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6件
ほんとに感動して涙流してしまった、、うぅ・゜・(つД`)・゜・無理しないで頑張ってください!
めっちゃ感動しちゃって泣けました😭フォローしておきますね!!
呪いの代償
凛 潔
潔
潔
魔女
魔女
潔
魔女
潔
潔
魔女
潔
魔女
魔女
潔
魔女
潔
魔女
魔女
魔女
魔女
「死ぬ」
魔女
魔女
潔
魔女
潔
魔女
潔
魔女
潔
潔
スタスタ、、、パタン
魔女
魔女
魔女
魔女
ガラガラガラ
潔
凛
潔
潔
凛
凛
凛
潔
あーあ辛いなぁ
きっと俺が愛されることなんて ないんだ。
そんなこと、わかってたから 嘘の愛に逃げたんだろ?
嘘でもなんでもいい。
「愛してる」 って言って欲しい
潔
凛
心配して
もっと
もっと
凛
潔
凛
凛
潔
潔
潔
凛
昔はどんなことを言われても 嬉しかった
でも今はどの言葉も本音に 聴こえて胸に刺さる
凛
潔
凛
凛
潔
こうやって たまに見せる優しさが
俺の心を縛り付ける
潔
だから嫌いに なれないんだ
凛
潔
潔
凛
凛に好かれてる刺身に なりたいと感じてしまう。
好かれるってどんな感覚なのかな
わかんないや
愛を感じたことなんて 一度もないから。
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
はやく明日になりたい
凛の冷たい目が怖い
だけど凛に 命をかけてでも愛されたい
潔
凛
潔
ガラガラガラ
潔
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
魔女
魔女
魔女
潔
今までの凛が 消える、、、
潔
それは嫌だ。
でも
せめて、死ぬ前くらい 凛に愛されたかっただけだろ?
もし魔法を頼らなくても 頼っても結末は変わらない
潔
潔
潔
潔
潔
魔女
潔
潔
魔女
潔
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
潔
潔
潔
魔女
なんだか体がズキズキして苦しい
潔
魔女
潔
潔
潔
魔女
ガチャ
潔
やっぱり、、、凛いた
なんだか怖くて目を 見れない
凛から少し離れた位置に 座ってため息をつく
潔
凛
潔
潔
凛
今更怖くなった
死ぬのがじゃない。
“罪悪感”
その言葉が一番しっくりくる。
凛
潔
大丈夫。俺が死んだら 凛は元に戻る。
大丈夫
大丈夫
凛
潔
凛の目を見た
凛
冷たくて、、、でも愛おしい
潔
潔
凛
凛の頬の色が変わるのが わかった
潔
凛
唇に触れた
このまま消えてしましそうな 君を強く抱きめながら。
潔
凛
潔
勢いでしてしまった
体のズキズキが消えていた
あの痛みを今は君が 抱えているのだろうか
潔
潔
凛
潔
凛
潔
潔
偽物の凛からしか 答えを聞けなかった
なぜか今になってその後悔が 押し寄せてくる
潔
潔
凛
凛
潔
嬉しいはずなのに、、、
満たされてるはずなのに
“どこか苦しい”
潔
凛
潔
凛
潔
凛
潔
潔
凛
潔
凛
呪いを抱える凛は 常に優しくて暴言なんか吐かない
潔
俺が笑顔になれる 回数も増えた
今思えばどうして
優しくなくて暴言ばっかの奴 なんか好きになったんだろう
潔
凛
潔
凛
凛
凛
潔
潔
凛
潔
甘くて柔らかい凛の言葉は 俺の胸を優しく包み込んでくれる
いつかの
「死ね」「どっかいけ」 「また来たのかよ」「うぜぇ」 「コロス」「触んな」「関わんな」
潔
あんなに、、、痛かった言葉
潔
潔
もう一度聴きたいと思ってしまう のだろう
凛
凛
潔
潔
凛
潔
潔
凛
潔
棚の奥にある缶を取り出した
凛の大好物だったお花クッキー
潔
凛
凛が来る時のためにずっと ストックしておいたもの
潔
凛
潔
何考えてんだ。
この凛は凛だろ?
