そうして、次の日がやってきた
クロロ
皆、分かってると思うが。
クロロ
お宝を掻っ攫うのは、今日決行だ。
クロロ
準備はいいな?
そうして、皆が頷く。
クロロ
よし、行くぞ!
クロロ
…ふむ。
○○
(こ、ここが…!)
○○
高ぁ~!
クロロ
おい、静かにしろ。警備員に見つかるぞ。
○○
あっ、ごめん…
クロロ
よし、各自分かれろ。
クロロ
俺と行動を共にする奴らは俺に着いてこい。
○○
(えーっと、警備員の方だよね。)
ウボォー
おら、○○!行くぞ!
○○
うわぁっ!
そう言ってウボォーは私の髪をわしゃわしゃした。
○○
もーやめてよー。
ウボォー
ははっ、別にいーだろーが!
フェイタン
いいから早くいくヨ。
○○
はいはーい。
クロロ
…
クロロ
(ここがお宝が在る建物内か。)
クロロ
(意外と厳重な警備だったな。)
ピロロロロロロロロロ
クロロ
(電話…?)
クロロ
なんだ。
ノブナガ
『大変だ!団長!』
クロロ
ノブナガか、どうした。
ノブナガ
『○○が!敵の襲撃にやられた!』
クロロ
!
ノブナガ
『結構ひでー状態だぜ。傷口もかなり深い。』
クロロ
そっちの状況はどうなってる、危険なんだったら○○は俺達の方へ避難させろ。
クロロ
今俺もそっちへ向かってる。
ノブナガ
『分かった!』
クロロ
待たせた、○○は
ノブナガ
気を失っちまってる。
クロロ
マチに治療してもらう。後は任せろ。ノブナガ。
ノブナガ
あぁ、分かった。とりあえず警備員共は全員殺ったから大丈夫だ。
クロロ
あぁ。