もも
りぃーり!!
りり
もも!
もも
今日も一緒帰ろーね!
りり
うん!😆✨
ももは私の幼なじみでもあり大親友でもある!
もも
う、いたた…
りり
も、もも!
もも
りり…痛い
りり
大丈夫?
りり
何処が痛いの?
もも
胸
りり
大丈夫?
もも
ズキズキするの…
りり
保健室行く?
もも
違うの!
りり
え?
もも
昔の嫌な思い出とかを思い出したら胸がズキズキってするじゃん。
りり
うーん?
もも
りりはないの?
りり
ないかなー?
もも
りりはいーね!
りり
そーかな?
もも
羨ましい!
りり
なんか、よく分かんないけどー
りり
ありがと!
もも
ううん!
そう言うとももは席に戻った
この時は私はまだ何も知らなかった
りり
あんな事になるなんて
先生
とても言いにくいことなんですが
先生は暗い顔で今にでも泣きそうな顔をしている
先生
も、ももさんは、亡くなりました。
ももの友達
え…
ももの友達
も、ももーー
クラスメート
な、なんでよーーももー
クラスメート
こんなことって…
みんな泣き叫んでいる
りり
嘘、でしょ…
私は、泣かなかったいや、まだ現実を受け止められなかった…
りり
りり
な、なんでよ
りり
ももの嘘つきーー
う、う、わーーーーん
私は、声が枯れるまで泣いた 泣き叫んだ
そう、あれは昨日の事だった
あ!ももからLINE来た!
もも
ももちゃん!
りり
どうしたの?
もも
いつか、2人で桜見ようね!
りり
え?急にどうしたの?笑
ももは、生まれつき体が悪かった
もも
まあね!
りり
笑笑笑笑
りり
じゃあ、楽しみにしてる!
もも
うん!約束ね!😆✨
今は、8月夏だ。
りり
うん!o(^▽^)o💓
りり
も、ももの嘘つき…
りり
約束したのに…
うわーーーーーーん
りり
後からもものお母さんに聞いた話だが、
ももは、本当は病気で入院していて余命がわずかだったと言っていた。医者に止められていたけど余命がわずかなので最後までみんなと一緒にいたいという理由で無理やり学校に行っていたそうだ
りり
ももは、その事を私には言ってくれていなかった
りり
きっと私が心配すると思ったのだろう…
りり
ももってば最後まで優しいんだから…
私は、そうつぶやくと涙ぐみながら微笑んだ