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塾講師の君と

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塾講師の君と

1 - 塾講師の君と

♥

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2023年07月14日

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どうも主です
最近パソコンで書いているので絵文字をほとんど使えていない

はい、大遅刻のないしょーの日です

ないしょーの日って13日なのか14日なのかどっちなんでしょうね…どっちも使えますよね

【注意】 BL nmmn 通報、パクリ、シェア、荒らし禁止 パクってません 似非関西弁 地雷さん回れ右

そして、そのあと~

は~…先生かっこいい~…

はい、初兎君、今日で何回目ですか

イム君眼鏡かけたらキャラ変えるのやめてくれへん?

えぇ~だってないこ先生の授業のときいつも初兎ちゃん先生に夢中なんだもん!僕暇!

今はないこ先生の授業。ないこ先生は僕の塾の先生で、彼氏。もう大好き。本当に大学生かなぁ…。かっこよすぎ

いや授業聞けや

初兎ちゃんもそうでしょ

人のこと言えてないじゃん

う゛っ…

ほらそこ~何話してるの~

気付けば、ないこ先生が目の前に立っていた。やばかっこいい。解像度が…。と思っていると

だって初兎ちゃんがずっと先生のこと見てて構ってくれないんだもん

ちょっ…!

そうイム君が言うと、ないこ先生はきょとんとした顔をしている。しかしそのあとすぐに持っている教科書で僕の頭を軽くたたいて

ちゃんと聞きなさい

は、はーい…

そのときのないこ先生の顔がどんな顔かなんて知る由もなかった

…///

はい、今日はここまで

はーい

初兎君は残ること。今日ぼーっとしてたから

はーい…

居残りおつ~僕先に帰ってるねえ~

くっそ…

先生…?

ん、来たね。問題児。だめでしょ?集中しないと

だって…

俺だって初兎ちゃんずっと見てたいのに

へぁっ!?///

するとないちゃんの香りに包まれる。優しく抱きつかれて心臓が破裂しそうなほどバクバクしている。僕だけじゃなくてないちゃんもだ

ないちゃっ…!?//

ごめん可愛すぎて気持ちが抑えられなかった

今日一緒に帰ってもいい?

…!うん!

ありがとう。じゃあ荷物持ってくるから待ってて

わかった!

そうしてないちゃんは教室を出て行った。まだ体にないちゃんの香りとともに温もりが残っている。幸せ。しかしその幸せはすぐに壊れる

塾長

ないこ先生退勤時間?

はい

塾長

じゃあ一緒に帰りましょう

あ、えっと…

塾長

そうだ、飲みに行かない?

いや今日は先約が…

塾長

あらじゃあそっちの御用事お断りしないとね

えっ…

塾長

誰との御用事なのかしら?私より大切な用事?

僕の塾長はないちゃんが好きなのかこういうことが多い。一緒に帰ろうと約束していても、この人のせいで約束破棄になることも多い。前回もそうだった

すみません、また今度…

ないちゃん!

えっ!?

か、帰ろ…!

そういって僕はないちゃんの手を引っ張って塾を後にした

しょ、初兎ちゃん…!

うるさい

ご、ごめん…

ないちゃん嫌い。僕より塾長のほうが大切だもんね

そんなこと…

じゃあなんで彼女いるって言ってくれないん?

わかってる。仕事のほうが大事。わかってるのに勝手にモヤモヤして、それをぶつけているだけだ。こんな子供っぽい自分なんて大嫌いだ

ごめん…

っ…‼謝るかとしか能がないん!?

あっ…

するとないちゃんは酷く傷ついた顔をした

ないちゃん傷つけちゃった

僕だって辛かったのに何傷ついてるん?

ないちゃんごめんって謝らんと…

僕だけが悪いん?

あぁ…頭の中がぐちゃぐちゃだ

…ちゃん

…うちゃん

初兎ちゃん!!

!?

するとふわりと香る君の香り。頭の上には何かが乗っている感覚。後頭部には手が当てられている。背中にも腕が回されている。そしてやっと抱き着かれていると気づいた

初兎ちゃんが正しい。だって本当に謝ることしか今はできないんだもん。言い訳も何も思いつかない。それにさ

言い訳なんて言ったら初兎ちゃんが傷つくこともわかってたから

だから謝ることしかできない。こんな情けない彼氏でごめん

そう言うとないちゃんは少しだけ強く抱きしめた。僕だって馬鹿じゃない。わかってる。仕方ないんだって。でも感情がついてこれない。だから僕はいつまでたっても子供だ

あ、のさ…今日俺の家来ない?

えっ…

もちろん手は出さない!けど…

もっと近くにいてほしい、もっと一緒にいたいって思っちゃって…

今日ほんとは誘おうと思ってたんだ…こんなことなっちゃったけど…子供っぽいのはわかってる。でも…感情が追い付かないんだ

その言葉に「僕も同じだ」と思った。それがなんだかうれしくて

僕も!

僕も…感情が追い付いてないんよ

仕方ないってわかってるのに…嫉妬して…ないちゃんにもひどいこと言った。ごめんなさい。僕あんなこと思ってない。傷つけてごめんなさい

謝んないで?初兎ちゃんは悪くないよ

ふふっ、俺たち似た者同士だね

!うん!

そうして手をつないで歩きだす。喧嘩しても似た者同士の僕らなら大丈夫。そんな明るい未来を考えながら指を絡めた

その後、ないこ先生は初兎ちゃんのことを「友達の弟」と塾の方に噓をついて塾でも抱き着いたり、初兎ちゃんに「ないちゃん」と呼ばせたりしてイチャイチャするようになったらしい

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