TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ナレーション

サイレンの音が近づいてくる。

フードを被った男

ちっ……早いな

ナレーション

フードを被った男は、舌打ちしてダウの腕を掴んだ。

フードを被った男

来い。ここにいたら回収される

ダウ

回収?

ナレーション

答えはない。
 男は引っ張るだけだった。

ナレーション

辿り着いたのは、街外れの潰れたモーテル。
 ネオンは半分壊れ、夜風が廊下を抜けている。

ダウ

……さっきの奴は何だ

ナレーション

ダウが聞くと、男はドアを閉めながら答えた。

フードを被った男

ドブールか。
 あれは確認係だ

ダウ

確認?

フードを被った男

お前の能力が"本物"かどうかをな

ダウ

じゃあ、俺は.....

フードを被った男

もうバレてる

フードを被った男

監視下だ。
 ゴミ箱から這い出た瞬間からな

ナレーション

男は一度、フードを少しだけ下げた。
 疲れ切った目をしている。

フードを被った男

……自己紹介くらいはしておくか

情報屋

俺は情報屋だ

ダウ

情報屋?

情報屋

そう。
 裏社会の噂、能力者の動き、計画の影。
 金か命で売る

ナレーション

少し間を置いて、続けた。

情報屋

今は――無料だ

ダウ

なんで俺に?

ナレーション

情報屋は、静かに答えた。

情報屋

ジェンに頼まれた

ナレーション

その名前で、ダウの呼吸が止まる。

情報屋

お前が境界を越えたら、
 必ず助けろってな

ナレーション

ノックの音がした。

???

おーい、入るぞー

ナレーション

軽い声

ナレーション

ドアが開き、若い男が顔を出す。

情報屋

よかった、生きてるな

情報屋

紹介する

情報屋

こいつはルーク。俺の知り合いで、能力者だ。

ルーク

どーも

ナレーション

ルークは気楽に手を振った。

ルーク

俺は止める系。
 数秒だけ、物とか動きとかを止められる

ナレーション

指を鳴らす。

 蛍光灯が一瞬、静止した。

ダウ

……仲間、なのか

ルーク

今はな

ナレーション

ルークは笑う。

ルーク

どうせこの世界、長生きできねぇし

ナレーション

その夜。

ナレーション

ダウは窓際に立っていた。

ナレーション

遠くのビルの屋上。
 赤い点が、こちらを向く。

ナレーション

照準。

ナレーション

見られている。

ナレーション

同じ頃――別の場所。

???

確認完了

ナレーション

暗闇で声が響く。

???

引力系、発現済み

???

次は?

???

処理班を投入

ナレーション

モニターには、ダウの姿が映っていた。

この作品はいかがでしたか?

5

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