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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

仁乃はその身を川に投げ出して、姿は水に飲み込まれてすぐに見えなくなりました

2年前のナツ

仁乃ッ!!!!!

私は迷わず川に飛び込みました。

仁乃だけが助かればいい、私はどうなってもいいから

仁乃だけは4なせない、という思いで濁流の中、仁乃を追いかけました

私は激しい流れの中で時折岩や上流から流れてきた大きめの木にぶつかったりしました

痛みなんてどうでもよかったんです

ただ、流れの中で時たま濁流の中から姿を見せる仁乃だけを見据えて、私は必死に追いかけました

やがて私は仁乃に追いつきました

仁乃を後ろから抱え込み、陸地に戻ろうとしたんです

仁乃はぐったりとしていて、ぴくりとも動きませんでした

2年前のナツ

仁乃!仁乃!!

2年前のナツ

しっかりして!あんたは4んじゃいけない!!

2年前のナツ

幸せになるべきなんだよ!

私は必死に仁乃に話しかけました

でもいくら待っても反応は返ってきません

私は必死に陸地に戻ろうとするけれど、仁乃を追いかけてきたこと・木や岩にぶつかった衝撃・更には人1人抱えて泳いでいること

これが重なって、私の体力は奪われ、陸地との距離は開く一方でした

もう諦めようとした時、声がしたんです

????

これだ!!

????

これに捕まれ!!

そんな声がした直後、目の前に浮輪のような物が飛んできました

私はそれが流されてしまう前に、それに捕まりました

2年前のナツ

ゲホッ、ゲホ、!

水が体内に入り、呼吸はほぼ奪われていました

久しぶりの酸素を貪るように呼吸をしていたら、浮き輪の様なものにひもがついていたのかいつの間にか私たちは陸地にいました

2年前のナツ

仁乃っ、!

2年前のナツ

しっかりして!!

2年前の仁乃

……ぅっ、

仁乃の顔色は青白く、生気を失っていました

2年前のナツ

どっ、どうしよう……!!

とはいえ私も濁流の川を泳いだわけですから、疲労しきっておりすぐに意識を手放してもおかしくありませんでした

????

大丈夫だ、しっかりしろ

2年前のナツ

……あなたは、?

2年前のナツ

誰なんです、?

目の前には、私たちに救いの手を差し伸べてくれたお方が居ました

その人は、こう言いました

鳴海弦

僕の名前は鳴海弦

鳴海弦

君たちを救いに来た

続く

この愛は僕だけのもの。

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735

コメント

13

ユーザー

やばいぃぃぃふ、2人目の推しが、、もう、ついに言葉にならないぐらいになってきた、、、

ユーザー

続きが楽しみです

ユーザー

鳴海さぁぁん!?このイケメンがッ!!

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