テラーノベル
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目を開いたらおおきな木が1本生えている ところに私はいた。
何か、すべでを見透かされてるような、 そんな不気味な場所。
玲奈
木の向こうには、真くんが立っていて、 こちらを見ていた。
玲奈
真一郎
玲奈
何を話しているのか分からない。 この距離で聞き取ることはほぼ完全に 不可能なことだった。
玲奈
真一郎
玲奈
なんで、なんでそんなことを言うんだろう。 真くん、何があったの…?
玲奈
真一郎
真一郎
何それ。 意味がわからない。
私は真くんと一緒にいたい。
なのに、なんで真くんはそんなこと言うの…?
玲奈
玲奈
私はそう言って真くんから反対の方向に走っていった。
これが、真くんとの最期の会話になることを知らずに。
真一郎
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