしてそのまま片手でグイッとドアを開け、そのまま教室を飛び出した
If
悠佑
If
悠佑
あのまま空き教室を出て全力ダッシュをしたが、彼も足が遅いわけじゃないしなんなら足が長いから速い。逃げ切れるだろうか…
悠佑
どこか…隠れられる場所は…
悠佑
足がもつれて体が前に傾く。やばい、これ顔から転ぶやつやん。怖くて目を瞑る
If
悠佑
背中にまろと自分の脈拍を感じる。彼が助けてくれたのはわかってる。ありがとうと言わないといけないことも。けれど…
悠佑
If
悠佑
If
どんなに突き放そうとしても君は離してくれない。むしろ強く抱きしめられてしまう。突き飛ばそうとすればするほど逃げることが困難になる
If
悠佑
すると今度は廊下の壁に押し付けられる。すると…
If
悠佑
唇を奪われ、そのまま舌を入れられディープキスをされる。どんなに突き放そうとしても彼はすればするほど激しくキスしてくる
If
悠佑
If
好き
大好き
君が好き。でももう辛い思いはしたくない。だからさっき別れるって、嫌いって言った。だからもう一度…
なのに…
悠佑
結局君を求めている
If
悠佑
まろがキスを辞めたら少し力を抜いた。本当はまだ君と居たい。まだキスしていたかった。けれど…もう戻れなくなるから…
悠佑
If
悠佑
すぐ近くにあった教室へ逃げ込む。そして急いで鍵を閉めた
If
悠佑
後ろのドアの鍵も閉めないと〜…じゃないと、まろが入ってきて襲われちゃうよ?
そうだった。さっき受けたりうらの忠告を今思い出した。自分が閉めたドアは前だけだった。そう、まろは後ろから入ってきたのだ。そして後ろのドアに鍵をかける
悠佑
必死で鍵をいじる。しかし…
悠佑
おかしい…なんでなん…?
If
悠佑
If
近づいてくるまろ。やめろや…来んなや…もうこれ以上好きになりたくないんやって…諦めさせろよ…
悠佑
そのままどうしたらいいのか分からずドアに寄りかかりながらしゃがみこんで泣いてしまった。涙は枯れることを知らずに溢れて止まらない
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
浅い口付けをされ、俺から離れた君はずっと俯いている
If
If
まろの声が揺れている。ゆっくり顔を上げたまろは優しく笑っていたが今にも泣きそうな顔をしていた
あぁ…俺は…
大好きな人にこんな顔させたんやな…
If
話さへんと…
悠佑
悠佑
悠佑
嗚咽混じりに必死に答えた。まろちゃんはそれでも背中を撫でながらゆっくりと話を聞いてくれた。そして話終わると…
If
If
If
悠佑
けれどそれは普段よりずっと長い。お互いが離れたくないって思っているからこそ時間がゆっくりと進む。ライトキスだけど触れるだけで、それだけでいい。ただ君の温もりを感じるだけで…
If
If
If
If
If
悠佑
悠佑
If
悠佑
If
しょぼんとしているまろ。けれど君は気付いていないんだろうな…。私生活で俺がどれだけ君のかっこよさにときめいているのか。これ以上かっこよくなられたら俺が大変なことになりそうだなんて…気づかないんやろうな…。気づかれたくもないけど
悠佑
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
そうしてまた君と手を繋ぐ
おまけ
If
悠佑
If
悠佑
If
そう、ここは鍵が開かなくなってしまうのだ。なのに…俺たちは閉めてしまった。そう、閉じ込められた
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
グイッと手を引かれ何かと思いきやディープキスをされる。優しいけど荒々しくて俺の好きなやり方だ
悠佑
If
悠佑
If
そのまままろの胸元へ倒れ込む。まろの香り、温もりを感じる。それが嬉しくて…
悠佑
If
悠佑
If
そう言ってまろも抱きしめてくれる。でも今の俺は欲張りでそれだけじゃなんだか足りなくて…
悠佑
If
悠佑
積極的。その言葉が似合うだろう。けれど今は君に触れたい。君と混ざりたい。君の温もりが欲しい
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
もっと。まろが欲しい。その意味を君はちゃんと組み取ってくれる。もちろんお互いそこまで行ったことは無い。だから今、君にもっと触れられたい
If
悠佑
If
コメント
11件
すごい素敵な作品や…やっぱ茜さんの作品好きすぎる…表現力とか文章力とか神がかってる…感動して、めちゃ愛しい気持ちになるけど、よくよく考えたら笑えるとこもあって、最高…((因みにりう君あの後どうしたんやwって思ってる
悲報 青黒、教室から出る方法が見つからない。