こんな私でも……

瞼を開けると私は今リビングに 居ることに気づいた

私は昨日のことに気づき、 スマイルさんを探した

でも、スマイルさんは居ない

あるのはパソコンだけだ。

突然背後からの声に驚き つい変な声を出してしまった

目の前に並べられているのは おにぎりと卵焼き 卵焼きの甘い匂いがとても香ばしい

…え

そこまでパソコンの作業をしていたのかと思うと褒めたたえたくなる。

そんなこんなで話をしていると、 ガチャ、ドアノブが開く音がした

私は最後の一口のおにぎりを 詰め込み、飲み込んだ後、 キッチンへと走っていった。

頭の回転はや… そんなすぐ思いつくもん…？

私たちが着々と準備を進めていると 匂いを嗅ぎつけてきたかのように 2人がキッチンへやってきた

少し不満げそうにする 2人を見るとついクスっとなる

そう考えると最近はよく笑っているな

それも"あの人"のおかげなのかな

…いつか、この思いを

いや、この目じゃ到底無理だ

右が普通で左が青って、 キモイに超したことはない

誰でもいやだ、こんなやつ

割愛

いただきます

確かに美味しい… 味付けしっかりしてるし 目玉焼きもこんな美味しくなるのか 何入れてんだろ…

遂に聞かれた 1番聞かれたくないことが聞かれた ここで私は終わるんだ もうみんなとはさよなら …知ってた いつか聞かれるって 覚悟…してた

嘘

本当は覚悟なんかしてない 聞かれることにびくびくしてた

これは…言わなきゃいけないのか

ｶﾞﾀｯ

その時、誰かが私の髪をめくる