凛
潔
そして凛と俺は向かい合わせに座った
潔
潔
凛
凛
潔
凛
潔
凛はいつも 無言でクッキーをただただ頬張る
そして、俺が持ってきたクッキーを 全て勝手にお土産にする
凛は決して美味しいとも好きだとも 言わなかった
言わなくてもわかる。 凛は確かにあのクッキーが好きだった
潔
潔
凛
潔
潔
凛
潔
覚えてないの?
凛
潔
やっぱり凛じゃない
凛
なんだ今更
それでもいいって 俺が言ったんだろ?
潔
凛
潔
あれから半年経った。
今では俺と凛は 同居している。
生活は基本楽しい。
でも夜になって凛の寝顔を見ると 思い出してしまう。
あの頃の凛を。
“会いたい” なんて言えない
言ってはいけない
それに、死ぬ時に 会えるだろう
魂の吸収が始まる時に 凛は元に戻る
魂の吸収とやらが どのくらいかかるのかは わからないけど
一言でも凛の言葉が 聞けるのなら。
コンコン
魔女
潔
魔女
魔女
潔
魔女
潔
潔
潔
魔女
魔女
潔
潔
魔女
潔
潔
魔女
魔女
潔
魔女
潔
潔
魔女
次会うときは 別れの時か。
魂の吸収まで 残された時間は
あと3日
潔
凛
凛とやりたいこと、 行きたい場所
全てやった
だからあとは家で 凛とくっついていたい
潔
正直死ぬのも怖いけど、、、
本当の凛と会うのも怖い
ずっと愛されてきたのに
死ぬ間際に拒絶されて 罵倒されるのが怖い
凛、、、俺が死んだら 喜ぶのかな?
いや、、、
きっとなにも 感じない。
潔
凛
潔
潔
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
凛
このまま、、、時が 止まればいいのに
思い出の場所
凛と出会って よく話した場所
今日は俺が死ぬ日
潔
凛
潔
潔
凛
凛
潔
潔
凛
呪いが溶ける
もし凛が目を覚まさないまま 死んだらどうしよう
潔
数分が経った
潔
体がボロボロと 結晶になって落ちていく
ゆっくりゆっくり、、、 じわじわと広がっていく
凛
凛
潔
呪いが溶けた凛の目は 冷たい目に戻っていた
凛
状況がわからないのか 凛の目は泳いでいる
潔
潔
凛
凛
潔
潔
潔
凛
凛
凛
凛
潔
潔
凛
凛
潔
嬉しかった
消えかけの手で 凛の頬をなでる
潔
凛
潔
凛
潔
潔
凛
凛
凛
凛が俺のことで泣いてる
今とても幸せだ
潔
潔
潔
凛
凛
すると凛は 俺の唇に優しくキスした
胸のズキズキがどんどん なくなっていった
潔
凛
消えた体がまた 元に戻っていく
潔
凛
凛
潔
潔
潔
状況がよくわからないが 呪いの進行は確かに止まった。
凛
凛
潔
呪縛では感じられなかった 愛に涙が溢れて止まらない
潔
凛
潔
凛の手をひいて あるところに向かって歩き出した
コンコン
潔
魔女
魔女
潔
潔
凛
魔女
潔
魔女
潔
魔女
凛
魔女
魔女
潔
凛
潔
凛
潔
潔
凛
潔
魔女
潔
潔
凛
潔
潔
潔
潔
潔
凛
凛
潔
魔女
魔女
潔
魔女
魔女
魔女
潔
凛
凛
潔
魔女
魔女
魔女
潔
魔女
凛
ガラガラガラ
魔女
魔女
潔
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
やっぱり凛は凛がいい。
お花クッキーを美味しそうに食べる 凛を見ながらそう思った
潔
凛
潔
凛
潔
凛
呪縛の代償は 大きかった
“本当の愛”
それが一番の代償 だったのかもしれない。