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愛してるのに 愛したいのに
この話は、ほんのり暖かい君と 冷たい私が もし出会わなかったらの話し 冷たい冷たい
雪の日の、お話し
私木葉は、今回語り手となり この物語を
お話しします。
木葉【このは】
空にふんわりと 冷たい何が私の頬を
木葉【このは】
ふと、そんなことを つぶやきながら 学校の窓から
外を眺める
もう、冬か
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
外を見ると 猫が凍えている
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
授業が終わり
私は、急いで 猫を探しに行った
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
呼びかけている 声にきずかず
そのまま 先へ行ってしまった
もし
もしだよ
この時
振り返っていたら
気づいていたら
傷つかずにすんだかも知れない
猫
木葉【このは】
木葉【このは】
猫
木葉【このは】
猫
✳上の画像は、ウェブで見つけた物です 使ってしまい申し訳ありません
猫
木葉【このは】
私は、チャイムがなる前に 猫を事務室にもって
業務員さんに、預け 事務室を後にした
私は、
この時
事務室を後にしなければ
まだ、ここに
残っていたら
温もりを感じていていたかもしれない
教室
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
雪、
木葉【このは】
先生
生徒たち
先生
生徒たち
先生、生徒たちの 話しは聞かず
外を眺めていた
授業が終わり 下校時刻
私は、事務室に向かう
もし
もし、
教室を後にしなければ
まだ
ゆっくりと生きて行けたかも知れない
まだ生きて行けたかも知れない
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
私は、言葉に耳を傾けず 猫の所に、向かった
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
私は、後ろを振り返ると
同じクラスの、 モテている?
雨空がいた
私は、別に モテ男子には
興味がない
だから、
木葉【このは】
冷たく睨んだ
雨空【あまぞら】
雨空【あまぞら】
雨空【あまぞら】
はぁ?
木葉【このは】
そう言って 追い払おうとしたら
雨空【あまぞら】
何ですか、この人 めんどくさい
はぁため息を、着いた私は
木葉【このは】
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
そう言って私は、 猫を抱いて
そこを後にした
雨空【あまぞら】
帰り道
木葉【このは】
猫
木葉【このは】
もし
もし、
今、気づいていたら
長生き出来たかな?
ドン! 気づいたら私は、
目の前に、突っ込んで来る
トラックに、跳ね飛ばされていた、
私は猫だけでもと
抱いて守った
私は、
病院で目が覚めた
木葉【このは】
猫
木葉【このは】
木葉【このは】
猫
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
なんでこいつがいるんだよ そう思っていた
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
猫
木葉【このは】
猫
雨空【あまぞら】
雨空【あまぞら】
雨空【あまぞら】
木葉【このは】
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
何だよその顔
雨空【あまぞら】
なんでお前が笑う?
行ってしまった
猫
木葉【このは】
木葉【このは】
木葉【このは】
この時
気付けばよかった
もう会えないことに
この夜 雨空は、自殺行為で
死んでしまった
そのことを、知らない私は
あの時、
胸が、心が ほんのり暖かい事に
気づかなかった
「ありがとう」
木葉【このは】
木葉【このは】
猫
木葉【このは】
この時、
猫の目には、
ひんやりとした
空間に、
ほんのりとした暖かい空間に、
不思議な温度の
涙を流した
それは、寒い、寒い 冷たい
冬に、
起きてしまった
悲しい空間
悲しい話し
10年後 私は、23歳になり
死んでしまった雨空の話しを
知った
私は、今も元気に生きている 猫に
雨雪と名付けた
雨は雨空のかたみ
雪は、あの日の名前
雨雪
木葉【このは】
木葉【このは】
もし、あいつに合わなければ
この物語は、 冷たい冷たい
冬に包まれて なくなっていたらろう
もし合わなければ
木葉【このは】
猫
木葉【このは】
雨空【あまぞら】
先生
生徒たち
木葉【このは】
猫だけが知って
人は知らない物語
ここまで視聴してくださった方 本当にありがとうございました。