TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

僕の、幸せは……、

始まる

人が少しずつ部屋に入り始め

俺自身も一度待合室に戻るも

またこの部屋に戻ってきた

先ほどとは少し景色が違い

部屋は紅白色の花が飾られる

食事と酒が用意され

あとは人が揃うのみ、となっていた

宴と道中は基本、少し顔を微笑ませる

指先まで可憐さをしっかりだして

目線は遠く細め、顎は少し引いて

食事には手をつけず、ただ祝酒を嗜む

遊男としての最後の仕事

別に皆んなに会えなくなるわけじゃない

連絡だって取るし、会えるし

…身請け人が許せばだけど

前会った時の印象としては

穏やかで、結構俺の事を可愛がっていた

と思う

自分で思うのもあれだけど

気に入られていた

悪い人ではないのは知っているが

他の遊男から聞く限り

性欲強め、弄り合いたいタイプ

焦らしすぎると激しいらしい

俺の腰は、もつ気がしていない

性欲強い時点で、やばい

枕仕事そんなしてないし

そんな上手くできるかわかんないし

だいぶ気が乗らないのは事実

マイナスの思考をしてしまったため

顔に出てしまっていたのだろう

ぺいんと

顔…(ボソッ)

そうぺいんとさんに注意される

マイナス思考は良くない

プラスのことを考えるべき

何を考えよう、そう考えていると

見慣れた2人が入ってくる

Broooock

遅れてすいませ~んw

らっだぁ

ごめ〜ん、遅れた〜

ぺいんと

遅い

襖を閉め、それぞれの位置に

位置……

Broooock

お隣しつれ~いw

そう言って隣の

隣の身請け人が座る席に座る

きんとき

……………

いや間違ってるから

きんとき

そこじゃないですよ…、(コソッ)

こっそり教えると

頭にハテナを浮かべて

何言ってんのって顔をする

Broooock

僕の席、ここだよ

Broooock

間違ってない

そう言うと

らっだぁ

これより道中前祝宴を行う

らっだぁさんの声で全員が

声と拍手をあげる

「おめでとう御座います」

「幸せになってほしいねぇ」

「相手がいい人そうでよかったなぁ」

そう投げかけられる声に軽い会釈で返す

いやなんで皆んな普通なの?

おかしいでしょ隣の人

打ち合わせと違うんだけど

俺人見間違えた?

いやいやそんなこと絶対ない

名前だって聞いてたし

どっきり、とか…

最後に夢ぐらい見させてやろう…的な

そう言うやつか、なるほど

宴は賑やかで華々しくて

真顔になりかけている顔を

苦笑い状態まで戻す

せっかくの宴に真顔は怒られてしまう

苦笑いも失礼ではあるが。

Broooock

……びっくりした?

急に問いかけられて

きんとき

当たり前かと

そう本音が出る

『だよね』

短い返事で返し、微かに笑うと

Broooock

やってみたかったんだ

Broooock

こういうの。

略奪、と言うことだろうか

でも略奪する金…

なさそうと言えば失礼だけど……

うん

なさそう。

好きな事に注ぎ込んでそう

そんなイメージがある

どうやって、かを聞きたい

だから、

きんとき

まず…、どうして隣に

Broooock

まずって事は色々聞くつもりかぁw

Broooock

まあ…いっか、

Broooock

隣にいるのは……

Broooock

愛があったからかな

きんとき

胡散臭いですね

Broooock

ちょ、きんとき?

Broooock

「あ、そうなんだ〜」

Broooock

ぐらいにならない?

Broooock

胡散臭いは疑いすぎじゃない?w

だって言いそうにないし

この人はそう言うの、

真正面からは言わないと思う

きんとき

もう少し、回りくどい、

きんとき

……言い方をすると思います

Broooock

…僕だって正面から言う時ぐらい…

Broooock

ないね

きんとき

ないんかい…

あ、

きんとき

ないんですね

Broooock

……wwちょっと無理が…

きんとき

ありません

Broooock

無理だよね⁉︎w

ツッコミを入れられると同時に

人の手が、俺とぶるっくの間に入る

らっだぁ

お前らね、祝宴だから

らっだぁ

私事は後にしな

ニマニマとした顔でそういい

Broooock

すいませんw

きんとき

すいませんでした

素直に謝っておく

らっだぁ

折角俺が手、貸したんだから

らっだぁ

幸せになってもらわんと困るね

手を、貸す…。

らっだぁ

あー…きんちゃんはいいよ

らっだぁ

そんな考えないで?

