君との青春

失恋をしてから

私は狂った様に勉強に育んだ

何時も赤点ギリギリだった私も

どんどん成績が上がっていく一方だった。

前の私では

元 彼氏のyan君と一緒に帰っていた頃だが

今は違う。

誰も居ないと思い、声に出す。

自分でも言い乍、とても切ない気持ちになってくる。

そんな気持ちを抑える為に、態と強がって見せる。

そんな事をしても、

感情は心に忠実な様で、 どんゞ涙が込み上げてくる。

手で顔を覆い、啜り泣く。

でも、こんな事をしていたら

元彼を引きづっている見たいで、納得がいかない。

そう声に出して誓い、少し鼻水を啜る。

後ろから突然声が掛けられる。

誰も居ないと安心しきっていた私からしては

とても驚き、肩が飛び跳ねる。

一体誰なのか

後ろを振り向くと───

当たり前の様に居るhro君

まるで

ずっとそこに居たかの様な反応だ。

何に対して聞かれたのか、私は分かりきっているが

一応 知らない様な感じで聞き返す。

予想外の言葉に、目が見開く。

自分でも分かる程、図星な反応をする。

やっぱり。

雰囲気を感じ取ったのか

急に真剣な顔をする。

なんで泣いてたのか、と 聞いて来るものだと思っていたけれど

聞きもせず、何事も無かったかの様な顔をする。

紳士っぷりに感激した私。

唐突のイケメンを繰り出してくる

そんな、

好きな子以外にそんなことしちゃ、駄目だよ...？