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#のあうり
蝶姫
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ゆあん
突然、教室の前のドアがガラガラと開いた。 聞き慣れた、だけど今は一番聞かれたくなかった、メンバーの声。
ゆあん
慌てて駆け寄ろうとするゆあんくんの足音が聞こえる。 るなは瞬時に、いつもの「ポジティブガール」の仮面を被ろうとした。涙を拭って、笑ってみせようとした。 だけど、声が、上手く作れない。
るな
涙をボロボロとこぼしたまま、るなは精一杯の、だけど今にも崩れそうな歪な笑顔を浮かべた。 いつもなら「何それ、変な顔!」と笑うはずのゆあんくんが、その顔を見てハッとしたように足を止める。パーカーのフードを少し直しながら、彼は気まずそうに、でもとても優しい目をしていた。
ゆあん
ゆあんくんは、るなの斜め前の席の椅子をガラガラと引き、背もたれを前にしてまたがった。 無理に理由を聞こうとせず、ただ視線を少し外しながら、るなが落ち着くのを待ってくれている。
るな
るなは袖でゴシゴシと涙を拭きながら、掠れた声で尋ねた。
ゆあん
ゆあんくんがポケットから取り出したのは、くしゃくしゃになった次の動画の企画ノートだった。
ゆあん
ノートを開いて見せられたページには、ゆあんくんの少し丸っこい字で、るなの活躍ポイントがびっしりと書き込まれていた
ゆあん
ぶっきらぼうだけど、そこに込められた100%の肯定と信頼。 ゆあんくんは、るなが自分の価値に悩んでいたことなんて知らないはずだ。なのに、一番欲しい言葉を、いつものノリのまま届けてくれた。 るなは呆然とした後、ブワッと新しい涙が溢れそうになるのを必死に堪えた
るな
ゆあん
ゆあんくんはニッと悪戯っぽく笑うと、拳を突き出してきた。 窓からの夕暮れの風が、今度は二人の間を優しく吹き抜けていく。 るなは涙の跡が残る顔のまま、今度は心の底からの笑顔を浮かべて、その拳に自分の拳をコツン、と合わせた。
るな
なの
なの
なの
なの
なの
なの
コメント
1件
うわあああああ第2話も尊すぎた😭💕💕💕 るなが泣いてるところにゆあんくんが来るの、タイミング良すぎて胸がぎゅってなったよ……「無理に理由を聞こうとしない」ってところがもう、ゆあんくんの優しさの極みすぎる!!しかもあの企画ノート、るなのために書き込んでくれたんだね…「るな天才だから!」ってセリフ好きって言われるの、めっちゃ嬉しいよね🥺✨ 最後の拳合わせで心からの笑顔戻ったシーン、エモすぎて何回でも読み返せる…!!次回ゆあんくん視点、早く見たいよおおお!!続き待ってる〜🌸