らっだぁ

あとでこいつから説明受けてよ

ぶるっくと肩を組むと

少年のような笑みでこちらを見る

Broooock

あとで、説明するね

きんとき

あ、はい

らっだぁ

ぶるーくお前、言ったの?

らっだぁ

準備してたやつ

Broooock

え、あ~いやまだです

らっだぁ

早く言えよ

Broooock

らっだぁさんが席戻ったら…

らっだぁ

…………

らっだぁ

ひど、ね〜ペいんとぉ〜

ぺいんと

やだ

駄々をこねる幼稚園児のように

昔と変わらぬ姿に笑みが溢れる

Broooock

…あゝなりたい

きんとき

ッ……………

Broooock

あの2人みたいに

Broooock

ぶつかって離れてひかれあって

Broooock

無理にとは言わない

Broooock

けど。

『どうかこの手をとり、私と一緒に』

『歩んではくださいませんか』

『共に生きてはくださいませんか』

最初に会った時と、同じ顔

少し紅葉した頬

揺らいでいる瑠璃色の瞳

大きく綺麗な手の震え

きんとき

遅いわ、

きんとき

馬鹿野郎。

監督

はい、カットー

演出

確認入りまーす

演出

………どうですか?

監督

…………うん、いいね、OK

演出

監督OK出ました!納品します!

拍手と歓声があがり

場の空気が緩む

お疲れ様の声はもちろん

好きなシーンの話など

色々な話が聞こえてくる

脚本

はいはい、静かにー、

脚本

監督からのありがたーい、話!

脚本家の呼びかけで場が静まる

監督

あれっ…そんな静まる⁉︎

監督

えー……、、

監督

っと、皆さん、とりあえず

監督

長い長い撮影、お疲れ様でした

監督

これにて『白尾町遊郭街の遊男子』

監督

撮影全て終了です

『お疲れ様でした』

全員の声が重なる

監督

あ、そうそう

監督

主演2人にね、

花束が出され、

2人が前に出て受け取る

  

ありがとうございま~す

  

ありがとうございます

監督

2人はまた打ち上げで話聞くから

監督

用意しといて

  

え~……はぁい

  

ww

裏方は集めらる

役者は少し休憩時間となる

  

お疲れ!さっすが俺の親友〜!

  

wwありがと

  

違うし!僕の妻だよぉ~

身請け=結婚 だから

と、自慢げ

  

いや撮影終わったし!俺のだよ

  

いやここでそれ喧嘩する?

  

お前ら…まだここ現場…、

少し騒ぐと2人の影が近づいてくる

  

みんなお疲れ〜

  

お疲れ様〜

全員で『お疲れ様です』と声を揃える

  

いや〜相変わらず泣くの上手いわ〜

  

僕、本当に泣かせたかと思った

  

見てるこっちが心痛かったもん

  

ほんとにそう!w

  

あ、  、そろそろっぽい

  

あ、マジ?そんな時間?

  

外待ちしてるって

  

うわー…怒られるって

  

じゃあな〜

  

じゃ!

2人が去って5人が残る

  

ヒットするといいよなー

  

親友が泣くから話題になる

  

それだけだと話題にならないでしょw

  

………なんか最近  の

  

  への愛が一層強くなってんだけど

  

取られると思ったんじゃないw?

  

誰のでもないけどな

  

いや俺は俺のだよw

  

…そうか、

丁度よく抜けていた1人が戻ってくる

  

そろそろ打ち上げだってよ

  

僕肉がいいんだけど〜

  

監督奢りの焼肉だってよ

  

え、早く行こ?

  

目の色変わったw

  

高いの沢山頼んじゃぉ~w!

監督

沢山はやめてくれ!

監督の声が響き渡り

この物語は終幕となった

ここまで見ていただき

本当にありがとうございました

ここまで書いてこれたのも

読者の皆様がいてくださったからです

最終回を迎えた今回ですが

皆様、理解できましたでしょうか

全てフィクションの物語

それが今作品です

つまり

僕が書いてきた物語は

役者によって演じられてきた

もう一つの物語。

物語の中でも実際に起きたわけではない

と言う事です。

遊男子自体は結ばれたでしょう

ですが現実はただの演技

役、である

きんとき、Broooockは結ばれても

役者である人達は結ばれていない

読者様の希望を裏切ってしまった

そう思ってはいますが

それはこれから書いて行きたいです

最後までこの作品を応援していただき

ありがとうございました。

次回作の発表は近いうちにいたします。

そちらも是非よろしくお願いいたします

近いうちに改訂版を出します…

納得する最終回書きます

※追伸

遊男という職業は存在しません

空想の職業となりますので

ご了承ください

全39話

完話

loading

この作品はいかがでしたか?

7,147

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