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絶対ゴリ種2章【始動編】

第2話 - 【6話】信じてた先の裏切り者。

2025年09月23日

#ごりら

#謎

gori1223

前回。ゴリ族を探る謎の組織その上に立つのは【千秋と部下】権力は次々と拡大していくが、石川駿によって敗北し、立ち直り体制に入った。千秋の目的とは

雷斗

なるほど。情報は集まりましたね

石川駿

流石だよ部長さん

部長

まあねこれくらい普通だよ

石川駿

そういえば部長さんの名前ってなんなの？

雷斗

あれ？聞いてないんですか？

部長

私の名前教えてなかったな

部長

私は木島千尋だ

石川駿

木島さんって言うんだね

部長【木島】

あぁ、よろしくな

雷斗

部長1つ気になることが

部長【木島】

どうした

雷斗

その、千秋という男と太蔵の関係はあると思いますか？

部長【木島】

確かにな、考えていなかった

石川駿

でも、何か繋がりそうだね

部長【木島】

1番問題なのは翔太の今後狙われる可能性だ

石川駿

その件だが、既に相手はゴリ族が姿を変えて生活してることを疑ってました

部長【木島】

勘がいいな。

雷斗

少し警戒をしましょう。

刑務所

警察

おい、●●起きろ

●●

起きている

警察

明日釈放してやる。
お前のこれまでの償いはこちらで大きく認めてやる

警察

今日はゆっくり休んで明日に向けろ

●●

あぁ、了解した

石川駿

樹生、お父さんが会いに来たぞ

石川駿

お前の想いはあの日無駄にはしなかった

石川駿

しかし、今後も無駄にはしないと約束するよ

石川駿

だから見守っててくれ

【記憶の中】樹生:僕もかっこいい医者になりたいー！

石川駿

お前は医者よりもかっこいい

石川駿

今日も頑張るからな俺は

雷斗

ただいまー

ごりくん

おかえりー！

雷斗

今日も学校楽しかったか？

ごりくん

うん！楽しかったよ！

雷斗

それは良かった。

あのこと、言えるわけねぇよ。翔太に怖い思いさせたくない。

翌日

●●

本当に僕を釈放しちゃってもいいのかい

警察

今更なんだ。もうあれから10年以上経つ。お前の今後の償いも信じたい

●●

そうか。随分で信頼されるようになったのだな

警察

頑張れよ

●●

言われなくても。

ごりくん

けんじくーんこっちこっちー

けんじ

翔太くん足速いよぉ

ごりくん

走るのは得意なんだー！

けんじ

翔太くんはすごいや

先生

翔太〜雷斗さんが向かいに来たぞ

ごりくん

え？まだ昼休憩だよ？なんで

雷斗

いや、それは

石川駿

大丈夫。僕が説明するよ

ごりくん

あの時の

石川駿

翔太くん、少し付いてきて欲しいんだ

けんじ

翔太くんどうしたの？

雷斗

ごめんね。けんじくん。いつも翔太がお世話になってるね

雷斗

少し大事な用なんだ

ごりくん

わかった。急いで帰る支度するよ

雷斗

ありがとう。すまない

ごりくん

ここは雷斗の会社か。

部長【木島】

すまないね。僕はここの部長を勤めてる。社長からは使用許可を得てるから安心してくれ

石川駿

わざわざありがとうございます

部長【木島】

落ち着いて聞いてくれ翔太くん

部長【木島】

まず、君がゴリ族の生き残りだったことはご存知だね

ごりくん

はい。信じれない話ですが、雷斗から詳しく説明されてます

部長【木島】

君が背負っているそのゴリ族は本来人間から見て怪物で狙われる生き物なんだ

部長【木島】

まさに、今君を狙ってる組織がいる

ごりくん

え…？

雷斗

雷斗…黙っててすまない。

ごりくん

僕、死んじゃうの…？

石川駿

そうならない為に僕たちで保護させてくれ

部長【木島】

これしか手段がないんだ

ごりくん

わかりました。

雷斗

それともうひとつ。気になる点が

雷斗

翔太は前に紹介してくれた本があります

石川駿

ほう。

雷斗

【藤原と化け物】

雷斗

この本には過去に存在したある怪物のことを書かれてました。名前は書かれてませんが、きっとゴリ族のことでした

部長【木島】

藤原？

雷斗

ええ。1000年も昔この書を残した、藤原障子です

石川駿

藤原障子。聞いたことがあるぞ

石川駿

その時代の偉い方で、奴には周りを従わせるほどの権力があった

石川駿

もちろん沢山人も殺してきたはずだ

石川駿

それだけじゃない。

石川駿

藤原障子は怪物の闇を自ら開いてしまったと聞く。

石川駿

まずその怪物は自分たちを守るために姿を隠していたが存在すらも否定し、次々とその怪物は虐殺した

石川駿

それによって藤原障子は自ら開いてしまったその怪物に殺される運命となった

石川駿

藤原が残したものではないがそれが真実であり、残された記憶と歴史だ

雷斗

藤原障子はそんな内容を書いていなかった。

雷斗

ゴリ族の悪やその憎しみが書かれてたり、奴にとっての好都合なことばっかりだった

部長【木島】

ゴリ族は元々人間によって虐殺され、理不尽な生き方をしてきた

部長【木島】

当然な罰だ

ごりくん

僕はそのボスだったってこと、？

部長【木島】

かつてゴリ族には何人か特別的な奴がいた。

