陽詩
なぁ…、嘘だよな、
陽詩
嘘って言ってくれよ、
陽詩
返事しろよ蓮……っ、
何でこうなってしまったんだろう
俺が何かしていたら、蓮は変わっていただろうか
某漫画では、タイムスリップして救いに行ったりするんだろうが、勿論そんなことが起こるはずもない
……
……
……
俺は…
これからどうすればいいんだろうか
これから話すのは、あの日から数日前の日常だ
陽詩
ん……、朝か…
陽詩
蓮から…?
蓮
おはよぉ、
蓮
陽詩起きてる?
陽詩
おはよ
陽詩
今起きた…
蓮
遅くね…?
蓮
学校間に合うんか?
陽詩
んー、行けるでしょ
陽詩
まぁ部活だけだし
蓮
ならいいけど
蓮
部活頑張れよ
陽詩
はーい
俺は蓮と一通り某チャットアプリで会話した後、お互い出かけるということで1回会話を終えた。
陽詩
(……今日も母さんは居ない…)
陽詩
ま、いっか
俺はてきとーに朝食を済ませ、部活へ向かった







