冬弥
子供……って……
冬弥
嘘だろう?
彰人
嘘じゃねぇ
彰人
ってか、オレはお前に嘘なんてつかねぇ
彰人
(そうだよ冬弥。そもそもドラゴンがこんなに人を好きになるのは珍しい)
彰人
(だが、オレは冬弥を好きになった。いや、愛してるとまでは断言できる)
彰人
(あれは、3年前の事だった)
彰人
グルルル……キュゥゥ…
冬弥
ん?今何処かで生き物の声が聞こえたような……
彰人
!!!
彰人
グアッ…キュゥゥ…
冬弥
あっ、居た
冬弥
待ってくれ、逃げないでくれ……って
冬弥
酷い怪我だ…
彰人
グルルルル💢
冬弥
大丈夫だ
冬弥
怖いことはしない
冬弥
だから、少しじっとしていてはくれないだろうか……
彰人
グルルルル……ガブッ💢
冬弥
いっ………
冬弥
すまない……本当に何もしないから……
冬弥
♪~~♬~~
彰人
グルルルル……?
冬弥
よし、これで傷は治ったと思われる
冬弥
俺が治療魔法を使えて良かった
冬弥
神代さんに感謝しなければ
彰人
グルッ!!
冬弥
あっ待って…行かないで来れ……
冬弥
また、襲われるかも知れないだろう?
冬弥
だから、少しの間俺の家へ来てはくれないだろうか?
彰人
グルッ………
冬弥
ふふ、さっきよりは信用してくれたみたいで良かった
冬弥
では、行こう
彰人
(出会いは花畑だった)
彰人
(人間に襲われてなんとか逃げてきた体で動けずにいたら冬弥とあった)
彰人
(人間の言葉は分かっていたが、あの時のオレは人間を信用できるほどではなかった)
彰人
(だから、冬弥を噛んじまった。今も、その鎧に隠された右手に跡が残ってるだろう)
彰人
(ドラゴンの鱗は価値が高い。なのに売らずに家で保護してくれた冬弥。野生に戻らないといけないといって野性に返そうとした冬弥の後をずっと追ってしょうがないと面倒を見てくれた冬弥)
彰人
オレは、お前が信じらんねぇほど好きなんだよ
冬弥
彰人………
冬弥
気持ちは分かった
冬弥
だが、まだ怖くてな……
冬弥
少し時間をくれ
彰人
ん、分かった
彰人
大丈夫そうだったら言ってくれ
冬弥
嗚呼






