色気

桃赤

地雷の方は逃げてください 🙇🏻‍♀️

ご本人様とは一切関係ありません

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断言しよう.

今俺に最も必要なもの.

"色気"だ.

彼の部屋から聞こえる声.

絶賛個人放送中だ.

ゲームのキャラ選びに苦戦しているのだろう.

そりゃ俺だって綺麗なお姉さんみたいになりたいけど

気づけば相棒へ助けのコールをかけていた.

戸惑う彼は呆れたように俺に聞く.

俺の相棒は一体何を言っているんだろう.

十分って､どこが...!?

ニコッと不敵な笑みを浮かべながら俺の相棒は玄関を去っていった.

っでも､.

これを着たら桃ちゃんに､っ...

言われた通りシャツの第二ボタンまで開けて

一応ぎりぎり下は隠れてるけど､...

まあでも家で生活する分には不便なさそうだし､

桃side.

大切なリスナーと共に過ごす時間もあっという間に終わり

これから大切な彼女との大好きな時間だ

思わず笑みがこぼれそうなのを抑え､ リビングのドアを開ける

一体どういうことだろう

俺の彼女が.....､

やっばい性癖ぶっ刺さるな....

あくまでも平常心だ､平常心､..

きっと絶対世界一の笑顔でそう言われる

あぁ"､.んだよそれ..

赤side.

あれ､?あんまり元気ない...､

ついさっきまで放送を行っていた彼.

疲れてるのかな､...

桃ちゃんお酒好きだし､元気になるかも､...!!

ダメだ､.

全然笑ってくれない、

この格好のせい...､？､

ただ変わらず時間が流れる中､.

互いにかける言葉に詰まって､。

いつも通りのはずなのに時間が長くゆっくりに流れるのを感じて､.

ただ核心に繋いでしまう言葉を出来るだけ丁寧に紡ぐ.

自信の無さと不安に押しつぶされそうになる､.

きっと俺の目には涙が溢れそうなほど溜まっているだろう.

またひとたびの沈黙.

目の前の彼に目を合わせられない.

カチ.カチ.と無機質な針の音.

緊張と不安でじわじわと熱さを帯びる体.

彼はまだ黙ったままだった.

ああ､

もう寝よう.

明日の朝になったら､今日の事なんて忘れて､またいつも通り話そう.

もうこんな格好なんてしない､

やっぱり､俺に色気なんて無理だった.

そんなの､最初から..＿

間を入れずに否定され､思わず口を紡ぐ.

よかった､よかった､!

いつもの桃ちゃんだ､..!

いつの間にか桃ちゃんも笑顔になっていて､.

これ以上の幸せはない､...

今まではただのプロローグに過ぎなかったみたいです

最後まで読んでいただきありがとうございます♡🫶🏻

ちょっとだけR入っちゃいましたね🙏🏻

もし続き見たい方とかいたら書くかもです...🙌🏻

あと､私の初投稿の"嫉妬"続き読みたい方って居たりしますか？💧

一応2まで出てるんですけど､もしこちらもいたら書きます✍🏻♡

コメントよろしくお願いします🤍💭