雷斗

なんですかそれは

部長【木島】

ゴリ族には寿命が存在しない者がいる

雷斗

ということは翔太は…

部長【木島】

そっち側だろうな

石川駿

その場合過去に藤原障子の絡んでたのも翔太が関連しているのか

ごりくん

僕とんでない過去を持っていたのか。

部長【木島】

とにかく警戒度をMAXにし、翔太を守れ

石川駿

了解しました

雷斗

翔太を部長に預けて俺は少し食料を買いに行くことになるなんてな

雷斗

外も暗いな

？？？

おい、聞いたかよ。急に敗北するなんてな。

？？？

だな。

ドン【肩がぶつかる】

？？？

あ、すいません。怪我は無いですか？

雷斗

あ、えぇ、大丈夫です

雷斗

あれ、なんか落としてますよ

紙が落ちていた。雷斗は気になり中身を見てしまう。【フォレストキング取扱説明書】

雷斗

！？

？？？

あ、やべ、返せ

雷斗

なんだよこれ。

雷斗

お前ら、フォレストキングを持っているのか

？？？

いえなんの事かさっぱり

雷斗

フォレストキングがまだ作られてるその目的はなんだ

？？？

はぁ、もう無理か。

？？？

連れていくぞ

？？？

あぁ。

催眠スプレーで眠らされる

とっくに日が変わり朝になっていた

雷斗

おいどこだここは

千秋

寝すぎだよ。少し僕の部下が強力な催眠スプレーをしちゃったみたいだね

雷斗

おい。お前。誰だ。

千秋

僕は千秋。君らは僕らの企みを知ってそうだね

雷斗

フォレストキング。お前らはなぜそれを持っている

千秋

それは僕たちが作っているからだよ

千秋

受け継いでるんだよ。あのお方を

雷斗

あのお方？

千秋

太蔵さんだよ

雷斗

、！？

千秋

僕は常にあの人の研究に付いていた

千秋

だから今もこうしてあの人を受け継ぐことが出来る

千秋

復讐計画を

雷斗

もうゴリ族は滅んだ

千秋

いや、まだだ

千秋

なぁ、神埼雷斗

雷斗

は、なんで俺を

千秋

フフフ。なんでかな

？？？

それは私だよ

雷斗

え…。

雷斗はガッカリした。絶望した

雷斗

は…え…。嘘。

雷斗

ぶ…部長…。

部長【木島】

そうだ私だ

雷斗

なんで。

部長【木島】

君のおかげで僕はの計画は成功だ

雷斗

え、？

雷斗

いつから…

部長【木島】

ゴリ族と君が出会ったあの日から。【絶滅ゴリ種1章】

雷斗

え…

部長【木島】

太蔵からフォレストキングを貰ってたのもこれが理由だし、ゴリを助けたのは、今後の為に残す価値があったからだよ

部長【木島】

私はね、ゴリ族さえ居なければ人類は生きやすい世の中にできると思ったんだ。

雷斗

騙してたのか…。

部長【木島】

石川くんを牢屋に入れて、翔太もこちらが貰った

部長【木島】

ただ、部下が目立つようなことをしちゃうから残念ながらこちらに来るのが早かったか

雷斗

アンタだけは信じていた

部長【木島】

僕は藤原の書正しいと思う。ゴリ族と人間の共存なんてできない

雷斗

それは、今までの翔太を見て言えるのか！

部長【木島】

さぁな、案外簡単にまた動き出したりして

雷斗

ふざけるな！なんで、

雷斗

俺はガッカリしたよ

部長

太蔵は本当によく頑張ってくれた

部長【木島】

でも俺たちはこの薬をゴリに使い最強の生き物を作り上げることを目的とした

部長【木島】

それは面白い実験になるからだ

部長【木島】

最強のゴリ族が更にゴリ族に血を含むとどうなると思う。

部長【木島】

凶暴化し、また昔に戻るだけだ

部長【木島】

でも、それでいい

部長【木島】

ゴリ族という生き物をこれからも実験台して使う。
それも全部ゴリ族を復活させ、フォレストキングを増やす。

雷斗

おい…そんなことをしたら本当に世界が狂うぞ…

千秋

それを我らは望んでいる

そうか。ガッカリだな

部長【木島】

誰だ

●●

そんな計画があったのだな

雷斗

お前は…

太蔵

覚悟は出来てるのかな

部長【木島】

は！？

千秋

お前…。太蔵、生きていたのか

太蔵

俺は体が丈夫なんだ

太蔵

簡単に死ねるかよ

太蔵

あの後アンタが俺の存在を警察に知らせ俺は生存を確認され回復と同時に牢屋に入れられた

部長【木島】

なんだと…。

太蔵

俺はアンタに裏切られたのだよな

太蔵

俺は外道な人間だ。

太蔵

でも、今確信した。

太蔵

間違っていたのは俺だ

雷斗

太蔵…

太蔵

人類がゴリ族を虐殺していたのに何故かゴリ族が悪になるその残酷さが今理解できた

太蔵

確かに親を殺された、

太蔵

でも、それは仕方なかったのだろう

太蔵

昔からそのようなことを人間にされてたのだから

太蔵

すまない。雷斗くん。あの時はすまなかった。

雷斗

…、、

部長【木島】

情けないやつだ

千秋

情けないボスだ。失望したよ

太蔵

私もだよ

太蔵

さぁお前らの間違った道をおわらせようじゃないか！

雷斗

部長、すいません。僕もあなたの敵となります

部長【木島】

上等だ。さぁ！

戦いの膜が開かれた。

翔太の行方はどうなるのか。

続く

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