テラーノベル
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たくみ
目を覚ますと、宇宙を彷彿とさせる異空間が広がっていた
前方に目をやると、真っ白に光る球体が浮いていた
たくみ
そう思いながらも、意識せず手を光の方へと伸ばし、その輝く球体を
たくみ
ガサッ...
たくみ
次に気づいた時にはまた知らない場所 しかし、謎の空間ではなく、そこは廃墟の街のような場所だった
たくみ
辺りを見渡せば火を放たれたように黒く、今にも崩れそうな家が何件も建っていた
たくみ
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たくみ
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たくみ
人型をした皮膚の薄い化け物と目が会った瞬間後ろへ逃げ出す
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不器用ながらに言葉を発してくるソレは、自分の走る速度よりもより速く、先に走り出したとはいえ追いつかれそうになる
たくみ
たくみ
横に見える焦げた住宅に逃げ込もうとするが、中を見た瞬間急ブレーキを欠ける
考えたくもないが、多分元々人間だったであろう肉片や肉塊を集めている先程の化け物共が蔓延っていた
たくみ
その光景を見て思わず足を止め、いままで出したこともない声で絶句する
ザッ....
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たくみ
真後ろから声が聞こえ、振り返ろうとするが、身体が固まって動かない
たくみ
化け物が腕を振り上げたくみに向かって振り下ろす
カァァァァンッ
たくみ
唐突に背後から鳴り響く金属音のような音に驚いてバッと振り返ると
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たくみ
化け物の振り下ろした腕が空中に出現した六角形を組み合わせたバリアのようなものに防がれている
そのバリアは化け物の腕を受け止め、パチパチと金色の粒子を出してチカチカと点滅し出す
たくみ
たくみ
バリアが貼られている目線の下、化け物の膝目掛けて893キックをお見舞いすると化け物は低い声を荒らげ悲痛な叫びを上げた
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たくみ
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住宅街を走り抜け、前方に半身ほどの壁が現れる、どうやらそこから先は高さはあるが下に街が広がっているらしかった
躊躇うことなくその崖の方へと走り、バッとパルクールのような動きで飛び越えた、が.....
たくみ
飛び越えた瞬間、地面までの距離を推測するに、おおよそ15m
マンションで換算すれば約5階の高さに位置する
たくみ
周りを見渡してみるが、掴まれるような電柱もロープも何も無い
たくみ
コメント
4件
すげぇぇっぇええ
おぉ〜始まったねぇ